千葉県おゆみ野。ニュータウンとして栄えた町。
そんな言い方をしたら廃れたみたいなになっちゃいますけど、
一時期の販売禍は収まって、今はとても落ち着いた街並みになりました。
1990年代、それこそバブルとともに賑わった開発ですから、
もう30年以上ここに住まわれてる方も多いでしょう。
こういった街並みに、なるほどそういう流れなんだろうなぁというのが、
COFFEE HOUSE「茶緒」です。
お店のインスタによれば創業37年め。
言い方おかしいですけど、ニュータウンの老舗です。
街道沿いで駐車場もとても広く、普段の人気ぶりをうかがわせます。
「自家焙煎珈琲」「自家製ピザ・ケーキ」
このあたりを大きく出すのはいかにも昭和の終わり、
平成初期な感じを表しています。
建物もそういう時代に流行ったプチヨーロピアン。
店内もまさしくそれ。
ケーキはもちろん小物雑貨を販売しているのは、
やっぱり地元主婦たちがメインなんでしょうね。
奥の席。
さて、メニュー。
おや??イタリア??(笑)
ま、店名が「チャオ」ですもんね。
いきなりピラフから始まり、
どこがイタリアなんだろう?と余計なことを思いつつ(笑)
それはともかく、喫茶店のあるべき
「パスタ」「カレー」「スパゲティー」「サンドイッチ」と王道の品揃え。
デザート系もたくさんあるなぁ。
ビッグプリンとかすごく気になる。
出ました!「ソーダー水」(笑)
おっとー!ケーキセットがあるではないか。
いいね。これにしよう。キマリ。
ステーキ定食としたら結構手ごろじゃないかな。
さて、本日のケーキとしてサンプルが運ばれてきました。
こりゃどれも美味しそうだ。
ちなみに売られているものとは微妙に違うそうです。
フルーツケーキと茶緒ブレンド。
これにしました。
すこし苦みがあって酸味は控えめかな。
いいですね。私は好みです。
ケーキ、めっちゃおいしそう。
これは・・・すごく本格的なんじゃないの?
喫茶店のレベルを超えてる?
あ、、、これはかなり、いや相当美味しい。
最近のいじくりまわしたケーキではなく、
めちゃくちゃケーキらしいケーキ。
こういうケーキを探していたんだけどなかなか見つからず、
まさかこんな場所で出会えるとは・・・。
なんというか、不二家のケーキ系統の最上級というか。
いやー、時間をかけて食べたくなる。
堪能しています。うれしいなぁ。
無くなるのが惜しくて、
ケーキセットに1時間も費やしてしまいました。
で、あまりに美味しかったので買って帰る決心。
これは家族に食べさせないと。
外観からみたら確かにひと時代前ではあるけど、
きっと地元の方たちに愛されているんだろうなぁというのはよくわかりました。
で、テイクアウトしたのはこの3種。
チョコレートケーキ。
これもいうことなしのケーキでした。
モンブラン。
今回の大発見ともいえる、ここ数年の中でもベストモンブランかも。
そして紅茶のシフォンケーキ。
これも「こうあってほしい」のまんま。
家族の評価は「ケーキを買うためだけにそこへ行ってもいい」。
まぁ、この確かさだったらそう言うでしょうね。