
東京における「ホープ軒」は「大勝軒」と共に特別な存在。
特にホープ軒は系譜がやや複雑。
開祖は屋台を貸し出していた「吉祥寺 ホープ軒(難波氏)」。
その仲間が「千駄ヶ谷 ホープ軒(牛久保氏)」「土佐っ子(閉店)」で、
同じく屋台から独立したのが「香月(穴見氏)」「弁慶(西川氏)」。
その香月から分かれた「涌井」、弁慶からの「なりたけ」は
それぞれ私の住んでいた場所にあり、ホープ軒系列は身近な存在です。
千駄ヶ谷のホープ軒にしきりと通ったのは40年くらい前ですかね。
それこそ「東池袋 大勝軒」と交互に行っていた時代もありました。
すっかり今では遠のいてしまい、10数年ぶりの訪問です。
千駄ヶ谷駅から数分。
新国立競技場の目の前。
▼ホープ軒の歴史はこの記事がとても詳しいです▼
▼その前提となる吉祥寺ホープ軒の歴史▼
券売機にいらっしゃるのは・・なんと創業者の牛久保さん!!
ちょうど集金の時間だったようで、
「何にしますか?言ってくだされば」と優しくご案内してくださいました。
なんだか感激。
いわゆる立ち食い形式はこのホープ軒が東京では元祖のようなもの。
今では駐車ができませんけど、それこそタクシーが行列して、
チャチャっとすすってまた夜の街に繰り出す、これが風物詩でした。
深夜の千駄ヶ谷、環七沿いの賑わい、一時代を築いた光景。
2階ってもともとあったっけ?
最近増設されたくらいのきれいさ。
変わらぬサービスである「ジャスミン茶」。
これがあるとないとじゃ・・
そしてネギの入れ放題。
神サービスですな(笑)
ラーメン 850円。
すっかり高くなってしまいました。
どんな名店であっても800円以上は高いと思うのですけど、
今の材料費であったり店舗維持を考えると妥当なんでしょうね。
この背脂、そして豚骨しょう油の色合い。
(印象上は)変わっていませんね。
当時はこのビジュアルに度肝を抜かれましたけど。
けっこう遠慮して乗せました(笑)
背徳の背脂。
土佐っ子なんかは背脂の下にもっと白濁したスープが潜んでいました。
こうやってみると香月もかくやくらいの透明スープです。
ちょっと以前よりは洗練されている?
麺は中太の自家製麺。
以前はもっとモゴモゴしていたような・・
いずれにしろこの麺の印象は大きく変わった気がします。
背脂ラーメンにはもやしがよく合います。
チャーシューはトロトロ。でも・・・
正直、このラーメンにはチャーシューが必要ないような気もします。
メンマがちょっと筋だっている感じは90年代っぽい。
食べ始めて1分、ネギをさらに追加(笑)
以前よりも背脂がそんなに気にならなくなったのか、
どんどん食べ進められてしまうから不思議。
昔のほうが気合いいれなきゃ食べれなかったもんなぁ。
でも、ジャスミン茶はがぶ飲み(笑)
ごちそうさまでした。
東京のホンモノのとんこつしょう油を久々に堪能しました。
黄色に赤字。
これぞホープ軒。
ちなみに商標登録は吉祥寺ではなくこの千駄ヶ谷が持っているそう。
神宮の帰りは賑わうんでしょうね。
コロナ以前はきっとインバウンドの方も多く来ていたのでしょう。
特に中国の方は著名店をよくご存じでした。
すでに東京における「クラシック」ラーメン店となりました。
最初気が付かなったけどブタのキャラがいるんだ!
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