私のような昭和生まれは「中華料理店」というものに一定の郷愁を持っています。
その佇まい、空気感のどれにも。
壁に張られたメニュー、赤を中心にしたインテリア。
給仕するおかぁさんの存在。
この新松戸にある「中華料理 昇竜」の店内から醸し出す雰囲気にも
どこか強い昭和感を感じられます。
*緊急事態宣言以前の訪問です
新松戸も行かない場所だなー。
降りてみたら結構な大きなターミナルでした。
東側のロータリーを進みます。
歩いて5分もかからないかな。
手前に1軒ラーメン屋さんがあるので、そこを過ぎればすぐ。
松屋の手前です。
外装は昭和感はあまりなく、というか目立たないですね。
やたらデカい看板が妙に釣り合わない(笑)
店内は町中華だ。
ちょっとだけ薄暗い感じがするのも昭和感。
それは「蛍光灯」によるところが大きいかも。
高倉健!!
実はお酒飲まない(笑)
「マーボどうふ」「すぶた」
軽いツッコミどころがあるのも昭和チック。
「Noアルコールビール」「ジューズ」(笑)(笑)
「コーラー」っていうのはよくるんですけどね(笑)
ありました、コーナーのテレビ。
今、テレビが置いてある飲食店は、
町中華、蕎麦屋、食堂、喫茶店くらいでしょうか。
つまり、それらこそ「昭和」ですね。
奥の厨房のところにはカウンターも。
あるかないかが分からない(笑)
たった500円の注文だとしてもおしぼりは出ます。
ラーメン 450円。
昭和の値段。
これぞ「町中華そば」
↓町中華そばとは
ではいただきましょう。
こうだろうと予想したまんまの味。
スープとしょう油のベターハーフ。
これでいんです。これで。
軽い縮れの麺も「これでいい」。
メンマのこの手作り感は酒のアテを意識している感じ。
チャーシューは大きくはないけれど、フワトロ。
しかしこれで450円か・・
炒飯 550円。
ラーメン・炒飯でちょうど1000円。
いかにも!っていう見た目。
ちょっと艶やか。
高菜漬け付き。
これは珍しい。
見た目だけではなく、味も「いかにも」
中華のチャーハンの想像通りの味。
何も言うことありません。
これでいいです。これで。
「ラーメン・チャーハン」これを頼めるようになった時
なぜかオトナになったなぁなんて思ったものです。
8時まで。
おかぁさん「わるいねぇ、あわただしくて」
いえいえ、遅くに来てご迷惑をおかけしました。
ごちそうさまでした。
一気に街の火も落ちていきました。
しょうがないですね。
逆の西口。
こんなに賑やかなる街だったのか。
JRが交差。
これはおもしろい。
誰が作ったのだろう?