その地下にバームクーヘンの専門店がある。その店の名前が「クラブ・ハリエ」という。その洗練された店舗からもどこかの外国から招聘したのかと思いきや、なんと和菓子の会社「たねや」のブランドだというから驚きだ。くるくる回る姿はあのローストチキンのような光景。
味はまず食感が通常のものと大きく異なり、とてもふわふわ。
さて肝心のそのお店のある新館だが・・・。
一体この新館は何を訴えたかったのだろう?160億円のお金がつぎ込まれたのだが、つぎ込まれたのはお金だけなのか?100年の老舗は一体100年間何のナレッジを溜め込んだのか・・。お帳場と呼ばれる顧客に支えられ、新しい顧客を開発することはしない。だったら新館でもそれが反映されたものとして徹底すればいいのに。
今をもってこの百貨店には「丁稚」とか「番頭」という言葉(精神)が存在する。これを否定する気はないが、せめて浮気をせずに貫いて欲しい。