
「ソース焼きそば」って、外で食べたりしますか??
私は極めて少ないです。
無論、B-1に出てくるような特殊なものは別ですよ。
美味しいけれど、どうしてもフツーの焼きそばは画一的だし、
家で食べるのと決定的な差がないかな、と。
そうはいいながら年に数回、ついうっかり(笑)たのんでしまうことがあります。
その1回だったのが、福山市の老舗「中華そば専門店 十八番」です。
*緊急事態宣言以前の訪問です
福山駅からはどうだろう15分少々ですかね。
「中華そば専門店 十八番」三吉店。
三店舗あるなかでここが事実上の本店のようです。
駐車場が広いなー。
!!!!
なんだ、これは!!
こんな長いカウンターだけの店を見たことがない。
それなりにいろいろな店に行ってきたけど、まだまだ驚きがあるもんだ。
もちろん、目当ては「中華そば」のつもりではあったのですが・・
それと並び立つ「焼きそば」の文字がどうにも気にって。
メニューはこれだけ。
実に潔い。
ただこの日、どういうわけか中華そばに気が向かない。
そう、店に入る前からの焼きそばに心惹かれる。
数あるメニューからならたぶん選ばないけど、
絞られたメニューにあるのはかなりの「理由」があるはず。
それにしても・・(笑)
人がいないのは不人気ではなく夕方早々だったから。
この後ファミリーなど続々。けれど、結局みんな横並びというのが面白い。
そして、厨房には髪がすごく長い相当若い女性が調理中。
店主のお嬢さんかな?
年季が入っている。
!!!
自動麺上げ機!
ほどなく、焼きそば登場。
いいじゃないですか〜
ソース焼きそばには違いないけど、調理感アリアリ。
縁日的焼きそばとはまるで違います。
ではいただきます!
これは・・・はははは、、、美味しいです。
もう期待通りじゃないか!
ソースがちゃんとソース。
いや、つまり麺にソースが吸われているのではなく、麺に「ソースが絡んでる」。
パスタソースのように「ソース」なのです。
だいたい広島県はお好み焼きとしてソース王国と言ってもいいわけで、
ソースの焼きそばがまずいわけがない。
野菜もシャッキリ。
本来自分の場合コショーは味変というより、味の補完=美味しくないとき。
でもこの時は楽しさあまってイタズラな気持ちになってしまって。
それにあの特別な缶からコショーをだしたくなったのもあります(笑)
岡山でもないのに桃??
出前もされているのかぁ。
名前の通り「中華そば」も食べなきゃいかんな。
いい店と出会った後は、
帰り際にちょっとした淋しを感じたりします。