「夜明け待ちのコーヒー」を経験したことがあるだろうか。
それは、キャンパー、キャンプのベテランでもなかなか知らない世界。
特に冬の朝。
寒さが沁みる、まだ暗い、日の出前の薄明のころ。
そこに、熱い一杯のコーヒーがドラマを生んでくれる。
夜明け前の5時半。
西にはまだ十六夜が残る時間。
月明りに照らされたテントからそっと抜け出す。

気温1℃。
小さなランタンに火をともし、
薪に火を点け、おもむろにドリッパーを用意する。
寒い。
焚火のありがたさを実感しながら夜明けを待つ。
薄明がやってくる。
この瞬間がお湯を沸かすタイミング。

東の空にグラデーションが出来た。
ここでコーヒーを淹れる。
豆がどうとか、淹れ方がどうとかは重要じゃない。
ドリッパーじゃなくたって、いやインスタントでも全然いい。
ただ、お湯は熱いほうがいい。
抽出適温90℃前後とかこの際無視。熱いのがいい。
この冷えをしのぐ、熱い一杯、それがいい。

間に合った。
朝日が昇る前、つまり夜明けを待ち、
この空気感、この光景の中で熱いコーヒーを飲む。
口に含む瞬間、のどを通る瞬間、至高の味わいになる。
そして、熱くて苦い一杯が、全身にいきわたる。
名もなきコーヒーが、
森、ソラ、寒さと、今 ”ブレンド" の名品になった。

どんな味で飲むかもいいけど、どんな場面で飲むか。
キャンプでコーヒーを美味しく飲みたいのであれば、
普段のコーヒーでは体験できない、「非日常」の瞬間を選べばいい。
コーヒーの味以上に、「熱い一杯」のありがたみがきっとわかると思う。
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