SAMのLIFEキャンプブログ Doors , In & Out !:週末の私的昭和歌謡コレクション
2023-04-08T06:00:48+09:00
sammag
人生は旅。旅は人生。日々は扉の向こうとこちら側。キャンプ・食・星・日常を綴る、アウトドアライター・キャンプブロガー・JACインストラクター/講師・温泉ソムリエマスター/温泉健康指導士・星のソムリエ® ・exite公式プラチナブロガー SAMの人生キャンプブログ
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【週末の私的昭和歌謡コレクション㉕】矢野顕子「春咲小紅」~坂本龍一、高橋幸宏、大村健司、今やバックバンドは天国に
http://samcamp.exblog.jp/33184509/
2023-04-08T06:00:00+09:00
2023-04-08T06:00:48+09:00
2023-04-05T22:26:40+09:00
sammag
週末の私的昭和歌謡コレクション
春が春っぽくなれる曲。
もしかしたらこの曲が一番かも。
矢野顕子「春咲小紅」1981年(昭和56年)2月発売。
そしてなんといってもこの曲のバックを務めていたのが、
故・坂本龍一、故・高橋幸宏、故・大村憲司。
そう、モロYMOのメンバー。
先の高橋幸宏さん、まさかこの春に坂本龍一さんが立て続けに天に召されてしまうなんて・・・
80年代に席巻したリズムワークですよね。
ポップで、キュートで、さらにはテクノ要素も。
なかでも高橋幸宏さんのドラミングが最高にポップ。
このリズム感はちょっと他の人には出せないですね。
そしてさすがYMOのアレンジ。
サビ前の「ダダダダッダダ、ダダダダッダダ」の部分がいかにもこの時代だし、
今では当たり前のサンプリングもこの時代ではあまりにも目新しかった。
そして歌詞が・・・
糸井重里の独特の言葉遊びが間違いなく80年代。
「オシャレ」っていう言葉が「お洒落」ではない独自の意味を持ち始めたのがまさにこの80年初頭。
「春咲小紅」にはその「オシャレ」感がまるごとつまっています。
このサウンド、この世界観が無かったらperfumeは生まれてこなかったかも。
坂本龍一さん、高橋幸宏さん、
そして輪が愛するギタリスト大村憲司さん、
皆天国に行かれました。
昭和では時代の旗手であり若手だと言われた人たちがもういない・・
本当に昭和というものが終わってしまいそう。
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【週末の私的昭和歌謡コレクション㉔】小林旭「赤いトラクター」~ゆとりもパワハラもない仕事一筋の時代
http://samcamp.exblog.jp/31286205/
2022-04-30T00:01:00+09:00
2022-04-20T13:21:36+09:00
2022-04-20T13:21:36+09:00
sammag
週末の私的昭和歌謡コレクション
小林旭「赤いトラクター」1979年(昭和54年)4月25日発売。
今から43年も前の4月25日リリースだったんですね。
もちろん当時知ったのはCMです。
昭和のCMで印象的なものはたくさんありますけど、これは強烈でしたよね。
何が強烈ってあの高い声。
小林旭の数多くある歌謡曲の中でも圧倒的な熱唱。
「それはおまえーだぜー」のところなんかすごいですよね。
脳天が突き抜けるくらい(笑)
こんな歌い方ができる人って他にいないですよね。
なんか格好いいドラムロールから入るんですね。
作曲は米山 正夫さん。
存じ上げなかったけど、あの「三百六十五歩のマーチ」もこの方だったんだ。
編曲が面白く、1番から2番の間奏はいきなり曲調が変わるメジャー進行。
2番から3番への間奏は曲全体の雰囲気のまま。
今さらこうやって聞くとめっちゃ真面目な歌で、
そしてなんとも男臭くって、
これは令和では絶対に出てこない「男の姿」。
「草は踏まれて強くなる」
「仕事こそは限りない 男のイノチ」
ゆとりもパワハラもない時代の熱血漢(笑)
とにかく仕事一筋が美しい時代。
私もその世代をかじってるので今をもって働き方が改革できていない(苦笑)
作詞は能勢 英男さん。
この方なんとそもそもヤンマーの社員で、
あのヤン坊マー坊天気予報の作詞者!
