コーヒーは世界中の日常にあるもの。
それは映画やドラマにおいてもそう。
というわけで非常に印象的なコーヒーシーンをいくつかピックアップしてみます。
コーヒーがテーマになっているとかではなく、
コーヒーが重要な演出になっているシーンを集めてみました。
最初は映画ではありませんが、刑事ドラマの金字塔「刑事 コロンボ」です。
シーンとかそういうレベルではなく、全編通じて多数コーヒーが出てきます。
フランク・コロンボ(これ、コロンボの本名)は無類のコーヒー好き。
いや、コーヒーがないとあの名推理が成り立たないほど。
リチャード・ニモイ出演の「溶ける糸」では、朝早く起こされ現場に急行した際、
「ねぇ、コーヒーない?」を周囲の連発。結局オレンジジュースしかなく、
「コーヒーさえあればなぁ!!」と挙句の果てにはめちゃいらだつほど。
コーヒーがないとすっきりしないというシーンはこれ以外たくさんあります。
「もうひとつの鍵」では、あのレスリーニールセンとバーで話すシーンで、
「昼間っから酒か?」に対し「いいや、コーヒーですよ、勤務中ですから」と返し、
その後いきなり婚約者を犯人だとズバリ打ち明けると
「おい、正気か?それほんとにコーヒーなんだろうな?」と言われるほど。
たしかこの話だったかな、砂糖3つ入れるシーンがあったような。
いつもブラックではなく、入れるとなったらしかも3つとは。
※画像はそれより前に車でハンバーガーとコーヒーを飲んでるシーン。
ジョニー・キャッシュ出演「白鳥の歌」では、
演出の小道具として睡眠薬入りの魔法瓶のコーヒーが使われました。
これに目を付けたコロンボが結局ナゾを紐解いていくという重要なもの。
ついでに言うと、犯人宅でコーヒーを出され、めずらしく「けっこう」と拒否。
「おい、何も出さないで俺に恥をかかす気かい」といわれ、結局コーヒーをもらいます。
コーヒーで殺人を犯した犯人が、コロンボにコーヒーを勧めるこの矛盾演出の粋。
「ハッサン・ハラーの逆襲」では、壊れたコーヒー自販機に、
普段あり得ないくらいの怒りをぶつけるシーンなんていうのもありました(笑)
そういえば「指輪の爪あと」で、
奥さんを失った失意の名優レイ・ミランドにそっとコーヒーを渡し、
数秒間経った後「コロンボ君、コーヒーどうもありがとう」と返すシーンは
全編通しての二人の名演技と言ってもいいでしょう。
「祝砲の晩夏」では大佐の朝食にポットのコーヒーが出てきて、
それで終わりかと思ったらその後ひと悶着があったし、
コロンボがいるいないに限らずどこかでコーヒーのシーンがよく出てきます。
「自爆の紐」では犯人が腕をコーヒーでやけどをするなんていうシーンもありました。
これも事件解決の大きなヒントとなっています。
しかも、犯人はコロンボに「コーヒーはカラダにわるい」みたいなこと言うし。
コロンボにおけるコーヒーは、葉巻、レインコート、メモ帳とともに重要な小道具。