旅に次ぐ、旅の日々。
この8年はそんな人生を過ごした気がしています。とてもとてもポジティブに。
人生は旅だと言い切っているので、リアルにそうであったことが素晴らしい時間の連続であったと心の底からいだいています。
それを与えてくれた環境には感謝の念が絶えません。
振り返ると、8年を通して訪問しなかった県はわずか3県(秋田、山口、佐賀)、つまり44都道府県を股にして来たわけです。
行ったなぁ、おもいだすなぁ。
この写真のスーツケースは5つ所持してるなかで一番活躍したくれた最もコンパクトなタイプ。
だいぶ故障箇所はあるものの、手放せない大切な相棒でした。
最後の出張もこれで終えました。
本当にありがとう。
ローカルな列車にもたくさん乗りました。
てっちゃんではないけど、気分がどこか盛り上がります。
そして地方都市。
知らない町をよく歩きました。
とにかく発見が多くて。そこから学んだものは仕事に相当活かすことができたと思います。
星空案内は日本全国推し並べて同じなんてことはありません。
「なぜその場所なのか」と向き合って初めて成立します。
だからまずその町に行き、その町の空気(感)を思い切り吸い込むことから始めます。
私、どうも特殊なレーダーを持っているらしく、やたらめったら訪問先でネコさんに逢います(笑)
都会ではない地方都市なら90%は堅いですね(笑)
最後の出張もこうやって会いました。
ローカルグルメ。
グルメというとなんですが、そりゃ何処に行っても3食は欲するわけで(笑)、時間が許す限りで「出会い」を探します。
ほぼほぼネコレーダー同様に、勘に頼ります。
要するにビビっときたところに吸い込まれるように入ります。
高級店なんてそんな財力はないので、極めて庶民的なお店へ。
何度も何度も「これだよ!」と感じられたお店に出会えました。
この出会いは、私にとっては御朱印のようなものです。
併せて、ビジネスホテルもどれだけ使ったかわからないほど。
その代わりあまりにいろいろな場所へ行きすぎたので「常宿」がほぼありません。
唯一あるとしたら・・奈良駅前のLOHASくらいかな。
どこも特徴があり、快適と思えなかった経験はほぼありません。
ここ数年は大浴場の有り無しにはこだわりました。
温泉ソムリエということもありますけど、イベントで心底パワーを使い切るから、最後の最後にゆったりと風呂に浸かれるかどうかはめちゃくちゃ大事でした。
奈良のLOHASなんかは、それだから選んでいたとも言えます。
利用料金が変わらないら、とにかく風呂ありきでしたね。
新幹線はEXにして以降の快適さといったらないですね。
まぁ便利。
直前チェンジなんてザラで、5分前変更なんかもよくやりました。
ビジネスマンの分刻みスケジュールなんて当たり前ですから。
お気に入りは16号車。
新幹線の車内でとにかくスマホ見ています。無論仕事として。
PCはまず出しません。あのキータッチ音は騒音ですよ。あれはやめた方がいい。
景色も眺めないし、眠りもしません。
今考えればもうちょっと余裕を持った方が良かったかな。仕事をやり過ぎたかも。
なので最後の出張はジョージア(笑)を飲みながら少し車窓からの景色を眺めています。
名古屋は雨、でも小田原は晴れ。
日本は広い。
どこもみな違う。
面白くて、ワクワクする場所ばかり。
人生における毎日のように。