
余所者には場所すらわからない。それが町中華(笑)
この、千葉県八街にある「天龍飯店」はGoogleMapだから辿り着いたものの、
そうじゃなければまず探し当てられなかったかもしれません。
しかし!路地裏にこそ名店あり?
お店も、食事も、実に印象深い町中華でした。
表通りは街道ですが、
なにせこの路地の先にあるとは最初思わず・・
これは表に面している台湾料理店の駐車場地図。
やきとりの対面にある「中国料理」こそ天龍飯店。
なんとも昭和な路地。
バーバーあるところに町中華あり!
しかし、どちらも継続が難しい今の時代。
これは意外な!
小さな町中華どころか、立派な店構え。
「飯店」って、中国ではそれなりの大きさを持つレストランだから、
確かに合っているかも。
すごいコロナ対策。
テーブルごとが個室のように。
さてメニュー選び。
おこさまラーメンが先頭とはこれまた意外な!
なんか、やってくれそうな期待感。
そうだ、入口に定食もたくさん張り出してあった。
ハンチャンラーメンもある。
うーん、大変迷ったけど、
とにかく初訪問はまず基本3種の神器から。
だからハンチャンラーメンだな。
なになに?
え?え?
これは何?(笑)
きた!ハンチャンラーメン。
あ、もう、安心。
この姿なら間違いない。
透き通るスープに縮れ麺が覗く姿が美しく、
ネギの散らし方も大変よし。
チャーハンのまとまりにさらに安心感。
ではラーメンから。
このスープはいける。
しっかりしたスープには程よい醤油の香り、
そしてさらに引き締めるショウガのアクセント。
いい、いい、町中華そばの安心感、それでいてオリジナリティがある。
しまったモモチャーシューも素晴らしい。
おこげチャーハンだ。
醤油がほどよく香ばしい。
ただ今回は少しハードな仕上がりだったので、
ベチャーハンが好きな人には若干合わないかも。
とはいえオーソドックスではあるので、万人向けの範疇です。
いやー、気持ちよく完食できました。
3種の神器であっても、やはりどの町中華もみな特徴がちゃんとあり、
町中華は実に奥深いと再確認しました。
ご主人はバイカーなのかな?
漫画もテレビも。
そして招き猫も(笑)
町中華のらしさ全開。
今やこういうレジスターでもクラシックな感じがします。
斜め向かいにある程度入れる駐車場があります。
ただここにはナビではたどり着けないかも(苦笑)
そもそも地元の方向けですからね。
ああ、「町中華」だった。
駅からそんなぬは離れていないけど、見つけるのはちょっと大変。
そのラビリンスを楽しむのも町中華紀行です。
案外クラシックな建物が周囲にあったり。
八街はあまり知らない場所だけど、小さな旅情がありました。