SAMのLIFEキャンプブログ Doors , In & Out !:温泉ソムリエ
2023-05-01T16:41:15+09:00
sammag
人生は旅。旅は人生。日々は扉の向こうとこちら側。キャンプ・食・星・日常を綴る、アウトドアライター・キャンプブロガー・JACインストラクター/講師・温泉ソムリエマスター/温泉健康指導士・星のソムリエ® ・exite公式プラチナブロガー SAMの人生キャンプブログ
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【開発ウラばなし】入浴料「Mobileかりんの湯」 @おふろcafé かりんの湯
http://samcamp.exblog.jp/33237844/
2023-05-01T00:01:00+09:00
2023-05-01T16:41:15+09:00
2023-04-30T20:56:02+09:00
sammag
温泉ソムリエ
温泉ソムリエとしての一つの目標だったのが、
「入浴料(または入浴剤)」の開発(監修)でした。
※ちなみに、入浴剤(医学部外品)と入浴料(入浴用化粧品)はちょっと違います。
今回は「入浴料」を造ってみました。
それが「Mobile かりんの湯」です。
THE FARM内にある温浴施設「おふろcafé かりんの湯」には、
天然温泉「かりんの湯」があり、
その雰囲気をご家庭でも入浴料で味わってもらおうというものです。
おうちにもって帰れるかりんの湯=Mobileかりんの湯 と命名しています。
ゼロからの開発なのでそうそう簡単ではないわけで・・・
※かりんの湯そのものを再現したものではなく、特徴を入浴料としてアレンジしたものです。
GWに入る前日4月28日が「おふろcafé かりんの湯」としての1周年。
「Mobileかりんの湯」はその記念品として制作した数量限定の非売品です。
かりんの湯自体はそれ以前からあり多くに方に親しまれていました。
かりんの湯の特徴は何といってもとても濃い「ナトリウム・塩化物泉」だということ。
正式には「含鉄・よう素-ナトリウム-塩化物強塩冷鉱泉」
掲示している温泉分析書です。
入浴料にもこの成分の特徴にこだわりました。
もちろん完全な再現ではありませんが、
できる限りこの成分表に近い配合を工夫しています。
なので特徴の中心である「塩化ナトリウム」を中心にして
さまざまな成分をブレンドしました。
もう一つ工夫したのは「香り」。
「含鉄」とあるとおりかりんの湯はわずかですが鉄のにおいがします。
そこで、よくある華やかな香りはここでは排除し、
ストレートに「鉄」の香り一本で勝負しています。
とはいえ入浴料としての鉄の香りで、案外これがいい感じなんです。
サンプルで確認しながら最終で出来上がったパッケージの表面。
世の中の入浴料はイメージ写真やイラストが多いので、
むしろその逆、できるだけシンプルにしてみようと、
かりんの湯のロゴマークとその配色文字だけで統一してみました。
パッケージのベースカラーも複数の候補がありましたが、
一番シンプルな「白」に落ち着きました。
一番苦労したのは色の再現。
温泉自体も常に同じ色合いではなく、日によって変わったりします。
そのなかで多く見られる色はこの色。
茶褐色と萌黄色の中間的な。
一発目はちょっとオリーブに触れすぎた感があり、やっぱり再修正が必要。
香りはバッチリだったけど色はやっぱり難しい!
これが最終サンプル。
青いけど大丈夫なのか!?
実際のバスタブに入れて最終確認。
なんと、入れると全然違う色になってる!
おおおお。
これだー。これ、これ。
色鮮やかな入浴料が多い中、かなり特殊な色合いではあるものの、
今回はできるだけ「かりんの湯」源泉のイメージを大切にしたのでこれでOK。
あくまでも個人的な感想という前置きで、
色、香り、そして風呂上り感、かりんの湯の持ち味でできたと思います!
ちょっと他にはないユニークな感じです。
風呂上りにはこれでしょう!(笑)
風呂上がりの水分補給も大切ではありますが、
おうちでも温泉入浴でも、ぜひぜひ「お風呂に入る前」に水分を摂ってください。
お水でも、お茶でもいいですよ。コップ1杯以上。
血液をサラサラにして入ることで入浴効果を高めてくれます。
ちなみに「 かりんの湯」にはデトックスウォーターが用意されています。
「おふろcafé かりんの湯」は天然温泉はもちろん、男女で入れるサウナが大人気。
リラックススペースも充実していますので、1日ゆっくりできますよ。
1周年記念品の限定ということでおかげさまで当日あっとうまに配布完了。
この後再び造るかどうかはわかりませんが、
機会あったらさらに進化した「Mobileかりんの湯」 にしてみたいです。
温泉ソムリエ(マスター)としてとてもいい機会を得ることができました。
とてもありがたく思い、
ご協力いただいた各位にはこの場を借りて感謝申しあげます。
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【温泉ソムリエ日誌〈11〉】温泉つけ麺維新 熱海本店
http://samcamp.exblog.jp/32673662/
2023-01-13T00:01:00+09:00
2023-01-11T20:53:19+09:00
2022-12-24T16:24:43+09:00
sammag
温泉ソムリエ
温泉ソムリエマスターとしては、「温泉つけ麺」なるものをスルーできません!(笑)
いったいそれがどういうものなのかを探ってみました。
店はまさに温泉街である熱海にります。
その名も「温泉つけ麺維新 熱海本店」
私が熱海で必ずランチで寄る、駅前アタミックスビル。
目指すはB1F飲食街。
いつも混んでる「和風レストラン たしろ」は今日も諦めだなぁ。
ということで、今日はこちら!
気にしていたんです、ずっと。
富士の雪解け水で作る・・あれ、温泉じゃないの??(笑)
それにしてもいろいろあるなぁ、どれにしようかな。
とても迷うなぁ。
よし!今日は「海老鶏とん」にしてみよう。
麺は当然同料金の大盛り500g。
そうなんだ(笑)
おっと、これもうまそうじゃないですか。
そうですね。飲用としての良し悪しだってあるわけですから。
店内にはコの字カウンターのみ。
私は角っこに。
土鍋で熱せられ、すごいグラグラ!