もう8年前にその歴史を閉じていたんですね。
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【週末の私的昭和歌謡コレクション㉓】西郷輝彦 「星娘」
http://samcamp.exblog.jp/31013295/
2022-02-26T00:01:00+09:00
2022-02-25T15:15:08+09:00
2022-02-24T21:20:04+09:00
sammag
週末の私的昭和歌謡コレクション
とても寂しいことですが「昭和の星」がまた逝ってしまいました。
西郷輝彦さん。先の2月20日にご逝去。
役者であり、「御三家」と言われた昭和の歌謡スター。
私の中でものすごく印象に残っているのが
「星娘」1965年(昭和40年)10月発売。
発売当時は2歳だったので当然知りません。
この曲を知ったのは意外な場所で、
川口の「歌謡スナック ハチのムサシ」でした。
あの「平田隆夫とセルスターズ」のボーカル菊谷英二さんのお店です。
残念ながら菊谷さんも2020年に天国に召されお店は現在ありません。
大学生の時、塾の先生をやっていて、その塾長に忘年会だったかで連れていかれ、
その十八番として歌われたのが「星娘」。
けっこうそれがショッキングで
「なんだ!この歌は!」とものすごくハートをつかまれました。
カラオケから好きになったのは後にも先にも
この「星娘」と「バスストップ」だけ。
なにがビックリしたって
出だしの「星娘イエイイエイ」
と「ウーウーウー」のファルセット。
これ、めちゃめちゃインパクトあるし、すごくキャッチー。
つい口ずさみたくなる、これが曲の力なんでしょうね。
作詞作曲は浜口庫之助先生。
さすが浜口先生。
それまでのムード歌謡路線からこれでポップスへ転身という狙いがバッチリ。
今のこの時代にこういうメロディが出てくるのはあり得ないとは思うのですが、
昭和のあの時代では間違いなく「最先端」。
メロディもサウンドも。
大袈裟に言ったら「Vaundy」みたいなもんです(マジ、大袈裟ですが・・笑)。
しかし西郷輝彦さんと言ったらまず代表曲となるのがあの
「星のフラメンコ」
この曲も衝撃的でした。
「好き~なんだけど~~」チャチャチャ。
考えてみたら印象振り付けの元祖かなぁ。
その後の夏木マリの「止めて~」とか、金井克子「パッパパヤッパパ」、
ヒデキの「YMCA」、ピンクレディー「UFO」につながる、
小さな小さな、でもインパクト大の振り付け。
こちらは晩年の姿ですけど、すごく渋くていいですねー。
最後の歌い上げとかカッコイイ。
おそらく日本人がこの曲で「フラメンコ」という言葉を初めて知ったに違いません。
それにしても西郷輝彦さんの曲は「星」関係だらけ。
星空のあいつ、幸せの一つ星、星と俺とできめたんだ、星娘、夕月の径、
星のフラメンコ、あの星と歩こう、兄妹の星、願い星叶い星、月のしずく、
星のフィアンセ、三日月のバロック、星のボサノバ、銀河のはてに、
星月夜、星の涙、オリオン急行。
こんなにあります。
まさに昭和のスター。
・・・今は、星になられました。
合掌。
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【週末の私的昭和歌謡コレクション㉒】山下達郎「クリスマスイブ」~実はお風呂の給湯器と一緒!(笑)
http://samcamp.exblog.jp/30888445/
2021-12-24T00:01:00+09:00
2021-12-18T12:14:47+09:00
2021-12-18T12:14:47+09:00
sammag
週末の私的昭和歌謡コレクション
日本を代表する風物詩ソング、
山下達郎「クリスマスイブ」 1983年(昭和53年 12月発売)
季節を物語る日本の曲としての最高峰であることは間違いないですよね。
これ、昭和だと認識していなく平成に入ってからの曲だと勘違いしており、
そういう意味でもこの私的コレクションにも入れていなかったわけですが、
よく調べてみたら昭和も昭和、しかも発売日が12月14日!
クリスマスイブ直前ではないですか。
この山下達郎の最大の代表曲は、
なんとそもそもそも竹内まりあへの提供曲だったというのが驚き。
しかも、竹内まりあのアルバムからこの曲が没ったので本人が唄ったというのも驚き。
さらに言えば曲先だったので、もし竹内まりあが唄っていたらあのクリスマスの歌詞は本来なかったという。
もしかしたら夏の曲だったかもしれません。※実際の詩はシュガーベイブ時代の曲を転用。
ただ、その頃山下達郎はキャンペーンソングで夏のイメージがつき過ぎているのが嫌で、
それを払しょくするために「MERODIES」を完成し、その中に冬の曲として加えたということです。
・・という本人の弁ではありますが、「MERODIES」には「高気圧ガール」も入っているんですけどね(笑)
この曲の特色はズバリ「カノン進行」。
この黄金のコード進行に乗せた素晴らしいメロディであることです。
【C】→【Em/B】→【Am】→【Em/G】→【F】→【C/E】→【Dm】→【G】
それにこの曲の間奏部分は「カノン」そのもの。
カノン進行は名曲の宝庫。
クリスマスイブを外しての最大の名曲は 赤い鳥「翼をください」
あのメロディはもう聖歌みたいなものじゃないですか。
そして、荒井由実の「ひこうき雲」
これも心打ちます。
KAN「愛は勝つ」 ZARD「負けないで」もそうで、
なにゆえ24時間テレビで何度もかかるかは詩はもちろん、このコード進行が心地よいからでしょうね。
