以前セブンイレブンのレトルトカレーについてけっこう厳しめの意見を書いています。
それほどに完成度的に??なところがあったわけですが・・
さすが商品開発の強いセブンイレブン。
その後かなりのリニューアルをかけてきているようなので、
「刺激的な辛さとうま味 スパイシービーフカレー」
「濃厚な牛ひき肉のうま味 キーマカレー」
うま味系2種を選んで再び食してみました。
↓以前の実食↓
「刺激的な辛さとうま味 スパイシービーフカレー」
としては、まずスパイスが命だからカルダモン、クミンは強調して当然。
製造メーカーはハウス。
これにはちょっと驚き。
スパイス系であれば通常S&Bが担当するのに、まさかのハウス。
「食してみました」と書きましたが、実は2回目。
ほぼ発売された直後に一度食べています。
その時にも思ったのが、この深いブラウンの色味、
そしてサラッとしているに本気度を感じたこと。
安定・標準志向のコンビニレトルトとしては画期的なことです。
チャレンジしています。
具材は100円系とは比べようもないゴロゴロ感。
これで200円以下なのは立派です。
以前のケチョンケチョンに書いたときは、
「はっきり言ってカレー感があまりにもない」
「考え過ぎで出来てしまったカレー」
「どうだろう、60点くらいの出来」
「やっぱり「業務用」のあの味」
とまで記しましたけど、今回はすべて取り下げます(笑)
このカレーはよくできている!
覚悟が決まったというか、迷いなく「スパイシービーフ」を貫きましたね。
辛さは最高レベルの「HOT」で、脳天からも汗が出ます。
が、それはイヤな辛さではなく言葉通りの刺激的で気持ちのいい辛さです。
何よりもスパイスをしっかり感じることができ、
300円カレーのレベルに迫っているといってもいいくらい。
こういうのを待っていたんです。
続いて「濃厚な牛ひき肉のうま味 キーマカレー」です。
北海道産生クリーム。
これが吉と出るか凶と出るか。
なんとS&B。これも驚き。キーマだったらハウスでいいのに(笑)
うーむ、ちょっと・・トロミが強すぎじゃないか??
実際には随分とそうならないように工夫したんでしょうが。
こうトロミがあると大量製造感が出てしまうんですよね。
もっとザックリしているといいんだけどなぁ。
ただ実際には大きめのひき肉にしていたり、
炒め玉ねぎも完全に液状になっているわけでもないし、決してわるくないんですよね。
味わいも一口めのフルーツ感が強すぎるものの、
キーマだと思い切り意識せず、フルーティな甘口カレーと考えれば、
クオリティが高いカレーなんだと思います。
だからこそかなぁ、生クリームの甘みがフルーツに被ってしまっているんだよなぁ。
もっとS&Bらしいスパイスマジックのほうで勝負してほしかった。
いずれにしてもセブンのレトルトはどんどん進化していると実感です。
グリーン、マッサマンなどそこでしょっていうところに集中してるし、
ハウス、S&B、明治、ニチレイなどを上手に配置しているし、
商品開発に熱心なんでしょう。今後も楽しみ。