熱盛りができたらもっと良かったのになぁ。
なるほどこのつけ汁、海老の風味はしっかりありながら、
決して濃厚すぎないでのがかえっていいかな。
鶏が熱い(笑)
この麺、小麦の味わいや、口触りとも秀逸。
500gといわず、もっといけそうなくらい。
どうも麺に温泉が練り込まれているらしく、どの温泉かというと網代の松風苑。
しかし数ある温泉から松風苑が選ばれているのはナゾ。
泉質は「アルカリ性単純温泉」で、なんとph9.5という熱海随一の強いアルカリ。
飲用も可能。
まぐろトロメンチ。
大きさは肉のメンチに比べるとちょっと小ぶりかな。
なかなかいいですね。
さっぱりしていてあまりマグロマグロしすぎておらず、
でも噛み締めれば旨み充分。
ソースとかいらないですね。このままがいい。
つけ麺のほうはこの「マジックビネガー」で味変してみましょう。
うーん、悪くはないけど・・それほど意味はないかも(笑)
最後は割スープで〆。
麺を少し残してラーメン 風に。
満足です。
とても美味しいと素直に感じながらも、
では温泉つけ麺ってなんだったのかとなると、あまり明確な答えがありません。
麺が美味しいのだからそれで正解ともいえるのですが。
そもそも温泉自体強塩化物泉の塩味以外無味といってもよく、
味として感じられないのは仕方がないのかもしれません。
これでこの階の飲食店巡りは「たしろ」を残すだけ。
多くの人たちはアーケードの飲食店へ行かれると思いますが、
このアネックスの地下街、かなり穴場ですよ。
温泉つけ麺維新 熱海本店
関連ランキング:つけ麺 | 熱海駅
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【温泉ソムリエ日誌〈10〉】平湯温泉「平湯プリンスホテル~3つの源泉、3つの貸切露天風呂」その②
http://samcamp.exblog.jp/32625083/
2022-12-23T00:01:00+09:00
2022-12-22T19:14:03+09:00
2022-12-13T14:56:05+09:00
sammag
温泉ソムリエ
岐阜県奥飛騨温泉郷の一つ平湯温泉にある「平湯プリンスホテル」
①の内湯、露天風呂に続いて、その②「3つの貸切露天風呂」編です。
このホテルの最大の魅力といってよく、
家族、複数人貸し切りとかではなく、空いていてさえすれば一人でも貸し切れます。
一つ一つはそれなりに大きいのでこれが貸し切れるというのはかなりな贅沢。
お風呂は3つ「宝の湯」「安房の湯」「温くとまりの湯」
特に申し出る必要がないので、
貸し切れるかどうかは先客がいるかいないかだけ。
本館から別館に移動しエレベータで1Fへ。
外に出れるドアを開けるとここ。
廊下をL字に曲がると・・
ここを上がれば各露天風呂。
左手に「宝の湯」「安房の湯」
右手に「温くとまりの湯」
では入ってみましょう。
後に出てくる二つに比べるとやや小さめ。
無色透明。
となるとここの源泉は「アカンダナの湯」かな?
だとすれば「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉」
最初気が付きませんでしたが奥の方がすごく浅くて、
ほぼ寝湯状態。
続いて残りの2つ。
まず「安房の湯」
大きいですね。
奥行きもあるからこれを一人で貸し切れた時には淋しいくらい(笑)
無色透明。クセやにおいも特にありません。
ここも源泉は不明です。
最後は「宝の湯」
ここも広い。
この時は紅葉も独り占め。
源泉を注ぎ込んでいるようでここは熱かった!
昼間は無色透明かなと思いきや、
夜になってよく見ると薄いブルーがかっており、
平湯温泉で一番見た色合いです。
ということはこの宝の湯だけまた源泉が違うのかも。
たしかにここだけが少し硫黄臭がありました。
別館の3つの貸し切り露天を楽しみ、
本館の露天、内湯の少しずつ違う源泉を楽しむであれば1日では足りないですね。
それぞれいいお風呂だと思うのですが、
いわゆる手入れには少し難点があるかなという部分も見受けました。
ホテルとしてもかなりクラシックなので、
部屋や食事も含めての評価が異なってくると思います。
それと、、、どの風呂がどの源泉か、
そのあたりはある程度明確にしてもらえるともっと楽しめるのにと少し残念。
成分表は確かに代表として貼りだされてはいるけれど、
できたら「風呂別」に成分表を掲げてくれるとありがたいです。
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【温泉ソムリエ日誌〈9〉】平湯温泉「平湯プリンスホテル~3つの源泉、3つの貸切露天風呂」その①
http://samcamp.exblog.jp/32625072/
2022-12-22T00:01:00+09:00
2022-12-22T19:09:46+09:00
2022-12-13T14:55:23+09:00
sammag
温泉ソムリエ
私の大好きな、湯量豊富な平湯温泉。
その一つ「平湯プリンスホテル」には3つの源泉、3つの貸切露天風呂があります。
この他、通常の内湯、露天風呂を入れると5つの風呂を有します。
このうち内湯、露天風呂をその①で、貸し切りの3つをその②で紹介しましょう。
時期的には紅葉がとてもいいときでした。
温泉街の中では比較的奥まったところにあります。
といっても徒歩の範囲。
お部屋はホテルといいつつ、クラシックな旅館タイプ。
1Fフロントの手前に浴場。
ひとつめの源泉は「湯上の湯」
この表記は温泉法改正前のもの。
まぁ当時をしのぶ記念みたいなものですね。
「含重曹食塩硫化水素泉」という言い方がクラシック。
一部隠れているのであくまでも予想として今の表記にあらためてみると、
源泉名 「湯上の湯」
泉質 含硫黄・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(低張性・高温泉)
(もしくは 硫黄泉 硫化水素型 という可能性も)
源泉の温度 96℃
pH 不明
溶存物質合計 1531?mg/kg(ガス性のもの除く)
