小江戸佐原で、まさかの「セルフ店=無人販売」。
これからさらにインバウンドの方が古い街並みを探訪していくことと思います。
そのときもしかしたら「これはどうして?」って思うかもしれませんね。
実はこういう姿を見せていくというのも私は観光の神髄なのかと思いました。
日本の、いや、ご近所同士の信頼関係が見えるまさに「伝統文化」、そして「風情」。
実際私のそばにいらした外国の団体の方たちは驚愕しつつ頷いておられました。
もちろん提供しているお店はそんな小難しいことは考えるはずもなく、
ただただ、昔ながら、ご近所が喜んでくれるから、そんな感じなのだと思います。
小野川沿いでは駅に近い場所にある「多田畳店」。
逆を言えばやや観光色の薄い生活感のある地域。
レジは竹筒(笑)
ご近所の方らしきご夫婦が「お、今日はピラフもあるね」
という会話をしていらしたのでおにぎりも人気なのでしょうね。
でも、私が惹かれたのは「かき餅」。
手作りのかき餅ってなんともおいしい。
小さいころ母親が作ってくれて、その味が忘れられない。。。
100円でこの量が安いか高いかを言うのは野暮。
そうではなくワンコインでOKという、
今の世の中難しくなったことに満足すればそれいいのです。
袋を開けた時の香ばしさがなんとも。
SnowPeakのステンレスの器との対比感がまたなんとも(関係ないか・・笑)
これ、この味ですよ。
市販品とどこが違うかといえば、とにかくストレートな味だということ。
複雑な調味とか関係ない(笑)
これでいいし、こうでなくっちゃ。
思い出す「母の味」。
なぜ畳屋さんの店先なのか、そんなことはもうどうでもいい(笑)
また必ず散歩の帰りに寄らせてもらいます。