志賀高原にある、昭和クラシックな温泉ホテルの一つ「木戸池温泉ホテル」。
近辺含め、まさに昭和のスキー全盛期に賑わった場所でしょう。
ホテル名にもなっている温泉はなかなかユニークな手法で、
加水も加温もない、純粋な天然温泉掛け流しが楽しめます。
外観からもかなりなクラシックさを感じます。
昭和のホテル、ですね。
目の前には名前の通り木戸池が。
標高が高い、高原らしい風景。
透明度も高くきれい。
鱒や山女ではなく、まさかの鯉がやたらいたのにはちょっとびっくり(笑)
全周に自然遊歩道があります。
館内も、ザ昭和。
昔ながらの温泉ホテル感ですねー。
温泉は地下1階です。ちょっと暗い感じが、、、
では、成分表。
溶存物質0.0989g
じつに微妙な感じで単純温泉になってしまいました(笑)
※単純温泉だからいけないとかではありません
もし0.1オーバーなら、
カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉てな感じですね。
昔でいうところの石膏泉にニアということでしょうか。
源泉名 「熊の湯平床の湯」
泉質 単純温泉(低張性・中性・高温泉)
源泉の温度 65.8℃
溶存物質合計 989g/kg(ガス性のもの除く)
加温、加水なし、源泉かけ流し
露天風呂はありませんが、内風呂はかなり広いですね。
無色透明、ほんの、ほんのわずかな硫黄臭。
トロみとかはなくサラッとしています。
やや温度は熱めかな。
ここに来る客層がベテラン世代だから、それを考えると熱めになるでしょうね。
単純温泉でクセがないから、できたら数回に分けた重ね湯をするのがいいですね。
なんといってもこの温泉の特徴は、
高温、低温の2種の温泉をブレンドし、適温を調整していること。
だから100%で掛け流し。
加水、加温、塩素、循環全て無し。
だから単純温泉といえども純度高くありがたみたくさん。
お部屋もなかなかクラシック。
食事もこれまたクラシック。
昭和の温泉ホテルは今微妙な立場かもしれません。
こういう昭和な雰囲気をあえて好む方もたくさんいらっしゃるし、
しかし新たな顧客層を開発していかなければならないし。
いい温泉があるからそこに集中投下していくのも一つの手段かもしれません。