という感じでしょうかね。
もう一つの源泉が「アカンダナの湯」。
源泉名 「アカンダナの湯」
泉質 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(低張性・中性・高温泉)
源泉の温度 62.5℃
pH 6.47
溶存物質合計 1105mg/kg(ガス性のもの除く)
さらにさらに、二つの源泉の混合も。
源泉名 「アカンダナの湯、湯上の湯と谷水との混合泉」
泉質 ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉(低張性・中性・高温泉)
源泉の温度 47.1℃
pH 6.6
溶存物質合計 1067mg/kg(ガス性のもの除く)
ただ、これらの3種がどこのどの風呂に使われているのかがよくわかりません。
そこがちょっとなぁ。
内湯。
源泉「湯上の湯」がどうもこの内湯かな、と。
本館に当初からあったとすればそうでしょう。
この黒いのは浴槽の中が黒いだけで実際にはほぼ無色透明。
すこし鉄分を感じるかな。なんとなくくらいのトロミもある感じ。
この時の温度は40℃か41℃で長風呂ができました。
浴槽が滑りやすいので注意。
露天風呂。
実際のところ確証はないんですけど
たぶん「アカンダナの湯、湯上の湯と谷水との混合泉」がこれではないかと
となれば、ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉。
たしかにちょっとしょっぱい感じもあるし、温まり方がなかなかぬけなかったし。
すこしだけ硫黄臭を感じますが、無色透明でそんなにクセもありません。
誰かが入っていれば別ですが、
誰もいないとところどころが熱いので、すこしうめてちょうどいい感じ。
これが谷水?と思ったけど実は温泉。
夜に入ったとき。
やはり熱かった(笑)
この続きの後半は3つもある貸切露天風呂です。
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【日記】温泉健康指導士・温泉ソムリエマスターになりました
http://samcamp.exblog.jp/32543448/
2022-11-28T00:01:05+09:00
2022-11-28T00:43:54+09:00
2022-11-27T17:39:22+09:00
sammag
温泉ソムリエ
昨日、二つの講習を受け「温泉健康指導士」の資格認定並びに、
すでに取得している温泉ソムリエのステップアップ「温泉ソムリエマスター」のライセンス認定を無事いただきました。
さまざまな資格取得はコロナ以降の目標としてきたので、気持ち的にも晴々しています。
昨日だったら1126=いい風呂の日だったんだけどなぁ(笑)
場所は蒲田の産業会館。
これには意味があり、東京の銭湯のメッカだからです。しかも天然温泉も多数。
実際奥さんの実家はこの辺りで、銭湯は今でもよく行くようです。
一緒に行われていたのが吟道。
そういうのがあるんだ。
お馴染みの分厚いテキスト。
温泉の全てが理解できます。
さすがマスター認定、タオルが増えてる(笑)
温泉健康指導士の認定証。
健康増進を目指す、正しい入浴方法に関してさまざまな知識を得ることができました。
単に楽しく入浴するだけではなく、高齢化の問題と向き合う一つのキーにもなっています。
そして温泉ソムリエステップアップライセンス認定。
必ずある温泉成分表を読み解けるようになると、温泉を3倍、いや10倍楽しむことがが出来ます。
単に自分が楽しめるだけではなく、多くの方にその楽しみを享受してもらえる機会を持てます。
星のソムリエの資格も同じですが、知識を広めるための存在ではなく、より楽しみを深化させるための資格ですから、まず活動しないと。
温泉ソムリエの遠間家元と。
講座内容はもちろん、家元の講義手法がめちゃくちゃ為になります。
さお、これを有効に活かして何をしようかな。
まずは来週のラジオ出演だ!
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【温泉ソムリエ日誌〈8〉】たっぷり3時間は居れる!JFA夢フィールド 幕張温泉 湯楽の里
http://samcamp.exblog.jp/32464335/
2022-11-17T00:01:00+09:00
2022-12-13T13:25:26+09:00
2022-11-05T14:05:24+09:00
sammag
温泉ソムリエ
地元中の地元の温泉。
カタチとしてはスーパー銭湯ではありますが、そんじょそこらとは違います。
なぜなら、JFA=つまり、日本サッカー協会施設内にあるからです。
またそのお湯がいいこと、それが濃いこと(笑)
施設名は「スポーツリラクゼーションスパ JFA夢フィールド 幕張温泉 湯楽の里」
JFA施設自体が広いので、温泉施設もかなりデカいです。
ちなみにJFA夢フィールドには名だたる選手、OBがその辺をウロウロしてます(笑)
温泉母体は「湯楽の里」
この計画を地元民として聞いたときには「本当な温泉でるの?」と、
ちょい疑問だったのは事実。
駅か!(笑)
まぁ施設が明るくきれいですよ。
だからいつも若い人が多い。
スーパー銭湯ではグルメ的要素は必須。
食事の充実も必須。
アミューズメント施設ですから。
温泉は2階。
天然温泉は露天。
内湯は人工炭酸泉、電気風呂、さらには人気のロウリュサウナ。
加温、加水、塩素、循環ろ過はこれだけの人が入るのだから仕方なし。
よく見ると上の湯は加水をしてないと読み取れますね。
源泉名 「幕張温泉 湯楽の里」
泉質 含よう素-ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性・中性・温泉)
源泉の温度 35.0℃
pH 7.48
溶存物質合計 32600mg/kg(ガス性のもの除く)
濃い(笑)
これは多少加水してもらわないと湯あたりしますよ。
よくぞこの市街地?でこんなにも濃い温泉が出たものです。
こんな強塩泉で施設がもつのかな?
