町中華紀行

【町中華紀行〈230〉】太新楼@天台 ~町中華密集地帯で生き残る

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町中華密集地、千葉県天台にある「中華料理 太新楼」に行ってきました。

周囲には名店たる「進来軒」、さらには「大井楼」があり、

それぞれが100mも離れていないという過密地帯

決して賑わっている場所でもないのに。

非常に不思議というか謎です。

前出2件はすでに行っているので、まだ未訪問はこの太新楼だけ。

その機会がやっとやってきました。

ワンタンメン、そして半チャーハンをいただきました。




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看板にショッピングセンターとあるし、

すぐそばには肉屋さん、お蕎麦屋さんがあるなど、

そのその昔は賑やかなところだったのかもしれません。

この店は、今でも出前なんかで支えられているのでしょう。




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進来軒は向かい10mあるかないか。

この併設のようなことはまさに謎。


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典型的な町中華です。

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メニューがなかなか豊富で、さらにはとんかつなんかもあります。


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この漢字使いから、発祥は本格中華かもしれませんね、

横浜の太新楼さながら「楼」で終わる中華はそういう可能性が高いです。


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お、手ごろなセットがある。

わがまま言って「ワンタンメンをセットにできますか」と尋ねると、

快くOKしてもらいました。

なんとその差は50円。

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歴史を感じます。

私のほかにご近所の男性がつまみとビールで一杯やられていました。

これも町中華の風景。

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ワンタンメンと半チャーハンのセット


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望んでいた通りの町中華そば」タイプのワンタンメン


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ワンタンたっぷり。

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チャーハンもいい香りが。


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・・・ラーメンだ、ラーメン。

支那そばとかではなく「町中華そば」=昭和のラーメン

少し甘みがあり、ガラの味ほのかにする醤油味。

まさに、町中華のどこにでもあったラーメンのスープがこれです。

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この細縮れ麺の食感は「シコシコ」

このシコシコは、もう麺の表現としたら死語なのかも。

だから余計に昭和感が漂います。


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ワンタンも昭和のそれ

ぺらっとして、具がちょっとだけしか入ってない。

けれどやたらたくさんの枚数が入っているのがなつかしい。

 
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町中華の、典型的なチャーハンの味です。

ベチャでもパラパラでもない、焼き色が付いたハード系。

ラードで少し香ばしく、焼き飯といったほうがこれは似合うかな。

グリーンピースが効いているんですよね、こういうチャーハン。


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このチャーシューは、よく締まっていて、味も充分に染みています。

最近は流行らないけど、クラシックな煮豚はみなこれでした。

私は好きです。

絶賛するようなラーメンではないけど、

ラーメンの原型たる進来軒のラーメンとはまた別の昭和ラーメンといえるでしょう。


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なぜか嬉しい、食後のピルクル。

町中華や食堂でこういう乳酸菌飲料が出るところが多いのはなぜだろう?


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積極的に他人に勧めるようなお店ではないけれど、

この町で続けることができているであろう点はなんとなくわかりました

進来軒とは違う立ち位置なんでしょう。


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そういう意味では大井楼もそんな気がします。

ただ、この密集3軒それぞれの存在価値はわかるけれども、

「同時に成り立っている本当の理由」はわかりません。

誰か知らないかなぁ。


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by sammag | 2025-10-15 00:01 | 町中華紀行 | Trackback | Comments(0)

人生は旅。旅は人生。キャンプ・食・星・ネコ・日常を綴る、アウトドアライター・キャンプブロガー・温泉ソムリエマスター/温泉健康指導士・星のソムリエ® ・日本オートキャンプ協会公認コーディネーター/講師・exite公式プラチナブロガー SAMの人生キャンプブログ


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