香川県に来たら何はともあれ食すのはうどん!
最初に訪れたのはさぬきこんぴらさんにある、
創業100年を越す中野屋が運営する「手打ちうどん てんてこ舞」。
しょうゆうどん、ぶっかけうどんをいただいてきました。
琴平町、金毘羅宮の表参道。
手打ちうどん てんてこ舞。
この建物は築150年だそうです。
雰囲気ありますね。
セルフだけど各種案内が明示され注文は簡単。
さすが観光地、多言語化もバッチリ。
うーん、そうだ、この際だから2種類にしよう!
しょうゆとぶっかけ、それぞれ小で。
こちらは・・今日はスルー。
そうか、きつね(油揚げ)も当然セルフなんだな。
きつねがセルフだと、冷たいうどんにも乗せられるのはいいですね。
その後天ぷらを選択してお会計。
じゃこかつ!
さすが四国。よし、これだ。
右がぶっかけ、左がしょうゆ。
しょうゆは温にしました。
そしてだし醤油をかける。
さらにレモンを搾る。
ガーッと混ぜ、あとは間髪入れず一気にすする。
やっぱりいい、だし醤油のシンプルうどん。
初めて「だし醤油うどん」を食したのは1990年代の始めころでした。
かがわ市の手袋製造メーカーさんにお邪魔した際に、
その社長さんにある店に連れて行かれました。
小さな店だったなぁ。
社長曰く「みなさんは本当のうどんをご存じない。ここで味わってください」
注文の間に大根おろしを自分でおろすスタイル。
喋って手が止まると「黙っておろして!」と怒られます(笑)
でもそれは最高のタイミングのためで、
茹でたてが登場し生醤油で一気に和えたあの味、衝撃でしたね。
究極のうどん、そう言っても過言ではなかった逸品。
あの時はレモンじゃなくすだちでした。
東京で「(だし)醤油うどん」を食べれるようになったのはだいぶ経ち、
はなまるが上陸してから。
ただあの究極のうどんを超えるものには未だ出会えていません。
あのうどんは生涯での美味しい料理十指に確実に入ります。
そしてぶっかけ冷。
つやつやのうどんは期待に違わず。
今は当たり前のぶっかけも2000年まではほとんど知られてませんでした。
じゃこかつ。
これもだし醤油かな。
うん、うまい。
うどん2杯にじゃこかつで940円。
観光地にしてこの値段。充分でしょう。
大使、さすが。
にーしおーかー すみこだよ!(笑)
手塚先生!
水原、三原!
今の人は全く知らないでしょうね。
観光地ですからね。
必ず土産コーナーはあります。
実は中野屋さん、なんと最初は本屋さんだったとのこと。
その後お土産物屋さんになり、うどん体験を提供するようになったらしいです。
こちらは新しいお土産屋さん。
やっぱりこれは買って帰らないと。
「なんでもだし醤油」