千葉の海辺はご多分に漏れずナトリウム塩化物泉が多いですけど、
この源泉は特濃ですね。
めちゃ温まるはず。
実はこの温泉、温泉医科学研究所 所長である早坂 信哉東京都市大学教授が、
某所にて日本全国からの3つのオススメ温泉に入れられていたほど。
東京から近い、スーパー銭湯系ながらの良質な温泉として。
温泉専門家の太鼓判ということですね。
(千葉市観光協会HPより引用)
東京湾をこんなに広く、そして近く見渡せる風呂はないです。
この眺めはスペシャルですね。
下の湯は浴槽が2段なっていて、海側がほぼ立ち湯。
これいいアイデアですね。
全身浸かりながら、目線は開けてるし。
色は琥珀色。この色がなんか効きそうじゃないですか(笑)
もちろんしょっぱく、ヨード(よう素)らしい藻臭があります。
温度は高すぎない41℃くらいですかね。
あまりここに長く入らず、隣の寝湯スペースや内湯とよく休み休みがいいでしょう。
湯あたり防止のため入浴前にたっぷり水分補給!
(湯楽の里HPより引用)
内湯は人気の人工炭酸泉。炭酸泉らしくやや温度低め。
ここはちょっと長く浸かりたいですね。
そしてすごいのが湯上がりスペース。
その前に水分補給。
いろいろあります。千葉県のものじゃないけど(笑)
清算はみな電子リストバンドで。
会計は最後。スマートですね。
湯上がりスペースに戻り・・
なんと、個別ベッド。
カップル、シングルさまざま。
しかも海を眺望しながらのリラックス。
これがたまらないです。
ドリンクホルダーも、USBもある。
龍泉洞地サイダー、うまいな!
千葉県じゃないけど(笑)
見飽きるくらい見ている幕張の浜も、こうして見ると別世界。
このチェアもなかなか。
ナトリウム塩化物泉のおかげで湯冷めしにくいし、
このスペースでゆったりできるから、
この施設にはトータル3時間は少なくともいたくなりますね。
当然会員です(笑)
地元民にはかなりお得です。
スマートキー方式は今後の主流でしょう。
昼はもちろん、夜も食事込みでゆったりでき、
「湯楽の里」という名前通りです。
近くにあってよかったなぁ。
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【温泉ソムリエ日誌〈7〉】「平湯バスターミナルの足湯」 ~日本で二つしかない?
http://samcamp.exblog.jp/32403514/
2022-10-21T00:01:00+09:00
2022-10-20T15:24:52+09:00
2022-10-20T15:24:52+09:00
sammag
温泉ソムリエ
おそらく日本では二つしかないバスターミナルの足湯。
ひとつは草津温泉、そしてもう一つがこの「平湯温泉バスターミナル」。
とにかくいいアイデアですよね。
バスの長距離乗車の後だとどうしても血行が悪くなっているから、
足湯の効果でそれを和らげるからもってこい。
そして旅立ちの前に立ち寄れば、その地の「旅の仕上げ」になるし。
バスターミナルの前にある観光施設「アルプス街道 平湯」
この一角が足湯コーナー。
ちょっと目立たないから、ここに来ても見逃してしまうかも。
そうなんです。なんといっても毎分8000リットルの湧出量を誇る温泉。
贅沢にも源泉かけ流し(温度調整の加水はしています)
風景を観ながらゆっくり。
そしてテーブルがあるのがいい!
これは各足湯にも使えるアイデア。
源泉名 「バスターミナルの湯」
泉質 カルシウム・ナトリウム・マグネシウム・炭酸水素塩泉・硫酸塩泉
(中性・低張正・高温泉)
源泉の温度 56℃
溶存物質合計 ー
源泉かけ流し・温度調整の加水あり
平湯温泉は源泉が多数あるからか、
なんとこの足湯のためだけの源泉があるということです。
泉質はとなりの「ひらゆの森」とほぼほぼ一緒。
硫酸塩泉でもあるのでキズや皮膚病によさそうです。
無色透明。鉄味を少し感じます。
温度はおそらく38度くらい。足湯にちょうどいいですね。
出来たらおしゃべりをしながながら長めに入ると効能が上がると思います。
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【温泉ソムリエ日誌〈6〉】「房総一真っ黒??」旭市飯岡福祉センターの黒湯
http://samcamp.exblog.jp/32290564/
2022-09-27T00:01:00+09:00
2022-09-26T23:25:35+09:00
2022-09-17T11:56:35+09:00
sammag
温泉ソムリエ
真っ黒い!真っ黒すぎる!!
この濃さに勝てるのは松崎しげるさんくらいでしょう(笑)
知る人ぞ知る千葉県旭市「飯岡福祉センター」の天然温泉。
温泉施設でもないのにこんな特殊な黒湯「モール泉」に気軽に入れるとは・・
さすがローカルな自治体施設。
町の規模からしてバカでかい!
旭市の保険センターと併設。
その左側。
入ればいかにもな福祉センター。
職員さんがとても親切。
申し出ればすぐ案内してくれます。
市民は200円。市外300円。なんとありがたい!
「よかったらどうぞ」とパンフレット。
一番奥の奥がお風呂。
福祉センターだから風情はいらない(笑)
けれど健康増進のため温泉を気軽に解放するなんてなによりな施策じゃないですか!
公共施設らしくだいたい月曜日がお休みのよう。
脱衣所。キー式無料ロッカー。
さて、分析表をまず見ましょう。
市長が申請者。さすが。
これだと表記が足りないよなと思っていたら・・
ありました。
横にクリアファイルに入りかかっていました。
有無を言わさないナトリウムと炭酸水素塩泉の割合。
裏側。
メタけい酸も多いけど、なんといってもすごいのが「腐植質」の多さ。
腐ると書いてるけど、そういう感じではなく完全に分解した、
そんな感じで、植物の天然の栄養が詰まったありがたい温泉ですね。
これが黒湯(モール泉)のヒミツ。
▼ 参考:モール泉とは? ▼
源泉名 「飯岡温泉」
泉質 ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性・アルカリ性・冷鉱泉)
源泉の温度 13・6℃
pH 8.4
溶存物質合計 1910mg/kg(ガス性のもの除く)
く、黒い(笑)
お風呂自体はそんなには大きくはないですが、十分にゆったりはできます。
露天風呂はありません。
また、シャワーはあっても、シャンプー、リンスは無し。
ただし、懐かしい石鹸はあります。
どうですか!なかなかの黒さでしょ。
コーラにしか見えないです(笑)
あまりに黒いから手すりで降りないとどう降りていいかわかりません(笑)
慣れてないとマジで危ないです。
なにしろ5センチ先が見えないですから。
入ってすぐわかるトロッとした感じ。お肌がいきなりスベスベ。
湯面に映る窓ガラスでそのトロみが分かろうというもの。
熱さは42℃くらいかな。
私はこれだと長く浸かれないので、
半身、または足だけとを繰り返しながら浸かってゆっくり入りました。
なんだか醤油煮込みになった気分でしたが(笑)
色は濃いけどほぼ無味無臭です。
加温はされており、おそらく掛け流しではなく当然循環方式。
そりゃそうです、保険センター併設なんですから。
一番そこは気を使うはず。
いやー、東京の黒湯もすごいけど、房総の黒湯の濃さもなかなかすごいですね。
風呂上りポカポカ、肌はスベスベ。
これが300円とはなんとありがたい。
で、たっぷり汗を流して、どうしても今日はこれを飲まずにはいられない!!!
