今週・・情けないことに・・病に倒れておりました。
検査だけはしなければならないので病院への往復を3回したのですが、
それ以外はとにもかくにも自宅で静養することに。
病気自体は残念ながらまだ確定できず、今種も来週も検査を重ねます。
早く判って具体的な治療に進められるといいのですが・・
静養中おとなしくしている時間はテレビやネットはあまり見ず、
調子がいい時だけ映画を数本見させてもらうことにしました。
こんな時だから「食わず嫌いだった名画」に絞ってみようと思い立ったわけです。
一本目は「風と共に去りぬ」です。
映画史上必ず名前が出る名作中の名作、そういわれています。
いっさい内容を知らないので相当格調高い映画なんだろうなぁ勝手に幻想を抱いていました。
そしてこの3時間近い長編を観てみたら・・・・
全然抱いていたイメージと全く違い、軽いショック受けたくらい。
ぶっちゃけ、コレ名作なの??と正直思いましたね。
まさかこんな身勝手な女性の物語だとは夢にも思っていませんでしたね。
これほどの長尺で展開がスピーディーなのは驚きましたけど、
なるべくしてなるような展開ばかりで物語に深みがないというか・・
よいといえば、音楽と夕焼けシーンくらいかな。
なんでこれでアカデミー賞独占できたのかよくわからない。
まぁ、二度見ることはないですね。
続いて「シャレード」
私の生まれた年に公開された名作のひとつ。
これも内容を全く知らないです。
先に感想を言えば「けっこう楽しめた」です。
実際、ずいぶんとヘンなサスペンス脚本だなとは思ったものの、
それをかなりコメディタッチで描いていたのはちょっとおもしろさを感じました。
やっぱりヘップバーンはスターですね。
これはラブコメディだからそんなに深みはないけれど、
とにかく「映え」ますね。銀幕のスターってこういうことなんだろうなぁ。
それにジバンシーの衣装はさすが。これはファッション映画といってもいいでしょう。
チンピラ軍団(Wマッソー、Jコバーン、Jケネディ)これはひどかったなぁ(笑)
ケーリー・グラントはさすがだけど、この3人のヘタクソっぷりは・・。
その後、それぞれが名優になっていくななんて信じられないくらい大根(笑)
名画ではないですけど、勢いで「ハドソン川の軌跡」観ました。
クリントイーストウッド監督作品なので。
うーん、面白く観たけど「名作」ではないですね。
実際に起きたことをドキュメンタリーとして忠実に再現しすぎたので、
実はかえって平凡になってしまったというか。
さて、観たことがない「名画」はまだまだあります。
「駅馬車」「誰がために鐘が鳴る」「哀愁」
このあたりも次はいいかな。