☆キャンプ

【日記】道志村における発見とDNA鑑定が出て・・

【日記】道志村における発見とDNA鑑定が出て・・_b0008655_17241978.jpg


道志村における遭難で、とても悲しい一つの結論が出てしまいました。

あれから3年近く。とても時間がかかりました。

キャンプに関わる痛ましい出来事なのに、

キャンプの仕事をしているものとしてなにもできなかったし、

逆に何かしてもいけないし、常にもどかしい思いでいっぱいでした。

せめて教訓とした安全に対する喚起を多くの人に伝えることが関の山。

そんななか、いつかなんらかの発見があるのだろうと思いつつも、

現実として一つはっきりとしたことによりさらにやり切れない思いは募ります。

家族や友人との楽しいはずだったキャンプがこのようなことに・・


私がかの地を訪れたのは2007年。

周辺は実に豊かな自然環境で、ひとつの日本の原風景のような場所です。

ただどこか陰惨とした雰囲気があることも感じる場所でした。

それもこのあたりの良さとして。




【日記】道志村における発見とDNA鑑定が出て・・_b0008655_17242367.jpg

軽率なことは言えませんが、この毎日新聞の記事にある通り、

「事件」「事故」の2側面というのは当初から頭をよぎりました

一刻も早い発見のため捜索ボランティア活動の話がすぐ起こり、

私にも即時連絡があったのですが、

瞬間的に、もしかしたら事故ではなく事件ではないかと頭によぎったのです。

つまり「もし事件だったら素人が乗り込んで行っていいものだろうか」と。

※あくまでも個人として想起したことで、

駆け付けたボランティアの皆さんの批判ではありません。

かなり葛藤をした結果、またみんなもさまざま意見を出し合い、

結局ほぼみなさんとどまった方がいいという結論に至りました。

今思い返して、果たしてどういう判断がよかったのかは未だわかりません。



キャンプにおける安全は最優先事項だと常に考える中、

だからといって自ら防げることばかりではない、その事実を今一度考えています。

それは毎日の生活も全く同じですが、

ついキャンプはいつも以上に「気が緩んでしまう」のです。事実として。

気が緩むというのはいわば「安息」でもあり、

安息をしているからこそ緊張感がほどける普段より散漫になる

これは二律背反なので仕方がないことです。

あとはこの「安息」と「緊張感」のバランスをどのくらいに持っていくか

これはキャンパーの課題でもあるとと同時に、

キャンプ場がどこまでその空気感を担保してあげれるか、

それはどちらも非常に難しいことだと考えます。

キャンプ場は閉じ込めてしまえるホテルではなく、

壁を取っ払ったアウトドアなのだから。



51%の安全、49%の危険

この均衡以上をどんな場合でも保てるか。

言い換えれば「49%の緊張と、51%の安息」の維持ともいえるかもしれません。



そして・・

もうこのようなことが起きないこと、

同時に、ご家族の悲しみが少しでも癒えることを心から念じます。


platinum





トラックバックURL : https://samcamp.exblog.jp/tb/31371901
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by sammag | 2022-05-15 18:13 | ☆キャンプ | Trackback | Comments(0)

人生は旅。旅は人生。日々は扉の向こうとこちら側。キャンプ・食・星・日常を綴る、アウトドアライター・キャンプブロガー・JACインストラクター/講師・温泉ソムリエ・星のソムリエ® ・exite公式プラチナブロガー SAMの人生キャンプブログ


by SAM