コーラ(笑)
こんなにコーラを美味しく感じたことは無いかも(笑)
住民のベテランさんといっしょにここでゆったりテレビなど観て。
いいなぁ、地域コミュニティ。
昔はさっぱりその良さを理解できなかったけど、
もうこの歳になるとなんだか少し分るようになってきました。
市民のための施設も、そして温泉というのも。
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【温泉ソムリエ日誌〈5〉】志賀高原「木戸池温泉ホテル」 ~加水せず温泉ブレンドで適温調整
http://samcamp.exblog.jp/32269087/
2022-09-19T00:01:00+09:00
2022-09-11T20:41:10+09:00
2022-09-11T20:41:10+09:00
sammag
温泉ソムリエ
志賀高原にある、昭和クラシックな温泉ホテルの一つ「木戸池温泉ホテル」。
近辺含め、まさに昭和のスキー全盛期に賑わった場所でしょう。
ホテル名にもなっている温泉はなかなかユニークな手法で、
加水も加温もない、純粋な天然温泉掛け流しが楽しめます。
外観からもかなりなクラシックさを感じます。
昭和のホテル、ですね。
目の前には名前の通り木戸池が。
標高が高い、高原らしい風景。
透明度も高くきれい。
鱒や山女ではなく、まさかの鯉がやたらいたのにはちょっとびっくり(笑)
全周に自然遊歩道があります。
館内も、ザ昭和。
昔ながらの温泉ホテル感ですねー。
温泉は地下1階です。ちょっと暗い感じが、、、
では、成分表。
溶存物質0.0989g
じつに微妙な感じで単純温泉になってしまいました(笑)
※単純温泉だからいけないとかではありません
もし0.1オーバーなら、
カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉てな感じですね。
昔でいうところの石膏泉にニアということでしょうか。
源泉名 「熊の湯平床の湯」
泉質 単純温泉(低張性・中性・高温泉)
源泉の温度 65.8℃
溶存物質合計 989g/kg(ガス性のもの除く)
加温、加水なし、源泉かけ流し
露天風呂はありませんが、内風呂はかなり広いですね。
無色透明、ほんの、ほんのわずかな硫黄臭。
トロみとかはなくサラッとしています。
やや温度は熱めかな。
ここに来る客層がベテラン世代だから、それを考えると熱めになるでしょうね。
単純温泉でクセがないから、できたら数回に分けた重ね湯をするのがいいですね。
なんといってもこの温泉の特徴は、
高温、低温の2種の温泉をブレンドし、適温を調整していること。
だから100%で掛け流し。
加水、加温、塩素、循環全て無し。
だから単純温泉といえども純度高くありがたみたくさん。
お部屋もなかなかクラシック。
食事もこれまたクラシック。
昭和の温泉ホテルは今微妙な立場かもしれません。
こういう昭和な雰囲気をあえて好む方もたくさんいらっしゃるし、
しかし新たな顧客層を開発していかなければならないし。
いい温泉があるからそこに集中投下していくのも一つの手段かもしれません。
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【温泉ソムリエ日誌〈4〉】天然温泉 飛鳥の湯 @スーパーホテルLohasJR奈良駅 ~奈良のお気に入り宿
http://samcamp.exblog.jp/32232031/
2022-09-09T00:01:00+09:00
2022-09-07T11:25:19+09:00
2022-09-06T15:28:37+09:00
sammag
温泉ソムリエ
ここ数年、ビジネスホテルには大きな革命があった気がしています。
それがお風呂(大浴場)、さらには天然温泉の常設。
ビジネスホテルなのだから部屋の差が本来なのですけど、
最近は部屋は使いやすく必要最小限なコンパクトで十分、
それよりも付帯価値が高いかどうかで選ばれるようになったと思われます。
その代表が「朝食」と「風呂」。
私も年間で数十泊するので、それをとても実感している一人です。
ビジネスホテルの風呂三巨塔は、
「ドーミーイン」「スーパーホテル」「ルートイン」
必ずしも温泉ではなくとも風呂設置率がとても高い3ホテルグループ。
特に最近のドーミーインのワルノリ(笑)ぶりはことに有名。
スーパーホテルは当初そんなにお風呂には興味はなかったように思えたのですが、
今はすごい数の天然温泉の設置数です。
この「スーパーホテルLohasJR奈良駅」は長いお気に入り。
その理由は「天然温泉 飛鳥の湯」。
どれだけこのお風呂で疲れを癒してもらったことか。。。
なんといっても魅力なのが駅ほぼ直結だということ。
電車も直結、バス、タクシーも直結、コンビニ、スーパーも直結。
飲食街(三条通り)も徒歩1分。
これだけ便利なホテルもそうそうないでしょう。
LOHAS系は全体が洗練されています。
部屋は相変わらずで(笑)
そっけないほどシンプル、そしてめちゃコンパクト。
部屋数を多くして回転を上げる。それはそれでよいでしょう。
ウェルカムドリンクサービス。
地酒、洋酒かなりの種類があり、時間も21時までと長い。
そして「飛鳥の湯」。
ミリモルが書かれていないのでちょっと読みづらいけど・・
源泉名 「飛鳥の湯」
泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
源泉の温度 33.4℃
溶存物質合計 2213 g/kg(ガス性のもの除く)
加水、加温、循環ろ過、塩素消毒あり
地下800メートルから採取
こちらのがどなたにもわかりやすいですね。
成分表は義務として掲げるとして、
何処もこういう解り易いトピックスボードを併用してほしいなぁ。
ロッカーを開けるとさらにソムリエ解説や注意書きが。
これはなかなかなアイデア。伝わり易い工夫です。
お仲間が(笑)
屋根もあり囲まれているのであくまでも露天風呂風ですが、
とても解放的で気持ちがよくて好きです。
入ってすぐに肌がトロンとなります。
塩化物泉の塩味は感じました。
ただ・・当然といえば当然ではありますが塩素臭はそれなりにあります。
それは回転数の高いシティホテルの宿命。温泉宿ではありませんから。
深さはやや浅め。温度は熱すぎずぬる過ぎずをキープ。
内湯。
露天風呂よりちょっと深め。
トロンと肌にまとわりつくのは露天と同じ。
入る時間のおススメは15時、つまり一番風呂か深夜。
そのあたりが一番濃さが保てそう。
なかなか参考になります(笑)
小さくも湯上り処があります。
このウォーターサーバーの水がすごい!
