セブンイレブン「カレーフェス」、「銀座デリー監修 カシミールカリー」に続いて、
これまた銘店の「エリックサウス監修 チキンビリヤニ」を食してみました。
結論からいえば・・またまた脱帽です。
すごいですね、セブンの開発力というか研究力は。
今どこのセブンイレブンへ行ってもいい位置取りされていて、
その人気、注目ぶりが伺えます。 ※カレーフェスはすでに終了
ここ数年、チキンビリヤニ人気は急上昇でしたね。
どうして人気になったかはよくわかりませんが、
インド料理にしては都会的?で、女性に支持されたからかな。
やはり安定の「フジフーズ」
なるほど、このシートでライスの食感を損なわないようにしてるのですな。
しっかり考えられているよなぁ。
実にシンプル。
ある一定の値段に抑えるために究極の絞り込みをしているのでしょう。
汁気のあるトマトを持ってきたのも英断。
これ、なんのため?とも正直思いました。
ビリヤニにマサラは本来特に必要なものではないので。
でもあくまでもエリックサウス流ですからね。
バスマティライスではなく国産米。
ところが・・食感は実にそれに近いではないですか。
うまくパサつかせているというか、
単なる代用品ではなく国産米の良さもちゃんと整えています。
こういうところがセブンはすごい。
もちろん監修のエリックサウスも。
そしてこのスパイスの玄妙さ。
そもそもご飯が違うのだから再現力云々はいえないけど、
イメージとしての再現力は大きく水準を超えていると思います。
1個しかないと侮ってはいけないチキン。
これがまたしっかりと調理されていて、これ単体で売ってほしいくらい。
このトマトも実に効いています。
そしてこのマサラ。
こんなにカルダモンがすごく香るマサラは味わったことないです。
よくここまで振り切ったもんです。
とてもとても美味しいんだけど、
やっぱりビリヤニ本体だけでよかったんじゃないかとも。
お店のボリュームならこの味変マサラに意味があるけど、
正直これっぽっちのご飯量では・・・
なので、あくまでもエリックサウスのイメージ寄せなんでしょう。
わかるけどなんだか変な妥協じゃないかな、とも。
ついでながら、魯珈の「カティロール スパイシーチキン」。
いうほど辛さは感じなかったけどなぁ・・
そもそも日本のようにナンではなくチャパティ主力のインドなら、
こういう巻物がセブンで出てきて当然。
なんといってもブリトーのセブンですから(笑)
しかし、、、これがブリトーを凌駕するようなものかと言えば、うーん。
正直「ああ、そうですか」くらいの感想しか持てませんでしたね。
しかもほぼ400円でしょ。
なんとなく優等生に収まってしまっていてもったいない。
これは失策かも。
セブンにして、そして名店にして、そういうこともあるということです。
全て完ぺきだったらかえって味気ない(笑)
この先秋になっても「秋カレー」をやってくるのかな?
「パーティ」「フェス」ときて今度はなに?
「カレーパレード」?「カレー秋祭り」?(笑)