今年、冷やし中華でそのレベルに驚いた香取市小見川の「中華麺店 広華」。
そうなると、基本のラーメンとチャーハンを試さなければなりません。
結果を先に言ってしまえば、「素晴らしい」の一言。
文句なしの2品でした。
町中華らしいロケーション。
引っ込んでいるのが奥ゆかしい(笑)
ほんの近くに小見川駅。
中華常道の赤はなし。
中華麺店というのは昔名乗っていたようで、
今は「広華」のみ。
店内も赤はなし。
席に着いたとき、えらく自然にお母さんから親しく話してくださいました。
1回しか来てないのだけど(笑)
やっと香取市民の雰囲気を出せるようになったか?(笑)
さて、心は決まってますが・・
「ラーメン・半チャーハン」
これでキマリ。
もやしソバがどう名物か次回確かめてみたい。
いや、まずタンメン、餃子でタンギョーか!
そういえば前回なぜかここにカヌレが積んであったな(笑)
ご主人のカンコンカンコンに、期待が昂まります。
おお、これか!!
この整然とした姿。
美味しくないわけがない。
見れば分かります。
おや?玉子がないチャーハンか?
スープのボディが豊かで、醤油の香りキリッとしてる。
そこにほどよい油の甘み。
これは醤油ラーメンとして理想のバランスの一つじゃないかな。
ああ、いいラーメンに出会えた。
冷やし中華で味わった麺、やはりラーメンでも素晴らしい。
とにかくバランスがいい「整った」ラーメンの代表格。
間違ってもらいたくないのは、特別なラーメンではないこと。
町中華のラーメンはなによりも普通であることが大事。
これ以上でもなく、これ以下でもない位置付けを保つこと、
一発屋じゃないんです。
半チャーハン。
チャーシューが味の核になっているのが間違いない。
玉子チャーハンとは違うし、焼き飯の名前のほうがイメージに合う。
ハードめの塩チャーハン系でよく出来ていると思う。
なんだろう、こちらのご主人、センスあるよなー。
メンマの味付け、チャーシューも実に丁寧。
食べ終わっての満足度がハンパなかった。
たいへんごちそうさまでした。
決してすごく近いわけではないけど、
いちおう隣り町だからまだまだ深掘りが出来そうな気がする。