マジで美味くて、まず入る前に1杯、湯上りに2杯。
これをルーティンにしています。
温泉好きの方からしたらホテルの温泉にはあまり興味がないかもしれません。
加水だし加温だし循環だし塩素も入ってるし。
でも、観光、そして仕事の疲れを癒してくれたのは間違いなくこの温泉。
帰るホテルに「温泉」がある安心感。
この付帯価値が今多くの人に求められているのだと思います。
※本日9月9日は温泉の日
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【温泉ソムリエ的”足湯のススメ”】実は足湯にはこんなにいいことが!
http://samcamp.exblog.jp/32221617/
2022-09-04T00:00:00+09:00
2022-09-07T11:25:40+09:00
2022-09-02T23:01:07+09:00
sammag
温泉ソムリエ
いきなり私の見苦しい足ですみません(笑)
「足湯」ってとってもよくないですか。
ことあるごと、機会作れる限り私も足湯を利用します。
できたら足湯普及協会をいつか作りたいくらいです(笑)
そんな足湯の効果を温泉ソムリエ流に解説してみますね。
足湯の良さはたくさんあります。
ここに書いてある「気が上昇し」というのはまさにその一つで、
足湯が副交感神経を刺激するということに由来しているからでしょう。
熱い風呂にドボンは交感神経を刺激し気持ちもパキッとして元気になりますが、
副交感神経の刺激を上回り、リラックス効果は半減。
そこへいくと足湯はたいてい穏やかな温度だし、足しか浸かっていないから、
緩やかに身体が温まっていき、安らぎとリラックス感が高まってきます。
実はこれ、焚き火が持つ効果にもよく似ていると思ってます。
あのジワジワとくる安らぎ感。
足湯が温泉であれば、写真にある通り温泉成分をゆっくりと吸収できる特典も。
熱い温泉でのぼせてしまい、早く上がってしまうより吸収効果があるかも。
※温泉による効果は諸説あります。
なので、足湯はできるだけ長めにじっくり浸かれるといいですね。
お友達とのおしゃべりなんか最高。
読書もありだし、それこそスマホだっていいでしょう。
温泉のお風呂にはスマホ持っていけないですから(笑)
よくこんな話を聞きます。
「誰が入ったかわからないお湯に浸かるのはイヤだ」
なるほど気持ちはわかります。女性の意見なら特に。
お風呂と違い混浴だし、オヤジが足つけたのと一緒は勘弁(笑)てな感じでしょうか。
それはありますね。
ただ温泉のさまざまな有効成分のおかげで基本ただのお湯よりきれいです。
しかも足湯はたいてい掛け流しだから、常にフレッシュですし。
ま、気分の問題なのは仕方ないです。
いずれにしても足湯の価値はかなり低くみられています。
やはり、なんとなくありがたみが分かりづらいからでしょうか。
無料だし自由だというのもそれを助長しています。
ある意味ありがたみはハードルが高ければ高いほど感じるものですから。
提供側も温泉のお試しというか、無料サンプルみたいになってますしね。
なので本当は温泉に体ごと浸かるのと同じくらいの
ありがたみがあることを広く知っていただきたいですね。
気軽さは今のままをこれからも維持しながら、
もっとありがたみを世間に広められたらいいなと思います。
やっぱり足湯普及協会を作ろうかな(笑)
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【日記】飛騨牛の焼きしゃぶランチ&バスターミナルの足湯
http://samcamp.exblog.jp/32221591/
2022-09-03T00:01:00+09:00
2022-09-02T22:41:57+09:00
2022-09-02T22:41:57+09:00
sammag
温泉ソムリエ
飛騨牛の焼きしゃぶランチ1日20食限定。
しかも、¥1980 → ¥990 (笑)
これはいっとくしかないでしょう!
※末尾にて足湯をご紹介。
奥飛騨の、平湯バスターミナル。
ここら高山へも、上高地も行けます。
「アルプス街道 平湯」にある、カフェレストラン「アルプスホルン」
これですね。
あとはだいたいどこにでもありそうなメニューですかね。
特徴があるのは飛騨牛メンチカツくらいかな。
きました、飛騨牛の焼きしゃぶランチ。
おや?書いてある「べに塩」がないぞ?
ま、いいか(笑)
副菜は刺身こんにゃくとサラダ。
これかー。
肉の枚数はあんまりないな(笑)
自分で火をつけて。
まず野菜。
その間にサラダ。
これが案外シャキシャキで。
見た目はなかなかなグッド。
焼きます!