最近のJ-POPでも名曲揃い。
Superfly「愛を込めて花束を」、森山直太郎「さくら」、あいみょん「マリーゴールド」、髭男の「Pretender」もそう。
そしてカノン進行の決定的な名曲は、
ビートルズ「レット・イット・ビー」
これらの曲を念頭に「カノン」を聴いてみると間違いなくなるほどと思うはずです。
でも、、、でも、、、、一番このカノンが身近なのは
お風呂の給湯器!(笑)
「チャンチャラチャラ・・・・お風呂が沸きました!」
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【週末の私的昭和歌謡コレクション㉑】ガロ「学生街の喫茶店」~すぎやまこういちさん追悼
http://samcamp.exblog.jp/30781261/
2021-10-30T00:01:00+09:00
2021-10-26T18:44:28+09:00
2021-10-26T18:43:04+09:00
sammag
週末の私的昭和歌謡コレクション
ガロ「学生外の喫茶店」1972年 昭和47年6月発売。
作曲家されたすぎやまこういちさんが先日他界されました。
90歳。なんといっても世間的にはドラクエの音楽で著名でした。
私はそういう印象があまりなく、むしろ作曲家としてすごくテレビで見た人、そういう印象です。
このもじゃもじゃ頭でサングラス。一度見たら忘れない。
いろんな音楽番組や、クイズ番組にでておられました。
しゃべりもすごく上手で半分タレントといってもいいくらい。
いっぽう作曲家としては「恋のフーガ」「花の首飾り」「亜麻色の髪の乙女」など大ヒットを連発。
筒美京平さんとらとともにヒットを生む職業作曲家だし、いかにもな曲がずらり。
ところがところが、、、、この「学生街の喫茶店」、それらの曲とは全く違うテイストだし、
しかもレコードB面の曲だからかもしれませんが、かなりテキトーに作った感じ。
しかし、そのシンプルさというか、売らんがなのあざとさが全くなかったのがよかったともいえそうです。
この重苦しいメロディはどう考えても当時のフォークシンガーソングライターが作りそうな曲。
ザ、ザ、ザ、ザというギターのストロークもそうだし、
すぎやまこういちが得意の明るく流れるようなメロディとは全然異なります。
しかし売れました。
もともとB面だったけど、吉田拓郎が「こっちのがいいじゃないか」と深夜放送で紹介したのがヒットしていった原因だともいわれています。
学生街の喫茶店というのは誰もが思い出を持つ場所。
その当時にして、いまでいう「共感」で広がったのかもしれません。
あのものがなしげな曲調も。
個人的には、すぎやまこういちといえば「帰ってきたウルトラマン」
ウルトラマン史上最高に美しいメロディじゃないでしょうか。
すごくわかりやすいメロディのなか、途中で微妙にリズムを変えたり、
そして最後の「ウルトラマーン」のところのハモリが特に美しい。
イントロのあの初代ウルトラマンをほうふつとさせるベースライン、
エンディングのドラミングも実に素晴らしい。
すぎやまこういちさんの最高傑作と言ってもいいんじゃないでしょうか。
そして・・・・「復活のイデオン」
正直これがすぎやまこういち作曲とは全然思っていなかったというか、
当然何回もOPを見ているのにどうして長く気が付かなかったんだろう。
数あるアニメの中で珠玉のテーマ曲の一つじゃないかと思われます。
まず、まさかのアルペジオスタート。こんなアニメの曲はないでしょう。
ところがそこからいきなりタイトがリズムになり、マイナーな曲調へ。
そしてサビはメジャーに戻り、最後はドラミングで〆る、実に味のある展開。
言い方わるいですけど明るい軍歌みたいな。
アニメ、映画のサントラもすばらしく、ここにドラクエのエッセンスがあったといっていいくらいです。
ご冥福をお祈りいたします。
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【週末の私的昭和歌謡コレクション⑳】 風 「22才の別れ」 ~大久保一久さんを偲んで
http://samcamp.exblog.jp/30686766/
2021-09-18T00:01:00+09:00
2021-09-17T21:50:30+09:00
2021-09-17T21:46:30+09:00
sammag
週末の私的昭和歌謡コレクション
もうあまりに昔になりすぎて「風」というグループ名は
今の若い世代には全く知らないと思います。かすかに聞いたことがあるのは、
この「22才の別れ」 昭和50年(1975年)2月発売
でしょうか。
私世代はど真ん中だったので、どれだけ唄ったり、ギター弾いたりしたかわかりません。
当然あのイントロや、サビ直前のハーモニクスも。
クラブのミニライブでもよくやりました。
フォークソングということになってますけど、どう考えても昭和歌謡ですよね。
だいたい日本の「フォークソング」というのは極めて異例なジャンルですからね。
ジャンルはともかくよくヒットしました。
ですが・・
取り上げておきながらなんですが、そんなには好きではないです(笑)
それよりも・・・風のメンバーである大久保一久さんが、
お亡くなりになられたことがさる15日に報道されました。
とても残念です。
「風」の残したアルバムでは、なんといっても4枚目「海風」が名盤です。
実に完成度が高く、フォーク感なんか無縁の、
今でも通じるジャパニーズポップス。
