2022年は「町中華紀行」としてなんと54回の記事を記しました(笑)
その締めくくりは「町中華の生姜焼きは間違いなく旨い」と題して生姜焼きです!
生姜焼きは純粋な中華料理ではないかもしれないけど、
町中華として「焼肉」「生姜焼き」は間違いなく定番であり、
いやむしろ看板といってもよく、それぞれ実に旨いのです。
そりゃもう中華の鉄鍋で炒められた肉がまずいわけがない。
そして中華のタレで炒められた肉がまずいなんてことはあり得ない(笑)
ということで、私の定番町中華の「来々軒」の生姜焼き定食です。
花見川区天戸、来々軒。
今日は混雑するお昼前にイン。
しかし相変わらず照明の数が多いですな(笑)
何度も見たメニューだけど、よくよく見たら定食が最初にあり、
つまり店の看板ということなのでしょう。
来々軒では表記として「ショウガ焼き定食」。
厨房からはカンコンカンコンの鍋振りの音の他、
「シャー」と聞こえるのは明らかに生姜焼きの音。
来ました♪
すごい迫力。
まさに「肉の荒波」(笑)
たのんでなくてもご飯も大盛り(笑)
ご飯がすすむ生姜焼きは、このくらいじゃなきゃ。
旨い!!当たり前だけど生姜焼きの味だ(笑)
それ以外いいようがない。
バラ肉、こま肉をこれほど美味しく食べれるのは大発明ですね。
ちなみに、生姜焼きの発祥は某とんかつ屋さん。
大量の出前に対応するスピードメニューとして作られたようです。
私も生姜焼きは小さい頃からとんかつ屋さんのメニューだという認識があり、
昔の町中華のお品書きにはなかったと記憶しています。
それから考えても町中華で定番となったのは案外近年のことかもしれません。
オン・ザ・ライス!
うみゃー!(なぜ名古屋弁・・笑)
あら、ポテトもある(笑)
生姜焼きのもう一つの至福は、このシミシミキャベツ。
「これが生姜焼きの嫌いなところ」だという人がたまにいるけど、
その人に「真髄とは、常に一つ先の未知の領域にある」と答えたい(笑)
シミシミキャベツに、シミシミご飯。
フランスパンで皿のソースを染みさせて食べるのと何も違わない。
フランス料理も生姜焼きも食べ尽くす快感は一緒なのです。
そう、これこそが食の真髄なのだ(笑)
うーん、いくらでもバクバクいける。
肉の荒波がようやく落ち着き、穏やかな海面に(笑)
食べたなー。この満足感と達成感。
ああ、ごちそうさまでした。
なんだろう、生姜焼きを食べた後は明らかにエネルギーが増しています。
豚肉のビタミン、生姜の栄養素が五臓六腑に染み渡る感じがするのです。
まさに食べるユンケルだな(笑)
ということで、本年の町中華紀行を〆たいと思います。
来年どれだけ巡るかわかりませんし、
大きく環境が変わって巡れないかもしれません(笑)
おかげさまでいくつかの記事はかなり検索でも上位になれました。
気が変わらぬ限り「町中華紀行」を続けていきますので
またお付き合いのほど、よろしくお願いいたします!