焼きしゃぶだからサラッとやくだけ。
食べます!(笑)
美味しいけれど、噛み締めた感を感じる前に消えていっちゃう。
いかんせん肉が小さい。
コストコの試食くらいだからなぁ(笑)
そうはいいながら、チビチビと(笑)
クレソンも温めてパクリ。
はい、ご馳走様でした。
やっぱりこの定食はどちらかといえば「お試し価格」なのかなー。
ガッツリとは程遠いので、そこは割り切って。
お土産はなかなかいいものあります。
それよりも何よりも、ここをスルーしないでほしい!
平湯バスターミナルの足湯。
これがとても良い泉質で、温度調整で多少は加水はされているものの、ほぼ源泉掛け流し。
カルシウム、ナトリウム、マグネシウムをバランスよく含み、この平湯温泉ではあまりない炭酸水素塩泉硫酸塩泉。
バスでの長旅をまず足湯で癒し、そのあと改めて平湯温泉を楽しまれるといいでしょう。
とてもいいスターターです。
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【温泉ソムリエ日誌〈3〉】平湯温泉(家上の湯)@ホテル ひらゆの森 ~ビジネス湯治によいかも
http://samcamp.exblog.jp/32194181/
2022-08-28T00:01:00+09:00
2022-09-07T11:24:37+09:00
2022-08-26T20:18:34+09:00
sammag
温泉ソムリエ
奥飛騨の名湯「平湯温泉」にある唯一の素泊まりビジネスホテル、
「ホテル ひらゆの森」
すぐ近くにある大規模温泉施設「ひらゆの森」の姉妹施設に当たります。
ぶっちゃけそういうコンセプトだからあまり温泉に期待はしませんでしたが、
ところが左にあらず。
露天でもない小さな内風呂なんですが、なんともこれがいい湯でして・・
温泉街のメインストリートにあり、バスターミナルから歩いて5分。
ビジネスホテルなんだけど外観は旅館風。
部屋も和洋折衷。
お風呂は1階のロビー奥。
温泉分析書。
源泉名 「家上の湯」
泉質 ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉
(低張性・中性・高温泉)
源泉の温度 49.5℃
溶存物質合計 1.334 g/kg(ガス性のもの除く)
「ナトリウム・カルシウム・マグネシウム」がほぼ均等。
おいしいとこどりの三色だんごみたい(笑)
この三つが並ぶ温泉ってあまりない?
斜めに設た木枠の浴槽。
そんなには広くはありません。
4〜5人までですかね。
やはりケロリンが(笑)
成分表には無色透明とありましたが、実際はやや薄緑の濁りがあります。
軽めの硫黄臭がありますかね。
温度は熱すぎず、私の好みの湯加減。
濃い温泉ではないけど、とても気持ちが整います。
お風呂自体が新しく全体が明るめ、鬱蒼としていないのがいいですね。
こじんまりしているからなのか、滞在中誰にも会わなかったからなのか、
すごーく「マイ温泉」感があり何度でも入っていたい、そんな気にさせてくれました。
実は滞在直前に火傷をしていたのですが、帰る時にはほぼ治っていたことにびっくり。
さらには困っていた皮膚病の改善が顕著でした(個人差あります)。
ビジネス湯治なんていうのにいいかも。
ちょっと離れた裏手にある源泉「家上の湯」。
湯があふれています。
成分表にもある通り源泉の保持者は「お宿 栄太郎」さん。
ホテルひらゆの森の目の前には温泉郷唯一のコンビニ(笑)つるや商店。
ここには平湯名物「はんたい玉子」があります。
ここも源泉。あれ?ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉とありつつ
単純温泉とはこれいかに??
黄身が固まり、白身がトロンの不思議温泉玉子。
詳しくはまた。
もう少し進むと共同の足湯が。
その名も「平湯温泉 足湯の湯」(笑)
こちらは濁ってますね。
この足湯には何回かお世話になりましたがとてもいい気分になりました。
温泉浸かって、温泉玉子食べて、また足湯に浸かる。しかも皆源泉が別。
これが100m以内でできるのが平湯温泉のいいところ。
色々な宿を巡ってみたくなります。
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【温泉ソムリエ日誌〈2〉】平湯民俗館「平湯の湯(源泉名:あぼうの湯)」@岐阜 ~秘湯感満載の無人温泉
http://samcamp.exblog.jp/32128107/
2022-08-09T00:01:00+09:00
2022-09-07T11:24:09+09:00
2022-08-05T20:49:07+09:00
sammag
温泉ソムリエ
秘湯というのは「人里離れた・・」場所にあるからの秘湯ではあるのですが、
温泉街にありながらその雰囲気満載の共同浴場もよくあります。
この平湯温泉民俗館共同浴場、通称「平湯の湯」(管理 ひらゆの森)はまさにそれ。
秘湯ではないけど「秘湯感」たっぷり。
温泉街からたった5分。
なんとも風情がある古民家が。
その一角。
素晴らしいロケーション。
不思議なくらい知られていないから、ある意味秘湯なのかも。
300円程度の寸志を。
こちらに事前投入。
男湯の脱衣場。
ロッカーもあり安心。
たまらない雰囲気です。
温泉はこうあって欲しいという典型じゃないですかね。
温泉は緑褐色の濁りで、
鉄分からか周囲が酸化したオレンジ色に染まっています。
火星の色そっくり(笑)
サンダーバード1号発射のひょうたんプールを思い出します(笑)
それは冗談として、実に旅情溢れた作りですね。
シャワーは当然ないので、かけ湯をしっかりしましょう。
源泉は本当に間近で、ほぼすぐ裏です。
朝靄がなんとも・・
体感では42℃くらいでしょうか。
熱すぎず、ぬるすぎず。
さて温泉成分表。
源泉名 「あぼうの湯」と山水の混合泉
泉質 単純温泉
(低張性・中性・高温泉)
源泉の温度 47.5℃
溶存物質 0.910 g/kg
ギリで単純泉だけど、もうほんのちょっとで
「ナトリウム・カルシウム塩化物炭酸水素塩泉」でした。
それだけなかなかバランスの取れた濃い温泉ということですね。
適応症は一般的なものですが、