そして大久保一久さんの才能が開花した1枚といえます。
その代表曲が「トパーズ色の街」です。
なんとなく鈴木茂調で、ティンパンアレーのアルバムに入っていても違和感がないポップ感。
アルバムのトリをとる「防波堤」も実によかった。
とにかく全編、傑作ばかり。瀬尾一三の編曲も素晴らしかった。
これはもうロックというかファンク。めっちゃカッコいい。
このアコギのチョッパーをコピーしましたねー。
間奏の編曲もめちゃくちゃカッコイイ。
これも名曲。ギターも完コピしました。
この曲の
「冬の朝 目覚めた時の あと5分の幸せを 誰もが知っている」
この一節が実に素晴らしい。
大久保一久さんのご冥福をお祈りします。
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【週末の私的昭和歌謡コレクション⑲】大橋純子 「たそがれマイ・ラブ」~すべてがパーフェクトな1曲
http://samcamp.exblog.jp/30674773/
2021-09-11T00:01:00+09:00
2021-09-11T00:21:46+09:00
2021-09-10T20:11:49+09:00
sammag
週末の私的昭和歌謡コレクション
秋の気配を感じるようになりました。
私はすっかり「たそがれ」というのは秋の代表的に言葉とばっかり思っていました。
今回は
大橋純子 たそがれマイ・ラブ 1978年(昭和53年)8月発売
です。
昭和の歌唱における最高の1曲といって反対する人も少ないでしょう。
筒美京平、珠玉のメロディと、
大橋純子のとてつもない歌唱表現力。
こんな伸びやかなヴォーカルは他に類を見ないですよね。
不思議なことにオリコン最高2位で大ヒットとは言えません。
そんな瞬間的なことはどうでもよく、その後今に至っても褪せることが全くない名曲。
あまりにメロディと歌唱力に圧倒されちょっと歌詞をよく見ていませんでしたが・・
これでわかりました。
この「たそがれ」は夕暮れ時ではなく、いわゆる人生の黄昏時の方の意味で、
自分の恋が黄昏る=終焉を迎える、その刹那を謳っているんですね。
この阿久悠の歌詞が素晴らしすぎます。
なぜにそれに気が付かなかったのか・・
一字一句に全くの無駄も隙もない、極めて出色の抒情詩。
曲も完璧、詩も完璧、歌い手も完璧。
非の打ち所がないとはこのことですね。
そして編曲が素晴らしい。筒美京平自身によるもの。
「しびれた指~ 滑り落ちた~」の間に入るオケの返しのところなんか最高です。
そして間奏。
ここでのサックスが実に素晴らしい。
調べてみたらあの名プレイヤー「土岐英史」さんではないですか。
しかし、本当に残念なことに本年6月に逝去されてしまいました。
土岐英史さんといえば山岸潤史との「CHICKEN SHACK」ですが、
私的には故・松岡直也さんのバンドでの活躍をよく思い出します。
ここでも静かなる存在感を醸し出していますね。
この時のメンバー、
村上ポンタさん、和田アキラさん、
そして土岐英史さんが2021年点に旅立ってしまったなんて・・
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【週末の私的昭和歌謡コレクション⑱】「お座敷小唄」 VS 渋谷系 ~和田弘とマヒナスターズ
http://samcamp.exblog.jp/30635343/
2021-08-14T00:01:00+09:00
2021-08-12T21:48:42+09:00
2021-08-12T21:48:42+09:00
sammag
週末の私的昭和歌謡コレクション
とうとうこういう歌まで出てきました(笑)
そしてなぜか「渋谷系」の話までも。
が!勘の良い方は、なぜにまさかの昭和ムード歌謡と渋谷系が結びつくのかはご存じのはず。
それはともかく、週末の私的昭和歌謡コレクション⑱は、
とてもとても大好きな、
和田弘とマヒナスターズ 「お座敷小唄」 1964年(昭和39年)8月発売
です。
なんといったらいいか、チョーloveソングですよねこれは。
オトナの男と女の切ない物語にして、あの軽い曲調。
こんな音楽はそうそうないです。すごいです。
「とけてながれりゃみなおなじ」
これこそ万物の心理じゃないでしょうか(笑)
イエス・キリストも、ブッダも最終的にはこれが言いたかったはず(笑)
そしてそれがまたオトナの恋も表していて・・
作詞は不詳。一説では誰かの鼻歌であったとか。
上の動画はほんの一部なので、ぜひ全文もでご覧ください。
で、話は戻り「渋谷系」。
和田弘とマヒナスターズのリードボーカルは二人いて、
有名なのは「松平直樹」さん。
なんとも独特な昭和にありがちだったヘアースタイルの方でした。
で、もう一人が先の動画でリードを取った「三原さと志」さん。
このお方の息子さんがなんと、
あの、あの、渋谷系の祖でにして、別な不名誉なことで世界に有名になった、
「小山田圭吾」氏なのです。
つまり、昭和ムード歌謡の貴公子から渋谷系が生まれたのですからこれは驚きです。
小山田圭吾といえば「パーフリ」=フリッパーズギターですけど、私は昔から好きじゃなかったです(笑)
なのでそこはいったん無視して・・・
先日、どうしても、どうしても、曲とバンド名が思い出せない渋谷系がありました。
CDまで買ったのに(笑)
メロディはぐるぐる回っているのにどうにもこうにも曲とバンド名が・・
そしてなんか近しい物から検索を始めるもやはり引っかからない。
「フリッパーズギター 似てる」とか(笑)
あああ、イライラするー!!!!!!
