出ましたね、日本代表のジャイアントキリング。
戦前の私の予想は「0-2」「1-1」だったので大はずれでした(苦笑)
森保監督が人が変わったかの如くの積極采配を急に行い、
実際ここまでチーム自体が前後半変わったのは見たことがないです。
前半のあのフィジカルの弱さ、戦術の中途半端さで「ああ、やっぱり・・」と思ったところ、
3バックになってからもフィジカルは相変わらずだった気がするのですが、
どういうわけかドイツのリズムが消えてしまって、そのスキをうまいことついて勝利した感じでした。
日本の歴史的勝利に水を差すわけではありませんが、
今回のドイツの実力は前回以上ににひどいですね。何しろ個の実力がないです。
フランスを見た後だったのでその差歴然。
強靭なストライカー、パサーがいないドイツなんてドイツじゃないです。
試合前ツイッターで
とつぶやいたんですけど、
これ、あながち外れていないのではないかと思ったりしています。
どんなに批判されようが意地でも森保監督を外さなかったのは、
この大会にいては「ドーハの悲劇のメンバー」に監督をさせることが必定だったのかもしれません。
ドーハの借りは、ドーハのメンバーで果たす、それを狙っていたのかな?協会は。
実はここ数日前から熱が出てしまい、正直コロナかとおもいきや、
抗原検査もPCRも陰性、おそらく風邪なんでしょうけどそのピークも過ぎて安心しています。
先週まで出張続きだったし、講座を長時間やってちょっとノドを痛めてしまったからですかね。
ということで休養もしながら比較的W杯を観れたので日本以外ちょっと振り返ってみたいと思います。
たしかに6点はすごい。
けれどイングランドはこういうバカ勝ちはするけど、すぐに大敗も喫する伝統のチーム(笑)
ぜんぜんアテにならないですね。
優勝候補であるならもっと堅守である必要があるでしょうね。
2点の取られ方を見ても正直アナがあるように感じました。
その6点も伝統の放り込みが多く特段のパスサッカーではないので、ブラジルなんかには通用しないんじゃないのかな。
とにかくイングランドはW杯で信用ならない(笑)
チュニジアがとにかくよかった。全力プレーでしたね。
ここカタールでは声援を受けやすいアフリカ勢が案外活躍するかも。
デンマークもダメダメには思えなかったけど、チュニジアにはかみ合わなかったように見えます。
むしろ欧州同士のほうが相性がいいチームなのかも。
そういう意味で2位くらいでちゃっかり決勝進出をしていたなんてあるのでは。
アルゼンチンは昔から好きなチームではないけど、
今大会はぜひ優勝をしてほしいところです。
いわゆるこの歴史的惨敗は、実はその道へ必要なビッグストーリーだったのかも。
W杯には何かがおこり、何かが語り継がれることがあるので、
むしろその記念碑としての「敗戦」になったようにも思えます。
しかし中盤もバックもこの試合はアナだらけといえば確かにそうでした。
メッシも得点したとはいえPKでは・・・。
次の試合がこの惰弱さだったらもう終わりでしょうね。
なるほどアタッカー陣は優勝候補に相応しい魅力あふれるものでした。
エムバペも全然余力を残していたくらい悲壮感ゼロでしたし。
果たしてネイマールとエムバペ、どちらのパフォーマンスが上回るのか楽しみです。
が、もしかしたらフランスの守備陣はけっこうザルかも。
攻撃に時間が取れていたからクローズアップされなかったけど強靭な感じではなったですね。
クロアチアの輝きが感じられなかった・・
前回に比して劣化しているような。
さすがのモドリッチも全盛期のキレはもうないですね。
モロッコはよくまとまったいいチームだし、クロアチアに負けない個人技もありました。
この日の勝利はなかったけど、もしかしたらこのグループの2位になっているかもしれません。
今のところ強固なる「堅守」のチームが全然見えず、どうも攻撃の強さが目立つ勝利が多いです。
それとトレンドのフォーメンションはどうも欧州流の「443」もしくは「343」。
日本のような献身的な1トップよりも、守備をよりも攻撃重視の3トップ攻撃陣が多いようです。
今スペインVSコスタリカを見ていますが、スペインの攻撃のリズムはフランス以上かも。
日本がスペイン戦でジャイアントキリングを起こす確率はかなり少なそうなので、
コスタリカ戦でもし勝利せずに引き分け以下だったら予選突破はまずないでしょうね。
ドイツに勝ったからといって全く安心できないですね。