真っ黒い!真っ黒すぎる!!
この濃さに勝てるのは松崎しげるさんくらいでしょう(笑)
知る人ぞ知る千葉県旭市「飯岡福祉センター」の天然温泉。
温泉施設でもないのにこんな特殊な黒湯「モール泉」に気軽に入れるとは・・
さすがローカルな自治体施設。
町の規模からしてバカでかい!
旭市の保険センターと併設。
その左側。
入ればいかにもな福祉センター。
職員さんがとても親切。
申し出ればすぐ案内してくれます。
市民は200円。市外300円。なんとありがたい!
「よかったらどうぞ」とパンフレット。
一番奥の奥がお風呂。
福祉センターだから風情はいらない(笑)
けれど健康増進のため温泉を気軽に解放するなんてなによりな施策じゃないですか!
公共施設らしくだいたい月曜日がお休みのよう。
脱衣所。キー式無料ロッカー。
さて、分析表をまず見ましょう。
市長が申請者。さすが。
これだと表記が足りないよなと思っていたら・・
ありました。
横にクリアファイルに入りかかっていました。
有無を言わさないナトリウムと炭酸水素塩泉の割合。
裏側。
メタけい酸も多いけど、なんといってもすごいのが「腐植質」の多さ。
腐ると書いてるけど、そういう感じではなく完全に分解した、
そんな感じで、植物の天然の栄養が詰まったありがたい温泉ですね。
これが黒湯(モール泉)のヒミツ。
▼ 参考:モール泉とは? ▼
源泉名 「飯岡温泉」
泉質 ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性・アルカリ性・冷鉱泉)
源泉の温度 13・6℃
pH 8.4
溶存物質合計 1910mg/kg(ガス性のもの除く)
く、黒い(笑)
お風呂自体はそんなには大きくはないですが、十分にゆったりはできます。
露天風呂はありません。
また、シャワーはあっても、シャンプー、リンスは無し。
ただし、懐かしい石鹸はあります。
どうですか!なかなかの黒さでしょ。
コーラにしか見えないです(笑)
あまりに黒いから手すりで降りないとどう降りていいかわかりません(笑)
慣れてないとマジで危ないです。
なにしろ5センチ先が見えないですから。
入ってすぐわかるトロッとした感じ。お肌がいきなりスベスベ。
湯面に映る窓ガラスでそのトロみが分かろうというもの。
熱さは42℃くらいかな。
私はこれだと長く浸かれないので、
半身、または足だけとを繰り返しながら浸かってゆっくり入りました。
なんだか醤油煮込みになった気分でしたが(笑)
色は濃いけどほぼ無味無臭です。
加温はされており、おそらく掛け流しではなく当然循環方式。
そりゃそうです、保険センター併設なんですから。
一番そこは気を使うはず。
いやー、東京の黒湯もすごいけど、房総の黒湯の濃さもなかなかすごいですね。
風呂上りポカポカ、肌はスベスベ。
これが300円とはなんとありがたい。
で、たっぷり汗を流して、どうしても今日はこれを飲まずにはいられない!!!
コーラ(笑)
こんなにコーラを美味しく感じたことは無いかも(笑)
住民のベテランさんといっしょにここでゆったりテレビなど観て。
いいなぁ、地域コミュニティ。
昔はさっぱりその良さを理解できなかったけど、
もうこの歳になるとなんだか少し分るようになってきました。
市民のための施設も、そして温泉というのも。