3時間格闘してやっと思い出した歌詞の一部、それが
「スペクトル」「花束」
これでやっとひっかかりました!
「20th Century Flight」 Spiral Life
チョーかっこいい。
歌詞がとんでますよね。
ちょっと「ザナドゥ」っぽい幻想的なメロディと歌詞に、サビでバシッと入るホーンセクション。
これがカッコイイ。
このユーロビートとか細い声、ちょっと難解な歌詞はまさに渋谷系・・・と思ったら、
実はその分類には入らないと。うーん、そうなのかぁ。
それにしても前半の「お座敷小唄」とえらく違う(笑)
音楽ってすごいなぁ。。。。
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【週末の私的昭和歌謡コレクション⑰】西城秀樹「聖・少女」~夏のノリノリ
http://samcamp.exblog.jp/30629672/
2021-08-07T00:45:00+09:00
2021-08-07T19:11:38+09:00
2021-08-07T00:45:38+09:00
sammag
週末の私的昭和歌謡コレクション
週末の私的昭和歌謡コレクション その⑰は
実に夏らしい、西城秀樹「聖・少女」 1982年(昭和57年)6月発売です。
あれ?どんな曲だっけ?そう思う方も多いでしょう。
オリコン最高9位。大ヒットではないけれど、スマッシュヒット。
実は・・この曲以降ベスト10に入ったことがありません。
今思えば「アイドル西城秀樹」としては最後の曲で、
この後、「大人のボーカリスト」へ変貌していった、そんな感じがします。
作詞は前回の「君は天然色」に続き松本隆。
やはり”らしい”ですね。
「八月の波を水鏡にして
お前はルージュを海に投げるのさ」
このワード選びとセンテンス、どこをどうひっくり返しても自分には出てこないです(笑)
作曲は吉田拓郎。
この曲やキャンディーズの優しい悪魔などを聞くと、
吉田拓郎に「フォーク」の冠が付いていることが全然間違っているのがよくわかります。
めちゃめちゃポップス。
この曲の一番の聞かせどころは
「お前の気持ちが読み切れないよ」の最後に得意のFmが一節はいるところ。
こういうのが本当の拓郎節でしょう。
編曲は瀬尾一三。
編曲者として何千曲?何万曲?の中でもこれはベストテイクの一つと言っていいんじゃないでしょうか。
「セイエイエイエイ」のところのハンドクラップなんかいいですよねー。
気になったのはエレキギター。
フレーズといい、音といい、これは松原正樹さんじゃないのかと。
それこそ歌謡曲の参加は3万曲ですから、そうだとしても何の不思議ではないはず。
昭和57年の紅白の模様ですかね。
オリジナルよりずっとテンポが走っています。
それにしてもこの歌唱力はなんたることか。
バックの大物歌手たちがてらいなく笑顔でノリノリ。
無理矢理やらされている感がなく、いかにこの曲がフツーにノリがいいのかが分かろうというもの。
みんなに慕われていたんでしょうね、ヒデキは。
いまや生歌で「聖・少女」を聴くことはできないのがとても残念ですが、
夏になるたびに「セイエイエイエイ」が必ず頭に浮かぶこととも思います。
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【週末の私的昭和歌謡コレクション⑯】大瀧詠一「君は天然色」~夏の歌というのは思い込み
http://samcamp.exblog.jp/30622066/
2021-07-31T00:01:00+09:00
2021-07-30T16:42:58+09:00
2021-07-29T23:14:08+09:00
sammag
週末の私的昭和歌謡コレクション
夏のJ-POPというと、その代表の一つが
大瀧詠一「君は天然色」
であることを否定する人はいないでしょう。
しかしちゃんと聞いてみると、ほぼ夏に関係ないではありませんか(笑)
3番にやっと「渚を滑るディンギー」が唯一の夏っぽいところ。
でも3番ですからね。
ではなぜ夏のイメージとなったのか??
