
喫茶店におけるピラフ。非常に大切な存在です。
花形はナポリタン、カレー、サンドイッチだけど、
ピラフはそれに次ぐ喫茶店の代表メニュー。
むしろ食べられるのはいまや喫茶店しかないといっていいくらい。
そのくらいピラフがはやらない味かといえば、、、とんでもない、
喫茶店のピラフは美味しいのです。
ただ、その味の差が激しいのでお店にもよるのも確か。
美味しいピラフに出会えるかもと入ったのが「三本コーヒー稲毛店」です。

JR稲毛駅前ですけどちょっと認識しづらい。
まさかこの焼き鳥屋さんの2階とは・・
以前はデイリーヤマザキだったような。

どうです、喫茶店メニューオンパレードじゃないですか。

さらに「おしるこ」まで。
じつはこれがこの店の名物でもあり。

私もこの階段を何度か上がっています。

「三本コーヒーショップ」
三本といえばMMCと思いがちですが、ここはどうもそうではないようです。

なんという「喫茶店感」。

今日は娘と二人。
窓際のこの場所に。

もうほぼ決まっていたけど今一度メニューを眺めてみますか。
ウインナーコーヒーもあるし、レスカも、クリソもある。
まさに喫茶店。
実はこのお店のハイライトはケーキ。
そのどれもがレベル高し。

そしてセットメニュー。
ありました「エビピラフ」。
今日はこれ一択。
娘はナポリタン。

ピラフセット。

サラダとスープ付き。

もう、完璧なビジュアル。
エビピラフというのはこういうものという典型。

娘のナポリタン。

これです、これ。
ブイヨンで炊き込んでこそのピラフ。
エビやマッシュルームの味もライスにしみこんで。
というよりピラフってそういうもので、
今や炒めご飯(チャーハン)をそう言ってしまうこともありますが、
本来は炊き込みご飯。
この上品でクセのない味。
そんなに贅沢ができなかった小さいころ、
ピラフの味というのはこの上ない「ご馳走」の味でした。

この店のナポリタンも典型中の典型。
味もど真ん中。
本当においしい。
これも昔は「贅沢な味」の一つでした。

喫茶店って本来喫茶をする場所ではあっても、
ここでの食事の満足感はなぜか特別に感じます。

食後のコーヒー。

アイスティー。

やはり食事とコーヒーでは終われませんでした(笑)
三本コーヒーでケーキをぬかすわけにはいきません。

特にこのレアチーズケーキ。

うん、うまい。
バランスがとてもいい、完成された味。
これとお茶だけでもこの店の存在価値があります。

私が千葉に引っ越してきた当初からあるような気がします。
古い喫茶店です。
実は先日駅にあった某有名チェーンが撤退しました。
目抜き通りというのはそういうものです。
この店が変わらずにいられるというのは間違いない評判があるから。
この味ある限りこれからも稲毛を代表する喫茶店であり続けるでしょう。

もしかしたら以前は「三本珈琲店」とのかかわりがあったのかな。
それとも偶然同じ名前なのか。
ま、しかしそれは今となってはどうでもいいこと。
長年の稲毛駅の「顔」ですから。