どんなお店でもそうですけど、あるべくしてある場所ならば驚きません。
しかし「こんな場所」「そんな場所」で発見したお店は、
その意外性だけでもなんだかうれしくなってしまいます。
そしてさらに美味しければ「こんな場所に、こんな店が」になるわけです。
「和洋膳 料理工房 ぽてぃと」はまさにそれ。
香取市新里・・といってもほとんどの人が解らない場所(笑)に、
あまりにも唐突に出現します。
お店というお店が全くない、
こういっては何ですがいわゆる田舎道にいきなり現れます。
周囲と全くマッチングしない原色の、そして洋風の建物。
ところが知る人ぞ知るなのでしょう、ちゃんと人がいっぱい入っています。
限定する必要はないけどカテゴリーは「洋食屋」さんなのかなぁ。
オープンキッチンのカウンター、テーブル席2つ、
そして座敷。
こうやって見ると洋食屋さんの雰囲気。
出ました!信頼の証「ネコ」飾り。
もう名店確定です(笑)
入口にあった本日の日替わりは「酢豚」。
ま、和洋膳だけど、”中”があっても何も問題なし(笑)
なるほど。こちらは夜仕様ですね。
お昼にはこのあたりがいいかな。
ここで目に留まったのが「マスタードソース」。
いまでは当たり前になった洋食系のマスタードソースは、
あの浅草の「大宮」さんから流行ったといってもいいでしょう。
これ。これにしよう。
次回のために色々見ておこうかな。
ピラフもいいなぁ。
洋食屋さんが供する丼物も面白い。
きっと地元で愛されているお店。
ちょっと近くで特別な時間を、そんな使われ方しているんだろうなぁ。
「豚のステーキ マスタードソース」これにキマリ!
お願いします!
ポテトではなく「ぽてぃと」。
どんな由来があるんだろう。
まず先に出てきたサラダとお漬物。
実はこのドレッシングが秀逸でした。
お漬物が自家製であるお店はまず良心的。
逆にこのくらいのローカルなお店で市販品が出てきたらちょっとげんなり。
みそ汁の具材からして「いい店」決定。
できたらいつもこういうお店に会いたいんだよなぁ。
あらためて、「豚のステーキ マスタードソース」定食。
これは美味しそうだ。
家庭的な雰囲気を残しつつの本格洋食。
あ、美味しいです。
マスタードはあくまでも風味で、
ほど良い味付けのソースで実によくご飯が進みます。
単独で食べるメインではなく、あくまでもご飯のおかず。
さらにそれを助長するのがこのほうれん草のソテー。
ごはんに合う合う!
なのでごはんお替り!
※別料金は取られませんでした
いやー、満足満足。
グルメぶって食べたらいろいろあるのでしょうけど、
ここでそんなことを言うのは無粋中の無粋。
この「食べたー」の喜びがすべてですよ。
ネコは信頼感の証し、またしても(笑)
それにしてもこのロケーション。
四方数キロ飲食店たぶんゼロ。
飲食店どころかお店もないような(笑)
きっとこの店は再訪します。
お気に入りにしたくなっちゃいました。
よくいう「人に教えたくない」的な。
でも、教えちゃいます。ここでは(笑)