オフィスワーカーのパワー飯、これを担っているのが都心の町中華。
恵比寿にある「舞香(まいか)」で食した
「肉の辛みそ定食」はまさにそれに相応しい逸品でした。
なにしろ迫力があります!
恵比寿のスタークロス=五叉路は知る人ぞ知る場所。
そのすぐ先に行列が。
まだお昼前なのに。
「舞香」
中華料理、中国料理とも書いてないけど間違いなく中華です。
メニューは町中華以外のなにものでもありません。
さて、並んでいる間はメニューと睨めっこ。
つけ麺の種類が多いですね。
定食も数あって魅力的。
よし、今日はこちらにしてみよう。
「辛みそ」の二つ、レバの辛みそ、肉の辛みそ、このどちらかで迷う・・
案外小さなお店なんですね。カウンター7人、テーブル2つ。
だから余計に混むのかも。
でも回転早いので10分も待たなかったですかね。
入店してカウンターへ。
なんと目の前がステンレスで思いきり塞がれてる(笑)
そして尋常じゃない湯気が店内に(笑)
それを含めた油飛びを含めたさっきのステンレスなのかも。
ガンガン火を使っているんでしょう、調理場で。
で、常連さんとこちらの奥さん?のオーダーのやり取りがなかなかユニーク。
「きょうはなにしますー」
「大盛り?」「ちょっと多いか?」「ちょっと大盛りにしとく?」
と明るく矢継ぎ早で、これぞ町中華の風景だなと。
いいですね。
いちおうもう一度メニューを眺めよう。
ジャンラーメン、韓国ラーメンって気になる。
よくみると、気になっていた「レバの辛みそ」のほか、
「レバの生姜焼き」というありそうでなかったものも。
次回はぜひこのどっちかを。
はい、肉の辛みそ定食。
見るからにド迫力。
ボリュームもかなりなもの。
これはオフィスワーカーたちの味方だろうなぁ。
湯気もうもうのスープ。
では早速。
火の通りがよくて、すごく熱いけど野菜はしゃっきりで、
舌触りは生のままくらい。
味付けの辛みそはいうほど辛くはなく、よくいうピリ辛程度。
いちばんご飯がすすむ味付けです。
玉ねぎ、白菜、にんじん、ピーマン、海老、イカ、
きくらげ、豚肉、うずら玉子。
辛さをこのテーブルの辛味タレで途中足すとまたこれが・・
あまりにご飯がすすんでしまってついついお代わり。
そして我慢できずにオンザライス!
こりゃいいパワーライスだなあ。
もうちょっと餡を多めにして「肉の辛みそ丼」なんていうもいいかも。
と、食する側はいつも勝手なこというわけです(笑)
あーおいしかった!
ここに来ると元気になる、そんなお店です。
赤い看板も、白地に赤の暖簾もない、店内も赤い色は皆無。
店装、店内はシルバーと木目を基調に、ネオンサインのみ赤。
なるほど、この時代の「街」中華ってこういうかんじが合っていますね。
とても残念なことが。
舞香への途中、とても好きだった「中国家庭料理 天童」が閉店していたことを発見。
40年の歴史を閉じられました。
もうあの五目ヤキソバが食べられないのか。。。