↑先週のあぶくまキャンプランドでの一コマ。
昨日、恒例の日本オートキャンプ協会指導者講習会があり、いつも通り講師を勤めさせていただきました。
いつも通りといいつつ、いつも通りではなかったです(笑)
というのもこれまで長年担当してきたオートキャンプ場概論を涙ながらに卒業し(笑)(笑)、
最も中心たる「オートキャンプ概論」担当になったからです。
なにしろそれは全講義のスタートであり、そもそもオートキャンプ概論は協会会長が永年担当されている重大な役割があります。
それを引き継ぐには荷が重く数年断っていたのですが、事務局長の熱意に負け(笑)、数ヶ月前に踏ん切りをつけました。
だから時間ある限り勉強しなおしましたねー。
なにしろオートキャンプの発祥から歴史、さらにはその特性、社会意義と、突き詰めた内容ですから。
そりゃ協会の重鎮が担当するのは当たり前。
不慣れでなかなか時間配分がままなりませんでしたがなんとかこなすことができ、今は肩を撫で下ろしています。
なんかご褒美に、高いキャンプ道具でも勢いで買っちゃおうかな!(笑)
それくらいのプレッシャーがありました。
しかし・・オートキャンプを長年やって、まさかオートキャンプのなんたるかを語る人にまでなるなんて、全く想像していませんでした。
ただ、それらの知識や立場は手に入れたとして、一個人はこの先全く姿勢を変えるつもりはありません。
私はずっと「永遠の初心者キャンパー」でありたいです。
キャンプ名人にも、キャンプ達人にもなりたくないし、たまにそんな取り上げかたをしてくださったこともありましたが、自覚はまるでありません。
常に初心を忘れることがない、いつでもワクワク感が止まらないキャンパーでいたいです。
先日もテントにシワができていたし(笑)、ペグはまっすぐ打てないし(笑)、周りのオシャレ度から比べたらダサダサでした。
それで構いません。
経験を積んで備わるのは「安全の担保」だけでよく、
いやむしろそれが重要で、それが大きく崩れなければ、シワがあろうが、ダサかろうが(笑)あまり関係ないです。
慣れることよりも、慣れないで完成できていないでいるから「もっとキャンプしたい!」につながっています。
もうだいぶなベテランにはなりましたが、いまでもキャンプ場ではずっとバタバタしていて、撤収に至ってはめちゃくちゃ遅いです。
これはもう個性だから直りませんしね(笑)
早く設営することに意味を持たすより、のろくてもその時間が有意義であることに気が付く方がむしろキャンプ名人なんじゃないかな。
オートキャンプに関してはもっともっと幅広く、そして奥深く探っていくつもりだけど、
いざキャンプをしている人になったら「ああ、あの人初心者だな」といわせるくらいを目指します!(笑)