今年の中秋の名月は9月17日。
でも、でもですよ、なんで秋ばっかりが名月なの??
何度も仕事で四季の月を観ていますけど、12か月、いつでも名月です(笑)
9月(10月)だけが「名月」なんて思ったこと一度もないです。
奥さんが9月になると「キレイだなぁ~」なんて急に思ったりはしないでしょ(笑)
たとえばネット上にはこういう答えがあります。
秋は空気が澄み、月の出が早く、気温が適温という観月に適した季節です。また、秋は空気中の水蒸気量が少ないため、月がぼやけずにくっきりはっきりと見えます。さらに、月の高度が高すぎず低すぎずちょうど良い位置にあることも理由の1つです。
いやいやいや、そんなことで急に「名月」になってしまうなんて(笑)
おそらくそのその昔に誰かが「秋の月は美しいなぁ」と思い、
それを聞いた人が「秋は月が美しいのか」と思い込み、どんどんバズったんじゃないかな。
誰かが名月と言ったから名月。同調行動みたいなもんで(笑)。
そして、いつでも「中秋の名月」=「満月」ではないんですよね。
この画像の通り今年はほんのちょっと欠けた満月前。
これも勝手な思い込みだけど、名月には変わりなくなんも問題なし。
それらはそれとして、
12か月の多様なお月様を鑑賞してくれるようになると嬉しい!
なにしろダイバーシティな世の中だから(笑)
どの月のお月様も味わい深く、そして美しいものです。
外国なんかは毎月「〇〇ムーン」として、毎月名月ですもんね。
秋が名月は、日本は農耕民族ゆえお米のありがたさから、
農事暦の中心である月をこの季節特別にあがめたということだと思います。
米不足が騒がれる昨今、今年はいっそう特別に感じるかもしれません。
国立天文台HPより
今年おもしろいのは、中秋の名月と土星がめっちゃ近いこと。
普段どれが土星かわからない方でも、
月の右上にちらっと星が見えたらそれが土星と判ります。
わかったふりして「あれ、土星だよ」と知らない人に自慢しましょう(笑)