乾麺そばメモ⑫ 田靡製麺「山芋入り出石そば(出石山芋そば)350g」
出石市は但馬の小京都といわれるそうで、そばも有名らしいです。
言ったことがないからわからないんですけど(笑)
出雲と同じ割り子そばらしく、小皿に分けられているのが特徴とか。
ではそば自体はどんなものなのか、このおそばに教えてもらいましょう。
「ムギホマルタ」
こういうものがあるというのは、歴史や伝統があるんだろうなぁ。
で、田靡(たなびき)製麺をしらべてみると、むしろそうめんが得意なようです。
そうめんではないな(笑)
正真正銘そばです。
3分くらいまではこんな感じで、4分でぐっと太くなります。
小麦粉多めのそばの特徴かな、中太でモコっとした感じ。
箸でつかむときの感触も同じくモコっと。
そば粉多め系はもっとシャッキリしてますからね。
さてと、実食してみましょう。
この手のそば粉5割以下にはあまり期待を多めにはもっていないのですが
このおそば、実はそれほど期待を裏切られてはいません。
言い方が適切ではないけど、口当たりは細いうどん、風味はそば?的な。
その両面の良しあしうまいこと一つにしています。
そこらは山芋のつなぎがうまく塩梅してくれているかもしれません。
小麦粉多めだからうどん的な弾力があります。コシはありません。
のど越しは強くはないけど、かといって引っかからないし、モゴモゴもしてない。
味も、そばの風味も案外あり、思っていたよりもおいしく食べれました。
激賞もしないけど、ガックリもしない(笑)おもしろいそば。