奥飛騨の名湯「平湯温泉」にある唯一の素泊まりビジネスホテル、
「ホテル ひらゆの森」
すぐ近くにある大規模温泉施設「ひらゆの森」の姉妹施設に当たります。
ぶっちゃけそういうコンセプトだからあまり温泉に期待はしませんでしたが、
ところが左にあらず。
露天でもない小さな内風呂なんですが、なんともこれがいい湯でして・・
温泉街のメインストリートにあり、バスターミナルから歩いて5分。
ビジネスホテルなんだけど外観は旅館風。
部屋も和洋折衷。
お風呂は1階のロビー奥。
温泉分析書。
源泉名 「家上の湯」
泉質 ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉
(低張性・中性・高温泉)
源泉の温度 49.5℃
溶存物質合計 1.334 g/kg(ガス性のもの除く)
「ナトリウム・カルシウム・マグネシウム」がほぼ均等。
おいしいとこどりの三色だんごみたい(笑)
この三つが並ぶ温泉ってあまりない?
斜めに設た木枠の浴槽。
そんなには広くはありません。
4〜5人までですかね。
やはりケロリンが(笑)
成分表には無色透明とありましたが、実際はやや薄緑の濁りがあります。
軽めの硫黄臭がありますかね。
温度は熱すぎず、私の好みの湯加減。
濃い温泉ではないけど、とても気持ちが整います。
お風呂自体が新しく全体が明るめ、鬱蒼としていないのがいいですね。
こじんまりしているからなのか、滞在中誰にも会わなかったからなのか、
すごーく「マイ温泉」感があり何度でも入っていたい、そんな気にさせてくれました。
実は滞在直前に火傷をしていたのですが、帰る時にはほぼ治っていたことにびっくり。
さらには困っていた皮膚病の改善が顕著でした(個人差あります)。
ビジネス湯治なんていうのにいいかも。
ちょっと離れた裏手にある源泉「家上の湯」。
湯があふれています。
成分表にもある通り源泉の保持者は「お宿 栄太郎」さん。
ホテルひらゆの森の目の前には温泉郷唯一のコンビニ(笑)つるや商店。
ここには平湯名物「はんたい玉子」があります。
ここも源泉。あれ?ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉とありつつ
単純温泉とはこれいかに??
黄身が固まり、白身がトロンの不思議温泉玉子。
詳しくはまた。
もう少し進むと共同の足湯が。
その名も「平湯温泉 足湯の湯」(笑)
こちらは濁ってますね。
この足湯には何回かお世話になりましたがとてもいい気分になりました。
温泉浸かって、温泉玉子食べて、また足湯に浸かる。しかも皆源泉が別。
これが100m以内でできるのが平湯温泉のいいところ。
色々な宿を巡ってみたくなります。