成分の濃さから保湿効果のいい美人の湯系じゃないですか。
夜の雰囲気。
やたらに人がいるわけではないので、運良く貸し切り状態も。
日光に当たっていない時は浅葱色に見えます。
あまり湯あたりを感じないので、少しゆっくりめに浸かりたいですね。
自販機や水道(水飲み場)はないので、
事前にペットボトルなり保冷ポットなど持参しましょう。
また、トイレもないので気をつけてください。
夜の湯けむり、たまらないなー。
3日で3回入浴(笑)
単純温泉だから、数回に分けた重ね湯が良いでしょう。
温度調整は天然水で加水。
マジ火星だ(笑)
表通りの看板にある「大露天風呂」とは紹介した風呂ですが、
実はわかりやすい場所に足湯もあります。
こちらには濁りがあまりないですね。
足湯というよりモロ湯船みたい(笑)
源泉まで行ってみました。
どうもこの狭い範囲でいくつかの源泉があるようです。
さすが湧出量1日120万リットル。
女湯もさぞかし風情があるんだろうなぁ。
なかなかこういうロケーションの共同温泉はないんじゃないかなぁ。
すぐ奥には「お食事処 禄次」が。
リーズナブルな朝定食をいただくことができます。
朝風呂に浸かって、おいしい朝食をいただく。
これもまた贅沢ですね。
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【温泉ソムリエ日誌〈1〉】鴨川温泉「なぎさの湯」@亀の井ホテル ~鴨川観光思い出の”仕上げ”に
http://samcamp.exblog.jp/32059585/
2022-07-23T00:01:00+09:00
2022-07-22T14:32:27+09:00
2022-07-19T16:43:39+09:00
sammag
温泉ソムリエ
この先、立寄ることができた温泉については、
なるべく「温泉ソムリエ日誌」として記録をしていこうと思います。
今まではほとんど意識していなく、改めて記録しないともったいなと思いましたので。
(写真は少ないけど”ちょっと前”シリーズもやっていきます)
最初は試行錯誤するかもしれませんがお付き合いください。
出来るかぎりお役に立てる情報にしていきたいと思います。
まず記念すべき1回めは千葉県鴨川市。
温泉名は「鴨川温泉 なぎさの湯」です。
施設は「亀の井ホテル」。元々は「かんぽの宿鴨川」でした。
場所は鴨川シーワールドの真前。
実はこの日連休で、近辺の温泉ホテル・旅館が皆満室、
受け入れてもらえないところばかりでした。
おそらく駐車場が埋まっているからでしょう。
しかしこの亀の井ホテルは駐車場がかなりあるので受け入れ可能でした。
リニューアル直後で実にきれい。それにモダン。
平日は1000円、休日、連休、ハイシーズンは1500円。
これは仕方がないですね。
二つの大浴場があり、時間あるいは日替わりで男女入れ替えのようです。
7階からは眼前に鴨川の海が一望。
7階「天空の湯」です。
やはりリニューアルしたてでとてもきれい。
これなら老若男女抵抗はないでしょう。
古びた宿はそれはそれで風情があり、よしわるしではないです。
そして温泉に入る前は必ず水分補給を!
まず温泉をより楽しむために事前の成分チェックせねば。
反射して見えづらい(笑)
ということで見やすく縦に。
温泉名 鴨川温泉「なぎさの湯」
泉質 含硫黄ーナトリウム―塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉
(低張性・弱アルカリ性・冷鉱泉)
源泉の温度 15.1℃
さすが海の近く、ナトリウム塩化物泉の特徴が強めですね。
ただし、かけ流しではなく、加水、加熱、循環式採用、塩素使用。
「なぎさの湯」は源泉目名なので近隣のホテルもその名前です。
切り傷、皮膚病などによいことはもちろん、
弱アルカリ性泉として、角質除去などの美肌効果も期待したいです。
適応症
きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害など)、病後回復期、疲労回復、健康増進
(公式HPより引用)
なんといっても露天風呂からは目の前の海を一望できるのが素晴らしい。
しかも鴨川シーワールドも目の前なので、
ここでいっぱい遊んだ後だったらその思い出が
もうひとつの「成分」になるんじゃないでしょうか。
こちらの露天風呂の熱さは40℃くらいでしょうか。
そんなに熱くはなく、のぼせやすい私なんかには嬉しいです。
無色透明、泉質からけっこうしょっぱいかと思いきやほぼ無味無臭。
このあたりは加水や塩素添加の要因は大きいのでしょう。
難しい話ですよね、これは。
もし気になったり調べておきたい方は、
成分表をしっかり眺めてみてください。
(公式HP より引用)
こちらは内湯。
見た目露天風呂といっしょですけどガラス窓があります。
左には「寝湯」がありました。
(公式HP より引用)
露店の脇には白濁した「シルキー風呂」があり、
これは人工的な炭酸ガスのものです。
入ると体中細かい泡だらけ。
けっしてハードな温泉ではないので温泉好きさんは選ばないかもしれません。
けれど景色がバツグンなので子供連れさんなどファミリー層には喜ばれるはず。
なのでやはりこの温泉は「旅の思い出の仕上げ」がいいんじゃないかと思います。
私的にはとてもリラックスさせてもらえた温泉でした。
たまにあることなのですが、
閉塞感を感じてちょっと息苦しくなってしまう場所もあります。
ここはとても開放的で、半身浴、足だけ浸かったりをして
ちょっと長めにゆったりと入るといいかもしれません。
ただし、前述の通り1階と7階が入れ替わるのでそこは注意です。
事前確認しておくことがおススメです。
前述の通り「亀の井ホテル」は元「かんぽの宿」。
そのリブランドとして7月1日からスタートしています。
私も仕事で個人で「かんぽの宿」には大変お世話になりました。
どのかんぽの宿にもいい温泉がたくさんありました。
時の流れは必ずありホテルとしての変化はあるでしょう。
けれどそこのある温泉は不変です。
この先も変わらずご縁あるかぎり楽しませていただきたいと思います。
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