長年続けている掲載からキャンプ場レポートをご紹介します。
「RECAMP りんくう @SENNAN LONG PARK」
大阪は泉南市にある実にユニークな都市型キャンプ場です。
ロケーションがユニークということはもちろん、取り組みが新しい。
その指標は「都市型コンビニキャンプ」
例えばデイキャンプの進化版として、もっと細かい時間で提供をする「時間貸しキャンプ場」というアイデアもその一つ。これは実にユニークな取り組みになるかもしれません。そもそも装備の展開がラクだし、それこそ夕景と焚火、ちょっとしたキャンプ飯だけを楽しんでその日のうちに帰宅できるといった、過去例のない短時間で濃密なキャンプスタイルの誕生を示唆しています。
先駆けて現在すでに行われているのは、今注目の「車中泊」プランです。従来よくあった道の駅などの駐車しかできないという不満とは違い、キャンプサイトそのもので車中泊をするので、しっかりと「キャンプ」を行えます。しかもテント泊に比べてリーズナブルな価格設定。
広報誌「つながり」 野遊びうぃーくえんど。 より引用
詳しくはこちらに掲載されていますのでご覧ください。
2017年にオープンした泉南りんくう公園「SENNAN LONG PARK」
大阪、しかも空港から近い場所にこんなビーチが。
ちょっとした異国情緒。
まさにビーチ。
都市の海にしてこの水のきれいさ。
たしかに遠くには臨空が見えるけど、手前はリゾート。
そのビーチを見渡す場所にあるのが「RECAMP りんくう」
管理棟。
サニタリー。
シンプルだけど雰囲気を崩さないまとまりがあっていいですね。
シャワーがあるところが「らしい」です。
ogawaグロッケ24は備え付けです。
配置的にはこうなっています。
ほぼなんでもついている「カジュアルグランピングサイト」
ちょっとプラン的には高めの料金かな。
多人数で割るとそうでもありませんが。
このグロッケが使える日帰りプランなんて言うのもあって、
コンビニキャンプらしいプランです。
キャンプへの入り口はたくさんあって、ありすぎることはありませんから。
軽くテント二張りはいけますね。
「パークキャンプ」
こういう概念は誰かが進めなければ。
道向こうにはなんとイオンが。
これなら完全手ぶらが確実にできますね。
「そんなのキャンプじゃないよ」と思う方も少なくないでしょう。
でも、でもですよ。
木々に囲まれずとも、目の前は海というのは壮大なる自然があり、広く開けたソラの存在も立派な自然体感。
カタチだけではなく、どう環境と向き合うか次第で、
キャンプであり、キャンプ場は成立していけます。
キャンプをしに行ってスマホを眺めないなんてことがないわけで、
今の時代は清濁混合というか、多様性がみとめられる、
コンビニエンスであるというのはそういうものでしょう。
遮るものが何にもないからソラが広いこと。
キャンプにおける新しいマーケットと手法、そして自然と利便性の最大公倍数の姿を、このRECAMPりんくうがどんどん示してくれることを大いに期待したいと思います。
広報誌「つながり」 野遊びうぃーくえんど。 より引用