博多のようなラーメン激戦区で営業するには
相当な覚悟をもってお店を構えるのでしょうね。
その気概にあふれたラーメンと出会うことができました。
「麵屋 たいそん 博多駅前創業店」です。
博多駅前店といいつつちょっと離れています。
そもそも「博多駅前」という町名だからなんですね。
知らなかったー。
見るからに新しいお店。
ニューヨークでラーメンコンテストなんて時代が変わりましたなぁ(笑)
でも今から15年前くらいのロンドンでもラーメンはブームでしたし。
もう不思議ないか。
夜遅くまでやってるのも助かりますな。
店内は若い人の活気でいっぱい。
OLさんお一人の方もいるし、なんか東京とは違うなぁ。
ラーメン店がフレンドリーなところが多い気がします。
さて、どうしようかな。
基本は「濃厚豚骨」と「屋台豚骨」
おそらくこちらが基本だろうから濃厚豚骨にしてみましょう。
さらには「夜のセットメニュー」もいきましょう。
夜ももう23時だけど(笑)
こういうのもあるのか。
こう書いて示すのは本来簡単にはできないこと。
しかしここまでの数分、何となく店内の活気からそれを感じます。
とても作り手の方がていねいに作られていて、
また提供のタイミングと連携がいいこと。
なるほど約束は伊達ではないぞ。
濃厚豚骨ラーメン、Cセット(ライスと餃子)。
思い切り「泡系」ではありませんか。
すっきりしてる!
濃厚は濃厚だけど、もたつきとかまとわりつきがない。
実にすっきり。
これはよくできている。
麺もこのスープを活かしていて、実によくまとまっています。
つい「なんでも炙ればいいってもんじゃない!」
といつもなら言うんですが・・・これは炙って正解(笑)
軽い炙りなのであのガス臭さはありません。
もちろんご飯には高菜。
そして餃子。
小ぶりだけどご飯のお供にはピッタリの肉餃子。
つい、つい、うっかり替え玉。
23時過ぎているのに(笑)
いけません!もう金輪際やりません!!(笑)
でもそうしないとならないいいスープだから。
ああ、ごちそうさまでした!!
これはいいお店にあたったなぁ。
東京だとこの手の「麵屋」系はまずスルーします。
ぶっちゃけ能書き系=意識高いわりに内容がない店ばかりなんで。
しかしここは違いました。
入る前からなんか違う気がしてたんですよね。
地方での「アタリ」は食事が3倍楽しくなる。