最近少しだけ憂いているのが、薪割りでの大怪我が少なくないという話し。
実際キャンプ場オーナーさんたちに聞いてみると年に数回救急車を呼ぶことさえあり、
数年前から比べたら薪割りの事故はるかに増えているとよく聞きます。
年に数回でしょ、と思うなかれ。
その怪我の程度によっては一生に響くものがあり、
とても趣味の代償とは言えないものです。
つまり、あってはならないほどの「事故」です。
焚き火が直接ではなく、あくまでも薪割りからのこと。
はっきり言えば斧です。
確かに斧を使うのはワイルドな感性を呼び覚まし、また見た目、その行為が「格好いい」のは分かります。
しかしながらぶっちゃけ凶器にさえなるアイテムですから、
使うとなればかなり高い意識が必要。
ペグ打ちのハンマーなどよりもよりずっとずっと。
ログスプリッター(キンドリングクラッカー)、
ちょっと嵩張るしお値段もそれなりではありますが、
安全性は高まるし、それに案外あれはあれで楽しい。
事故を見かねるキャンプ場さんが、
薪の近くにログスプリッターの作業場を設けてくれているところもあります。
もし斧を使う薪割りに初めてチャレンジするにしても、
安全への作法を頭によく入れてから行って欲しいものです。
以前まだまだそういう情報がそんなになかったころ、キャンプ場さんでだいぶ学ばせていただいた経験があり、あれは自分だけではわからない、まさに作法がきっちりあると実感しました。
↓↓こちらのサイトはとても参考になります。
キャンプ場さん自身がこういうノウハウを惜しみなく教えてくださるのは本当に助かります。
経験薄のキャンパーレベルとは違いますから。
とにもかくにも楽しい経験のためには「安全の担保」を!