ラーメン名店の血統は必ず意外なところにある!
そう言ってもいいくらい思いがけない場所で出会うことがあるんですよね。
「中華麺店 大海軒」は埼玉県毛呂山にひっそり?あり、
名前から分かる通り煮干し系中華そば「永福町 大勝軒」の血統(グループ)。
まさかこのようなところで大勝軒の流派に出会うとは。
JR毛呂駅から数分。
何もない(笑)通り。
「中華麺店 大海軒」
よく見ると、旧店舗は「中華そば」とあります。
見ればわかる永福町系統。実際グループらしいです。
となれば、中華そば、ワンタン、ワンタン麺、つけそば(もりそば)。
で、今日は無性に食べたくなったのが、
チャーシューワンタン麺。
新店舗ということもあるけれど、スッキリとシンプルなインテリアがとても好感。
出ました。伝統の銀盆。
そして、ゆず。
あ、毛呂山町といえばゆずですよ!
だから、ここに店を構えたのかな!?
普通いきなりチャーシューはいかないんですが、あまりに美味しそうだから・・
うん、旨い!引き締まって旨み充分。
そしてスープ。
もちろん煮干しが中心だけど、そこが行き過ぎなく、とても上品にまとまっている。
最近上品過ぎてラーメンだかなんだかわからないラーメンが多いなか、これは違う。
ゆずもスッキリ塩梅さていて、ここ、すごく好きになりそう。
麺も言うことなし。大勝軒らしくたっぷりなのもいいですね。
ワンタンはたしかに永福町のそれだけど、もう一工夫あったら面白いかなー。
贅沢な話かな。
うまかった!
ごちそうさまでした!
なんでもない日なのに、オープンしてすぐ満員だし並ぶし、大人気なんですね。
中華そばの定義は簡単ではないけど、イメージとしてこの店は納得できます。
ローカルな町でも、ラーメンの名店は必ずある。
日本中。
そういう時代ですね。