理由は二つ、
①「A LONG VACATION」のアルバムタイトルとそのトロピカルなイラスト
②あの独特なナイアガラサウンド
ということじゃないんですかね。
このジャケットを観たら絶対に夏しか想像できないです。
通称「ロンバケ」。
ところが今一度収録曲を見ても「さらばシベリア鉄道」「雨のウェンズデイ」など夏とは無縁の曲ばかり。
やはり目で見えるイメージというは極めて強いものなのですね。
実際、大瀧詠一さんの顔を思浮かべられる人はまずいないはずですし、
この顔が写らないジャケットこそ「顔」になったのでしょう。
ということで改めて「君は天然色」を聴いてみます。
このサウンド。
「ナイアガラサウンド」と言われ、
この特殊な名前は「大瀧」からきているのは明白。
このオシャレな音作りは確かに夏を連想し、
山下達郎の音作りでよく夏を感じるのも近しいところです。
本人は夏が大っ嫌いだそうですが(笑)
ではなにがナイアガラサウンドなのかと言えば、、
スタジオに大勢のミュージシャンが多重で同時演奏イッパツ録りするもの。
それはそれは錚々たるメンバーです。当時の超一流ばかり。
影響を受けたといわれるフィル、スペクターの「ウォール・オブ・サウンド」のあの厚みに、勝るとも劣らない華やかさです。
特にドラム、多分林立夫でしょうが、ダダダダダダダはすごく効いていますね。
元祖のフィル・スペクターもドラムが実に印象的で、なんだか体育館で叩いているかのよう。
おなじみロネッツの「Be My Baby 」の、ドン・ド・ドンの入り。
今さらこの曲を聴いてみると、「君は天然色」とかなり接近したリズムとサウンドだと実感します。
ところで松本隆による「君は天然色」の歌詞、
もうすっかり夏の詩と思い込んでその文脈を感じていたら、
全然そうではなく、松本隆の早世してしまった妹さんのことを書いたと知り驚きました。
よく見返せば、どこをどう見ても失った妹さんへの「もう一度君に会いたい」という切実な願いで、
それがもう傑出したワードだけで成り立ちっていることに気づきます。
そして、その切なさとは裏腹なくらいの踊るようなメロディが与えられ、
詩とメロディのコントラストが際立っていたことが名曲たる由縁でしょう。
おそらくこの先ずっとずっと夏の代表曲として輝くを失うことはないはずです。
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【週末の私的昭和歌謡コレクション⑮】稲垣潤一「ドラマティックレイン」~歌詞、曲、声のそろい踏み
http://samcamp.exblog.jp/30548828/
2021-06-12T00:01:00+09:00
2021-06-07T15:04:21+09:00
2021-06-07T15:04:21+09:00
sammag
週末の私的昭和歌謡コレクション
週末の私的昭和歌謡コレクション その⑮は
稲垣潤一「ドラマティックレイン」 昭和57年(1982年)10月発売です。
6月なので、雨の昭和の名曲を考えた時、
欧陽菲菲「雨の御堂筋」、三善英史「雨」、中西保志「最後の雨」、朝丘雪路「雨がやんだら」、
八神純子「みずいろの雨」、モップス「たどり着いたらいつも雨降り」と、
もうたくさん頭の中に浮かんでくるわけですが、
あまり難しい理由はなく、気分的に稲垣潤一を選んで強いました。
デビュー曲が「雨のリグレット」だったこともあります。
稲垣潤一の登場はけっこうセンセーションでした。
なぜドラムをたたきながら?なぜにあのハイトーンボイス?と。
いわゆる大ヒットではないけれど、私はこの曲すごく好きです。
特にサビの「Why oh Why」と「Years ago」のところがめちゃくちゃカッコよくて。
(Years ago ではなく、ずっと Yes I go だと思っていました)
作曲は尊敬する「湯川れい子」先生。タイトルも歌詞もさすがです。
そして作曲は元オフコースの「松尾一彦」。いいリズムとメロディ。
しかし、その後にまた雨の名曲が出てくるとは思わなかった!
歌詞、メロディ、声。
全てが優れすぎて、これで売れないわけがない。
なんですかこの完璧なメロディ。
筒美京平先生だから当然といえば当然として、
演歌でもないのにこのアダルトな曲調を誰が作れるでしょうか。
しかも、これ曲先なんですね。歌詞なしでこれが出来上がっていたとはもう驚愕。
そして作詞は言わずと知れた秋元康。
デビューではないけれど、初のヒット曲なのでまさに秋元康が「世に出た」曲。
ハッキリ言って秋元康の曲はほとんど嫌いなんですが(笑)、
この曲における歌詞はなんとなまめかしく、そして詩のリズム感と情緒、
どこにも破綻がなくて実に素晴らしい。
特に「車のライトがまるで危険な恋を誘う」とか
「このまま堕ちていくなら」などの言葉選びの艶やかさに、
非凡な才能があふれているのがよくわかります。
でも・・・
私が稲垣潤一で一番好きな曲は「ドラマティックレイン」ではなく、
です(笑)
名曲中の名曲。
筒美京平先生の最高傑作。
これはこれでまた。
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【週末の私的昭和歌謡コレクション⑭】金井克子 「他人の関係」~後世に残るあの振り付け
http://samcamp.exblog.jp/30525208/
