【OM-D散歩】葛飾柴又帝釈天①・参道編に続いて
「葛飾柴又帝釈天② 題教寺、江戸川編 ~寅さんと矢切の渡し」です。
「男はつらいよ」で何度見たことかわからないし、実際に何度も訪れた場所。
それなのにいつも気持ちが新たになる風景です。
江戸川の眺めも同様です。
だからカメラの収めることが楽しくて、楽しくて。
正式には「経栄山題経寺」。
ロウソクを灯させていただきました。
寅さんと源ちゃんがこの廊下を滑って御前様に怒られる(笑)
「バ・ターーーー」
笠智衆さん最高の一言。
帝釈天様横を抜けていけばすぐ先は江戸川。
ソラの青と緑の美しさはこの時期が一番かも。
寅さんが眺め愛した風景。
昔から変わらない矢切の渡し。
実際の矢切は川向こうの地名。
今日は乗らずにまた今度。
コロナの影響もあって令和2年にその歴史を閉じた「川甚」。
川甚こそ「男はつらいよ」第1作の重要な舞台。
半分取り壊して、この建物は区が買い取るとかいう話も。
いつの間にやら夕方。
さぁ、帰ろうか。
年末スペシャルでしたね。
伊東四朗さんとうなぎ。
この踏切も何度も映画に出てきました。
この視線の物語性。
二度とこういう映画は作れないだろうなぁ。
なんだろう、柴又は「来た」というよりも、
いつも「帰ってきた」と思わせてくれます。
だから帰路なのに寅さんと同じように旅に出る気持ちになれる、
こんな不思議なところは日本中探してもないかも。
CAMERA : OLYMPUS OM-D EM-10 Mark Ⅱ
LENS :M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0