
町中華を訪ねて〇十年、、、それはウソですが(笑)、
それにしたってこんな町中華は初めて。
外観から内装までとにかくナゾだらけで、
そもそも「町中華」なのか「町喫茶」なのか
「レストラン」なのか「スナック」なのかも迷ったほど(笑)
いちおう屋号は「中華レストラン 香港」。
でも看板には「中華 喫茶 香港」とあるんです。
このお店自体は以前から前を通ていて、当然入る勇気がなく(笑)、
どうでしょう、この日が来るまで4年くらいかかったかな。。。
そして入ってみても結局ナゾはナゾのまま(笑)
JR昭島駅南口。
このわき道を入ります。
この先には今まで訪問した「東池袋大勝軒昭島店」や町中華の「美松」が。
まったく目立たないわけでもなく。
存在感はあるのですが・・
中華感はほぼしないです(笑)
「コーヒー トースト」と書いてある通り外観は「喫茶店」。
でも、夜はスナックしか見えない(苦笑)
ナゾ過ぎる(笑)
この日もちょっと躊躇中(笑)
・・・大丈夫かな。勇気いるわー。
これだけ見れば町中華だ。
喫茶店感はゼロ。
よし、心を決めて=中華を食べに、入店。
え!?
喫茶店だよね。。。
いや、スナック??
どことなく、神田の老舗喫茶感がある。
中華料理店感はほぼゼロ。
もうナゾ過ぎてアタマが混乱(笑)
メニューブックがこれまた・・(笑)
このナゾだらけのなか、
ここがこんなにオーソドックスだとむしろ懐疑的になる(笑)
うーん、こういうときは変に攻めない方がいいな。
まず基本のラーメンで様子見をしよう。
ご飯ものもオーソドックスだけど・・
最後のチーズ、柿の種って(笑)
ちょっとお腹が空いているのでチャーハンもたのんでみよう。
ラーメンとチャーハンを味わえばどういう店か判ろうというもの。
あ、喫茶メニューもあった(笑)
町中華にジュークボックス。
日本でここが唯一と断言してもいいでしょう(笑)
まずチャーハンが登場。
中華のチャーハンというより「焼き飯」風。
そしてラーメン。
見た目は・・ラーメン、ですね(笑)
味玉ではないゆで卵というが今や珍しいインターフェイス。
そして青味があるのが好印象。
まずスープ。
なんだろう、ちょっと味わったことがないというか・・(笑)
ガラの味よりも生醤油が立っていて、
その苦みもあって極めて特殊。
ぶっちゃけ「ナゾ」な味です(笑)
麺はナゾっぽくなかった(笑)
この際、麺もナゾでいてほしかったという
本末転倒な期待をしてしまいました(笑)
でチャーハン、いや焼き飯ですね。
率直に言いますと「土曜日の午後、学校帰りの味」。
みなさんの知っている、あの味です。
このスープがえらく濃い=しょっぱい(苦笑)
このチャーシューはゆで豚ではなくちゃんとした叉焼なのかな。
美味しい、美味しくないは個人差として、
中華料理を純粋に楽しみたいという人には向かないかもしれません。
この店のポイントはそこでないのでしょう。
もしかしたら私のようなフリ客には分りえない、
独特の付き合い方、そしてそれが分かっている常連さんがいるのでしょう。
今回タイトルは「町中華紀行」だけど、
同時に別に行っている「町喫茶を巡る」であったといえます。
その二つが一つになったお店なんて出会ったことがないし、
これからもそうはないでしょう。
もしかしたらめちゃくちゃ貴重な体験時間だったのかもしれません。