
前回の味の素晴らしさに感激し、どうしても再訪せずにはいられませんでした。
当然それを独り占めしたくはなく、今度は家族全員での訪問。
千葉県宮野木にある「中華料理 美園苑」の2回目となります。
町中華は町中華として様々な価値観の中での美味しさを提供していますが、
こと「料理の美味」という点ではこの美園苑はトップクラスかもしれません。
確かに佇まいは町中華の範疇ではあるものの
どこか本格的な「中華料理店」を感じさせてもくれます。
「味自慢」
説得力あり。
この整然としている空気感も独特。
今回はこの座敷の方にしてみました。
さぁ、何にしよう。
今一度確かめたかったのが、
ノーマルなラーメンのスープ。
前回ワンタンメンは娘からちょっとだけもらったものなので、
今回は基本を知るべく「ラーメン」にします。
奥さんと息子は偶然一のユニークな選択をしました。
「五目ソバ」
いい線ついてきた。ちょっとヤラれたかも(笑)
さらにこれまた基本のチャーハンをシェアで。
娘は意外過ぎるチョイス。
まさかの「マーボ丼」。
別途全員で食べるギョウザを二人前。
最初の登場は「ギョウザ」。
続いてチャーハン。
そして「五目ソバ」
これは意外。あんかけではなく、しかも塩味。
そして「ラーメン」
テーブルに置かれたとき、ふっと鼻腔をくすぐるような甘い香り。
これは期待できる。
町中華のラーメンでありながら、
青味にインゲンを使うあたりやはり本格中華っぽい。
あ、このスープ、100点満点だわ。
「こうあるべき」のど真ん中中のど真ん中。
しかも品がある。
やはりベースの清湯が相当レベルが高いということなのでしょう。
一つ気になったのは、いつもの通り、
そのいいスープをワカメの香りと塩気が邪魔している。
いいラーメンにはワカメはいらないといつも思うんだけどなぁ。
そもそも青味があるのだから、ワカメはなくてもいいのに。
スープそのものには満点をあげたいけど、
このワカメの香りがついてしまうとその点数から下がっちゃうなぁ。
続いてチャーハン。
実に破綻なくまとまっている。
間違いなくご主人は腕がいい。
これですよ、これ。
グリーンピースの飾り。
ほとんどしょう油を感じない、塩味メインのチャーハン。
これはこれでいいと思います。
町中華典型の香ばし系ではないけど、
油でしっかりコーティングされていて、
サラッと崩れる感じが実にいい。
ここのギョウザはほとんど編む場所もないくらい
具がパンパン。
野菜も肉もぎゅうぎゅう詰め。
パンパン。
当然美味しいです。
これはまいった。
五目ソバの塩味スープのレベルが高い。
基本の清湯がやはり高次元なんでしょう。
今度私も単独で「五目ソバ」にトライしてみたい。
マーボ丼の麻婆は四川風のシビレ系ではなく、
よくいう広東風のやや甘い麻婆豆腐。
これもまた品があり説得力がある一品だと思います。
うーん、この美園苑は”腕のいい”店です。
基本のスープ、各品の調理、どちらも高次元。
いわゆる大衆的な町中華の、一つ上にいるような気がします。
事実その分コストは高め。
でもそれが納得のいく調理だと思いますね。
こういう店から出前を取りたいなぁ・・・
ちょうど閉店時間。
家族のだれもが店を後にしてすぐに口にしたのは
「また来たい」
この感想がすべてを物語っているでしょう。
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