「なつかしい 昭和の味 中華そば」「地元で六十年以上」
こんなキャッチコピーを自ら謳う、
千葉県八街市にある「中華料理 銀華」。
そんな、懐かしい中華そばがどんなものかを味わってきました。
もう一つの名物「オムライス」と共に。
場所は千葉県八街市八街。
JR八街駅からは徒歩10分くらいでしょうか。
私がよくいう「町中華3階建ての法則」(笑)
1階が店舗、2回が宴会場、3階が自宅。
こういう感じのお店は、宴会がしっかり受けられる、
「町中華レストラン」なんて言ってもいいですね。
なかなか立派なる店構え。
店内もこれまたご立派。
この町の規模からしたら収容人数が多いですね。
それだけ人気なのかな。
!!!!!!!!
まさかサーモスが出てくるとは!!
1ページめからのアピールがすごい。
まるでマガジン。
大きめのお店なので高めの設定かと思いきや、
めちゃくちゃ安いじゃないですか。
ラーメン400円なんて驚き。
一品料理はそれなりの値段だし、
麺類だけが飛びぬけて安いのが不思議。
「町中華 三種の神器」=オムライス、カレーライス、カツ丼。
というのは町中華探検隊における定義ですね。
要するに町に根付いた中華であるなら、
本格中華だけではなく町の食堂的メニューあってこそ、
という意味なんでしょう。
でも、私が定めるところの三種の神器はあくまでも
基本中の基本「ラーメン、チャーハン、ギョーザ」。
こういうヒストリーを直接見れるのは好きです。
待てよ、ここから一つ選ぶのはアリだな。
その筆頭になっているオムライスはきっと名物なんでしょう。
なんというか、町中華を自身で楽しまれている様子。
ラーメンとオムライス。
なんというか、完璧なビジュアル。
しばらく見惚れてしまうほど。
これまた美しいラーメンだこと。
400円ですよ。
食べずしてこの美しさから美味しいことが判ろうというもの。
倍の800円以上取って「中華そば」と名乗るお店たちに見せてやりたい。
この透明感あふれるスープ。
少し煮干しの味が軽く香り、
やや塩辛い後味が昭和のラーメンの記憶を思い出させてくれます。
この黄色の麺がまたこのスープにピッタリ。
どうですか、この芸術的なオムライス。
こちらでは厨房がしっかりしていると見受けます。
なんというボディライン。
ではいただきます!
おお、実にちゃんとしている。
薄めの玉子なのにフワッとしている。
なおかつ一粒一粒がしっかりとケチャップライスになってる。
これは技術のあるオムライスではありませんか。
肉は鶏肉ではなく豚肉=ポークライスということですね。
チャーシューは締まっていて、
噛みしめて3口目ぐらいでまた旨味が。
麺が伸びやすそうだったのでまずすすってしまい、
オムライスのスープ代わりに。
私的にはかなり満足度が高いラーメンとオムライスでした。
食べ終わってまだ後を引いています。
よい食事に出会ったときはいつもこうなります。
お会計のところにあったまさかのミニチュア(笑)
スッキリした気持ちでお店を後に。