私が勝手に定義した町中華の系統として、大きく次の二つに上げました。
A:日本的中華料理(純日本中華メニューラインナップ)
この「川王府(せんおうふ)」はまごうことなきB。
しかも他では聞いたこともない「蜀国料理 」
なぜに「四川料理」と言わないかは謎。
でも「三国志」がめちゃくちゃ好きな私としては
よくぞ「蜀」と言ってくれました的存在です。
※こちらのお店は6月に閉業し
「順興閣」として新オーナーの元、新たな営業をされています。
ひとつの記憶、記録として残すことにしました。
電車で出かける場所じゃございません(笑)
それも、町中華。
不思議な名前ですね。
川はそれこそ「四川」でしょうし、
王は「ワンさん」、府は「のお店」ということかな。
なんと明確な(笑)
店内がすごい!
近年見たことがないラウンドブース!!しかも中華らしくない白黒。
カラオケ食堂なのか!?(笑)
とおもいきや、巨大なラウンドカウンター。
町中華として、こんな内装の店は千葉県唯一ではないのか??
さらには座敷まで。
得体のしれないお店だ(笑)
奥からは勢いのある「カンカンカン」の音が。
さて、何にするかな。
あれ?「四川料理」って書いてるじゃん!!
どこまでも意外なお店。
あるなぁ、定食の種類が。
白いメニューと赤いメニューがあるけど特に違いはないです(笑)
この店には山ほど謎が隠れてる。
定食セットA。
裏返すと、定食B。
AもBも特には意味がなく、要は裏と表。
やってくれるよな(笑)
そんなことよりどれにするかだ。
正直ありがちなメニューばかりなのは残念。
でも日本人が「八宝菜」「チンジャオロース」そういうのを求めちゃうから仕方ないですね。
うーーん、だからここは四川でいくしかない。
選ぶほどの品数はないけど、やはり王道の麻婆豆腐にしよう。
ほかの四川料理単品はどんなのがあるのかな?
これはこれで本格的なものが揃ってる。
サラダバー(笑)
もっとすごいのが自家製クッキーバー(笑)
不思議ちゃん全開!
「マーボー豆腐定食」
ひとつだけ”間違い”があるけど(笑)
こりゃ四川だ。
「シロイゴハンジャナクテ チャーハンデモイイ?」
そりゃいいけど、なんでそうなるのか、
この店の意外性の引き出しがすごすぎてついていけん!(苦笑)
ということで、奇しくもマーボーチャーハン。
うん、さすがに本格派とまではいかないけれど、
町中華としたら本流の四川麻婆豆腐。
山椒はもちろん、トーチーでしっかり味付け。
コーンスープ。
これもお替り自由。
チャーハンがなくなったところで
「ゴハンドウ? コンドハシロイゴハンアルヨ」
待ってました!(笑)
やっぱ、麻婆豆腐はシロメシに合う(笑)
スプーンが・・(笑)
これ、幼児用でしょ!(笑)(笑)
このお店ははもうやってくれるな!
「蜀国料理」で「手作り餃子」
この店、どこにツボがあるのかわからん(笑)
店内が雑然としているところはちょっと気になったりはするけど、
ま、それはこうい町中華の許せる範囲としておきましょう。
なんともユニークなお店でした。
※その後閉業されましたが、記憶に残る店でした。