
岐阜県奥飛騨温泉郷の一つ平湯温泉にある「平湯プリンスホテル」
①の内湯、露天風呂に続いて、その②「3つの貸切露天風呂」編です。
このホテルの最大の魅力といってよく、
家族、複数人貸し切りとかではなく、空いていてさえすれば一人でも貸し切れます。
一つ一つはそれなりに大きいのでこれが貸し切れるというのはかなりな贅沢。

お風呂は3つ「宝の湯」「安房の湯」「温くとまりの湯」
特に申し出る必要がないので、
貸し切れるかどうかは先客がいるかいないかだけ。

本館から別館に移動しエレベータで1Fへ。
外に出れるドアを開けるとここ。

廊下をL字に曲がると・・

ここを上がれば各露天風呂。

左手に「宝の湯」「安房の湯」

右手に「温くとまりの湯」

では入ってみましょう。

後に出てくる二つに比べるとやや小さめ。

無色透明。
となるとここの源泉は「アカンダナの湯」かな?
だとすれば「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉」

最初気が付きませんでしたが奥の方がすごく浅くて、
ほぼ寝湯状態。

続いて残りの2つ。

まず「安房の湯」

大きいですね。

奥行きもあるからこれを一人で貸し切れた時には淋しいくらい(笑)

無色透明。クセやにおいも特にありません。
ここも源泉は不明です。

最後は「宝の湯」

ここも広い。
この時は紅葉も独り占め。

源泉を注ぎ込んでいるようでここは熱かった!

昼間は無色透明かなと思いきや、
夜になってよく見ると薄いブルーがかっており、
平湯温泉で一番見た色合いです。
ということはこの宝の湯だけまた源泉が違うのかも。
たしかにここだけが少し硫黄臭がありました。

別館の3つの貸し切り露天を楽しみ、
本館の露天、内湯の少しずつ違う源泉を楽しむであれば1日では足りないですね。
それぞれいいお風呂だと思うのですが、
いわゆる手入れには少し難点があるかなという部分も見受けました。
ホテルとしてもかなりクラシックなので、
部屋や食事も含めての評価が異なってくると思います。
それと、、、どの風呂がどの源泉か、
そのあたりはある程度明確にしてもらえるともっと楽しめるのにと少し残念。
成分表は確かに代表として貼りだされてはいるけれど、
できたら「風呂別」に成分表を掲げてくれるとありがたいです。