
武藤敬司選手が2月21日のラストマッチをもって引退しました。
驚いたのは内藤選手との試合が引退試合だったはずなのに、
まさかの「最後の試合」がまだ残っていたとは誰も想像つかなかったかもしれません。
「まだ、灰になってねぇんだよな。蝶野!俺と闘え!カモーン!」
痺れましたね。
想像つかない・・・いや、プロレスファンは心のどこかにこのサプライズがある、そう願っていたはず。
その伏線は今考えれば散々あって、冗談半分「おめーと引退試合したいんだよ、俺は」と何度も繰り返していました。
引退の引導をSTFで決めるなんて泣けるではないですか。
私にとって感慨深いのは二人がほぼ同学年だということ。
武藤敬司S37年生まれの同級生、蝶野正洋S38年同年の生まれ(1級下)。
遠く遠く及ばない二人ではありますが、
この二人の引退式をほんのわずか、ほんのわずかだけ自分に重ね合わせることができました。
私もある意味、定年退職という引退を3月にします。
けれどそれは「なにかを引退する」というだけであって、すべての終了でもなんでもありません。
武藤選手もプロレス選手を引退しただけで、2月22日から大いなるセカンドキャリアをスタートさせるでしょう。
エンドロードはエンディングにあらず。
区切りを終えた瞬間にスタートが始まるのだ。