RICHO R8

どうしたんでしょ、リコー。ここにきてムーブメントが完全にきてます！火を点けたのはGXシリーズ。あれはエポック。発想の転換というか「小さな高級機」の名声を欲しいままにしています。機能はもちろんスタイルも抜群で、軽佻浮薄が一般的に好まれる中でのチョー質実剛健路線。カメラが本来的に持つギアの雰囲気はライカにも通ずるものがありますよね。そしてそれを継承するのがR8。この頭文字が示す通り本来はカプリオシリーズで、このモデルからその冠が無くなり、むしろそれがマスキュリンな印象を強めます。このモデルで気になるのはなんといってもアスペクト比1：1と、7.1倍ズーム。しかも28mmの広角。そして精悍そのものの漆黒のボディ。うーんなんと魅力的なんでしょう！実は私は初代R1のオーナーです。素晴らしい描写力と、コンパクトとは思えない広角は魅力的なのですが、メカの柔さが如何ともしがたいものがあり…それでキャンプに持って行くのをやめました。もしそれが現在解消されているのであれば、KX2とコンビを組むのは絶対R8！気になる度No.1。
※この先「お気に入り」になるのではないか、というコト、モノへの関心を「▲気になるアンテナ」というカテゴリーにまとめることにしました。