
一昨日日曜日、あるイベントの仕事で横浜に行っていた。横浜のラーメンはそう多く食べる機会がないので、前々から気になっている店に寄ってみることにした。場所は横浜駅から5分、しかし向いがピンク映画館、並びが風俗店というすごいロケーション。店内はそれらとはミスマッチなモダンシルエット。JBLでグルーヴィなサウンドが流れ、店員は全員ベースボールキャップを斜めかぶり。これは雰囲気先行の期待をもてないパターンかとやや不安視するが、出てきたものは極めてまともであった。頼んだのは「塩鶏そば」と「メンマめし」。麺は極太で、塩の常道細麺とは真逆。ところがやや強めの塩味を巧く絡めてとても塩梅がいい。具材も鶏チャーシューに小松菜とこちらもいいバランス。サイドのメンマめし美味しいメンマはもちろん酸味を利かせたネギと合わさり、ラーメンと一緒に食べるにはなかなか相応しい。この手の店の懸念される「こだわりすぎの」「美味しすぎ」がなく、サラッと流した感じには好感が持てた。だからかもしれないが、日曜のお昼どきもあって家族連れが結構来店。ラーメン通相手になっていないのにも好感。そういえば入り口になぜかワタアメマシーンが設置されている(笑)