2021-05-22T00:01:00+09:00
2021-05-21T23:16:03+09:00
2021-05-16T11:25:24+09:00
sammag
週末の私的昭和歌謡コレクション
週末の私的昭和歌謡コレクション その⑭は
金井克子 「他人の関係」 昭和48年(1973年)3月発売 です。
「パッパッパヤッパー」とあの独特の指差し確認風の振付けが実に印象的でした。
私的にはこの曲はかなり衝撃を受けました。
当時10歳の思春期だったので「わたしの彼は左きき」「個人授業」なんかが流行っていたなか、
あまりにオトナの曲、大人の女性歌手の登場はインパクトが強く、
ある意味初めて「夜の大人の女性」(笑)ってこうなんだぁなんて勝手にインプットされました。
金井克子さんはバレェダンサーで全然夜の人じゃなかったのですけどね(笑)
背が高く後ろを向くと大きく背中の開いたロングドレス。
確か「100万ドルの背中」とか言われていたような。
そしてあのキレのいい振り付けと無表情。
これは2000年ということで、27年後。
ビックリするほどスタイルを維持されています。
すっかり勘違いしていたのは「他人の関係」ではなく「他人の二人」という曲名だと思っていました。
それにしても歌詞がすごいですね。
ひとつ前⑬で取り上げた南沙織「17才」も作詞した有馬三恵子さん。
あの純粋なる「17才」と、魔性の女性のような歌詞「他人の関係」が同じ人の作品とは・・
作曲は昭和の大家 川口真先生。
「積み木の部屋」「絹の靴下」「嫁に来ないか」などが代表曲。
オトナの曲が多いですよね。
個人的にはジャンボ鶴田「ローリングドリーマー」の作曲者だったのにオドロキ。
この曲は聞くとどことなくラテンの香り。
「又もー」のところでシャープするのがすごくカッコイイ。
もしかしたら、一青窈のカバーで知った人がいるのでは?
昼ドラの主題歌でしたね。
こうやって聴き直すとまさにラテン。
和なのに実はどこか洋楽なカッコいいメロディ、深い大人の歌詞。
まさに昭和。
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【週末の私的昭和歌謡コレクション⑬】南沙織「17才」~究極のアイドル「シンシア」
http://samcamp.exblog.jp/30509101/
2021-05-08T00:01:00+09:00
2021-05-01T11:10:32+09:00
2021-05-01T11:09:58+09:00
sammag
週末の私的昭和歌謡コレクション
週末の私的昭和歌謡コレクション その⑬は
南沙織 「17才」 昭和46年(1971年)6月発売 です。
”元祖アイドル” 南沙織=シンシアのデビュー曲。
あまりに名曲だったゆえ、のちに森高千里など多数カバーされています。
アイドルの登竜門的曲といってもいいかもしれません。
それにしたって筒美京平さんですよ。
これぞ「歌謡曲」という美しく、それでいてポップ、
さらに言えばアイドルの可愛らしさ、清楚感を最大限引き出していますよね。
本当にすごい。
この曲の一番のフレーズは「好きなんだもの」
ここだけ急に全体が止まってまるで語り掛けてくるようになって、
これを聞くとマジで自分に言ってくれているような錯覚に陥り、
アイドルという疑似恋人感を見事に出しています。
この作曲能力、そしてこのフレーズの時のシンシアの表現力は傑作です。
曲全体は明るい曲だけど、切ない思いになるとややマイナーになったり、
どこにも「17才」なんていう歌詞もないのに、
「17才」の気持ちを最大限引き出すこのメロディライン。
繰り返しになってしまいますが、筒美京平という人は本当に天才です。
アイドル多数あれど、南沙織のような歌唱力抜群のエキゾチックビューティーはその後登場していません。
沖縄出身のスーパーアイドルは安室奈美恵といえるのでしょうけど、
こう言ってはなんですが美しさでは南沙織には及ばないかな。
のちに写真家篠山紀信と結婚をするわけですけど、
数多くの美女を写し続ける篠山紀信に結婚をしたいと思わせたのだから
その魅力のすごさがわかろうというもの。
さらに「シンシア」という呼ばれ方がよかった。
南沙織は芸名で、シンシアが本名にあるクリスチャンネーム。
「シンシア」といえば言わずと知れた吉田拓郎がそれを曲にしてヒットしています。
名義は、かまやつひろし&よしだたくろう
なんと本人を目の前にして歌うその映像があるんですね。
拓郎のデレデレぶりがすごい(笑)途中でペロッと舌を出したり。
そして当人シンシアのはにかみぶりが可愛いのなんのって。
聞き返してみると、日本では実に稀有なカントリー調。
17才もそうだけど、こういう曲ももう生まれないかもしれない。。。
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【週末の私的昭和歌謡コレクション⑫】サーカス「アメリカン・フィーリング」~叶正子さんは本当に美しかった(笑)
http://samcamp.exblog.jp/30500574/
2021-04-24T00:01:00+09:00
2021-04-25T16:16:49+09:00
2021-04-23T21:13:31+09:00
sammag
