ジローレストランってものすごい数のイタリアンな食堂を展開してますよね。
この「マンマパスタ」もその一つですけど、
下手なトラットリアよりもトラットリアっぽいからよく使います。
そして、私にとってはここに来るとある思い出がよみがえり・・。
厨房が見える設計が楽しい。
いわゆるファミレスといえばファミレスに分類されるわけですが、
こうやって厨房があからさまになってると本格的な雰囲気に感じます。
これ。この天井高!そしてこの暗さ。
私が訪れたローマの片田舎のある縫製工場の離れがこういう感じで、
まさにそこで「マンマ」がパスタをふるまってくれたのです。
それがもう一生忘れらないほど美味しかった!!
なんであんなに美味しかったのかなぁ。
ごくごく普通のトマトソースだったのに。
でも、あの建物、木の長机、恰幅のいいマンマ、わんこそば並みのお代わり(笑)・・・
その全てが合わさっての「スペチャーレ(特別)」だったのかもしれません。
二度とその経験は出来ないけれど、このマンマパスタに来るとちょっと思い出せる。
それが私は嬉しくって。
この日もいい感じの「スペチャーレ(特別料理)」が黒板に。
ハモンセラーノ。
娘が好きな前菜。
ブリのカルパッチョ・柚子とビーツのアクセント。
チャービルがまたいいアクセントになって、これもおいしかった!
そしてどうしても食べたかった、特製マンマのオニオングラタンスープ。
オニオングラタンがイタリア料理かは別にして(笑)、
たしかにマンマが作ってくれそう。
しっかり味が出ていてうなっちゃったなぁ。
これ見ちゃったからピザも食べたくなりました。
メニュー名は忘れてしまったけど(笑)、
期待に違わぬ美味しいピザでした。
続いてパスタ。
そうそう、そうなんです、
このギンガムチェックのテーブルクロス、
これがあのマンマのおうちにもありました。
あの時は赤白のギンガムでした。
紅ズワイガニのトマトソース。
さすがにマンマはこういうシャレたのは作らないとは思いますが(笑)。
ウチの奥さん絶賛の味でした。
いっぽう、徹底的にハモンセラーノで攻めまくる娘(笑)
クリームソースに生ハムは合うんだなぁ。
覚えておこう。
いやー、大満足。
ここで、この後に「デザート」にするか、
それとも「パスタ」をさらにお代わりするか、3人で大論争(笑)
そして結論は・・パスタ!
だってマンマパスタだから(笑)
スタンダードなボロネーゼ。
でも、ここのケーキって実はかなりハイレベルで、
たまにそれだけのテイクアウトもします。
私の記憶とすごく符合するマンマの食堂。
名前のマンマ(笑)