あくまでも私の話としてですが・・・
日本にある自分の知っている全カレーの中で、
最も愛しているカレーは、デリーの「コルマカレー」、
そして中村屋の「純印度式カリー」の二つだと断言します。
さまざまな機会で、どんなに美味しいカレーだと感じても、
一生涯でこの二つを上回るカレーには出会えていません。
すでにそう感じたのが二十歳ころなので、
40年間ずっとそのポジションが変わってないということ。
で、このセブンイレブンの春のキャンペーンに、
まさかまさかのデリー「コルマカレー」が
選ばれている事実に驚いてしまいました。
誰が企画したか知りませんが、アンタはえらい!!(笑)
「華麗なるカレーパーティー」
名前がくだらない!!(笑)
くだらないけど罪がないからぜんぜんOK。
実際HPでもなにが「パーティー」なんだか全く分かりませんが(笑)、
いわば「勢ぞろいした」みたいな話なんでしょうね。
そしてその頂点の一角に位置させたのが「コルマカレー」だなんて、
めちゃくちゃうれしいじゃないですか。
さすがセブンイレブン、目利きの力が違う!といいたいっすね。
ほんとうはデリーの「カシミール」にしたかったけど、
シバシャバ過ぎて商品化できなかったから、
いたしかたなくコルマにしたというのが真相じゃないかとも(笑)
580円。
それなりに思い切った値段ですよね。
この微妙な価格帯が琴線に触れない、そんなことがちょっと心配。
余計なお世話ですが(笑)
面白いのはデリー的には上野こそ「聖地」なはずなのに、
なぜかコラボ商品となると「銀座デリー」を名乗るという不思議。
銀座のほうがオシャレだから?(笑)(笑)
以前、どれほどコルマカレーが好きかを書いた記事がコレ。
あまりに好き過ぎるコルマを一人寂しく(笑)、
独占しながらった食べるという実に変なキャンプをしたのです(笑)
8年前、こちらでもコルマカレー愛を語っています。
フジフーズですよ。
千葉県民はフジフーズで身体ができているようなもの(笑)
セブンのお惣菜主力工場。
全体に一度はフジフーズで作ったものを県民全員が食べているはず。
そのフジフーズが作るのというのも意味があるのでしょう。
再現性に最大の信頼を置けるから。
500Wで3分半。
蓋を開けた時の香りは間違いなく「それ」。
コルマカレー以外のなにものでもなし。
このパセリは全く余計なモノなんですけど、
セブンの売り場でもしこの彩りナシが並んでいたら、
そりゃ買う気が減退するでしょうね。
再現性以上に、売り上げに大切なビジュアルマーチャンダイジング。
下にご飯が隠れています。
一気に熱いところを流し込んで・・
このあめ色とトロミ感、コルマカレー感たっぷり。
ただしあくまでも「コルマカレー感」。
つまり同一ではないということ。
もっと現物は独特な茶褐色。それにここまではトロっとしてません。
ははっはははは!!これ、コルマじゃん(笑)
この玉ねぎが醸し出すフルーティーな甘さ。
それが強いスパイスと一体化し独特の奥行きを持つ、
あの「コルマカレー」のしっかり直線上にあります。
それは間違いない。
けれど、全く同じではありません。
同じはずもないし。
あくまでもデリーの監修を受けて出来た、
セブン向けのチューニングカレー。
これでいいんですよ。
なんだろうな、虎屋の羊羹と、虎屋監修の羊羹が同じなわけないということ。
あまりいい例えじゃないな。
武藤敬司と神無月?これも変か(笑)
いやもう、ご立派な再現力&チューニングです。
キャンペーンでいずれ消えてしまうのは寂しいなぁ。
多くの人に「コルマカレー」の美味しさを知ってもらいたいなぁ。
そして上野の聖地へ詣でてほしいなぁ。
そうそう、あの林先生も東大在学中はコルマカレー信者だったらしいですよ。
コルマカレー、いつ食べるの?イマでしょ(笑)