これ、すごくないですか!?(笑)
焼きそばドームですか、これは。
私的佐原の名店「中華麺類専門の店 皐月」の一品です。
この店を町中華としていいか未だに迷ってはいますけど、
今回はあえてその一つとして再び紹介しようと思います。
あるにはあるけど、もう看板に灯りが入りません。
ただ、黄色い無地の暖簾があるのみ。
ちょっとミステリアスでドキドキ。
店に入ると町中華の風情が漂います。
「中華麺類専門の店」
このいい回しひとつで、ラーメン店、町中華、どちらともいいがたい。
そして皐月最大の特徴が、店の歴史でふたつの顔を持つこと。
元祖と三代目のメニューが併設。
今日私がターゲットしているのは三代目の味。
本日娘が一緒なのと、昼抜き(笑)という諸事情からご飯ものもいきます!
スターターは「ちゃーはん」。
珍しくもラーメン丼での提供。
それもそのはず、量がたっぷり。
今まで食した中で、最もドライなチャーハンかも。
パラパラ度合いMAX。
ただパラパラ正義派ではくべチャーハンも認めてしまう私からしたら少し苦手かな。
そしてメインで注文したのはこれ。
「まーぼーたんめん」
たんめんとはいっても、塩スープのタンメンではなく、
しょう油らーめんとしての湯麺に麻婆豆腐が乗ります。
運ばれてきた瞬間感じましたね。
これはスペシャルだと。
立ち昇る香りがそう言ってます。
味わってさらに確信。
素晴らしい三代目の味です。
下手な中国料理店をはるかに上回る完成度。
ここまでよくできた麻婆豆腐はしばらく出会ってないです。
麻で、辣で、香りがあり、深みがあり、バランスが良く。
そして一見ミスマッチな皐月の細ストレート麺が、
主役はこっちだと言わんばかり主張してきます。
例の如く甘いしょう油スープが、逆に味変になっていくという不思議感。
私は全く知らなかった「ごもくやきそば」。
娘がこのビジュアルがSNSでよく知られていると教えてくれました。
確かにね。
梅蘭焼きそば以外でこういう風景はないですからね。
そしてフタ?を開けると・・(笑)
麺と具材が逆転。
イタリア料理「ラ・ラナリータ」のピザ・ボンバを思い出してしまいました。
こうすればパリパリ麺を常に保てますし。
で、私は依然まーぼーたんめんに夢中。
やばいな、これ。
あまりにも美味しいからスープ全部飲み干したくなりましたが、
娘から「やめなさい」と忠告(泣)
もっと他のメニューを食べなくればいかん!
きっとさらに発見があるはず。
スマホの露出上げたら看板写りました。
手ブレひどいですけど(笑)
周囲の雰囲気抜群。
今でも地元の方に愛されている「金平湯」。
私の知らない佐原はまだまだあります。