週末の私的昭和歌謡コレクション
週末の私的昭和歌謡コレクション その⑫は
サーカス アメリカンフィーリング
昭和50年(1975年)5月発売 です。
サーカスといえば代表曲が「ミスター・サマータイム」
でもあるのですごく迷いましたけど、あえて、今回はこちらを選びました。
発売日が5月25日。まさに5月の風が似合う爽やかなメロディなので。
サーカスも結成してもう40年以上。ずいぶんと昔の話になりました。
まずはオリジナルのこちらをまず聞いてください。
続いて、新旧メンバーが集合したリメイクバージョンも素晴らしいのでそちらも。
なんて、美しい曲なんでしょう。
作詞:竜真知子 作曲:小田裕一郎
竜真知子さんで思い出すのはキャンディーズの「ハートのエースが出てこない」
それと一風堂の「すみれSeptemberラブ」ですかね。
「あずさ2号」もそうだ。ちなみにこの記事のリリース中「あずさ」に乗ってます(笑)
このアメリカンフィーリングで最高の一節はなんといっても
「今、私は コバルトの風」でしょう。
これぞ作詞家でない限り出てこないフレーズじゃないでしょうか。
この曲の、このフレーズのために、これを先出ししていました(笑)
コバルトの風、つまりそれはこんな空を飛行機に乗っている、そういうことなんだろうと。
小田裕一郎さんも昭和歌謡には欠かせぬ人。
なんといっても代表は「青い珊瑚礁」でしょう。
聖子ちゃんのイメージを決定的にしたのはこの曲ですし。
このアメリカンフィーリングもどこか青い珊瑚礁に通ずる、
風とか海とか、情景が目に浮かぶメロディというか。
忘れちゃならないのが編曲が坂本龍一教授だということ。
曲の後半は完全にストリングアンサンブルで盛り上げています。
終わり方も秀逸。素晴らしい編曲です。
サーカスという素晴らしいグループではあるのですが・・・
私は不順にも歌が好き以上なことがありまして、
それはメインボーカルの叶正子さんに一目ぼれしたこと(笑)
あのころとにかく年上の女性に目がなくて(笑)、アイドルなんてどうでもよく、
以前取り上げた庄野真代さんや、この叶正子さんにくぎ付けでした。
↓当時の正子さん↓
ゲキ美しい(笑)私の好みのど真ん中。
今はさすがにお年を召しましたので、それはそれとして(苦笑)
サーカスの前は「ピーマン」という奇妙なアイドルグループにいたらしく、
キャンディーズがちょうど同期ぐらいだったようです。
その後紆余曲折があり、サーカス結成に至るまでにはなんと庄野真代さんの加入なんていう話もあったそうです。
最近はそういうことが知ることができて、それゆえに昭和を振り返るのが楽しいです。
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【週末の私的昭和歌謡コレクション⑪】シュガーベイブ 「 ダウンタウン」 ~この名曲はなんとキングトーンズのための曲だった
http://samcamp.exblog.jp/30487113/
2021-04-17T00:01:00+09:00
2021-04-25T16:17:24+09:00
2021-04-11T17:32:38+09:00
sammag
週末の私的昭和歌謡コレクション
週末の私的昭和歌謡コレクション その⑪は、
Sugar Babe 「 Down Town」1975年(昭和50年)
です。
いわゆる当時の大ヒット曲とは言えなくとも、名曲中の名曲。
そもそも「歌謡曲」というジャンルで取り上げること自体もどうなのかという、
日本のポップスの先駆的存在ですよね。
山下達郎と伊藤銀二の共作。
もういかにもな「福生」系的な音楽で、当時流行りのフォークソング系とはまるでちがう「サウンド」がそこにあります。
全くをもって今も色褪せません。
シュガーベイブは山下達郎、大貫妙子、村松邦男を中心に作られたバンド。
よく伊藤銀二が構成員になっているといわれていますけど、
山下達郎の言によればそれはちょっと違うようです。
そのあたり、本人が結成当時の秘話をここで話しています。
ところで、伊藤銀二を知らない?
あの「笑っていいとも」のテーマソング「ウキウキWATCHING」の作曲者ですよ。
以下、山下達郎本人の弁。
1974年にですね、キングトーンズを若い作家が曲を提供して、それをキャラメルママがバックでアルバムを作ろうという、そういう企画がありました。そのことについては、私、何度か語って参りました。その企画に賛同して伊藤銀次と私と書いた曲が「ダウンタウン」はじめ、3曲なんですけども。結果、その企画に賛同して曲書いたの、私と伊藤銀次と二人だったので(笑)このコンビだけで、結局企画が流れてしまいまして。もったいないんで「ダウンタウン」、自分のシュガーベイブの曲として発表することになったんですけども。
ええええ!!そうなの!!!!???
あの名曲「ダウンタウン」はキングトーンズのための曲だったなんて衝撃。
先週キングトーンズ「グッドナイトベイビー」を取り上げていたのも、この事実との絡みも正直ありました。
運命というものはなんとも不思議な糸が絡んでいるものです。
ところで、世代的にはこの「ダウンタウン」のがなじみがある方もいるでしょうね。
ひょうきん族世代。
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