白飯そのものを目的にしていく店があってもいいですよね。
伊東にある「ごはん処 稲の花」は規模は小さいけどそんな嬉しいお店です。
薪炊き釜戸の白飯と、それに合うピリ辛肉野菜炒め定食は美味しかった!
場所は伊東市の富戸。
海側ではなく山側の別荘地のなか、割とひっそり。ナビがなければわからないかも。
とはいえ私はなんとなくこの辺は地理感あります。
以前勤めた会社の保養所近くにあり、四季散々訪問していたので。
シンプルで衒いなく好感。
どれも美味そう!
こんないい方へんかもしれないけど、伊豆らしいと感じてしまいました。
甘酢あんかけも魅力的だけど、やはりごはんをガツガツいくなら野菜炒め!
ひとくちチキンカツとじ定食って!
迷う!(笑)
なるほど、鶏にもだいぶこだわりがあるようです。
ピリ辛肉野菜炒め定食。
鉄板で出てきたのは嬉しいぞ!
どうですか、粒がはっきりと立っている。
ピリ辛というよりも甘辛で、中華的な野菜炒めではなく、生姜焼き的な和風。
粒立ちだけでなく、ふっくらして尚且つ香りがいい。
こういうご飯は噛み締めたいから案外バカバカかっこまなくなるから不思議。
副菜も気が利いているけど、漬け物があまりにも貧弱。
これは惜しい。
むしろ、ご飯を活かす最大の要素なのに。
逆に驚いたのはこのお茶とわらび餅。
静岡なら当たり前と言われそうですが、珈琲1杯以上の価値があります。
わらび餅も小さいけど極上。
旅行がてら、わざわざ行く場所と思われにくいお店かもしれません。
しかし私はおすすめしたいですね。
名物料理もいいけど質の高い食事に旅先で出会うのも十分思い出になりますから。