8年間我が家にいてくれた「SUBARU R2」を先日手放しました。
セカンドカーとしていつも大活躍してくれ、
本当に運転が楽しくて、手放すにはだいぶ未練もありました。
実は7万キロだったのでまだ乗れるクルマではあったのですが・・
R2としては初期型。
グレードは標準タイプ「i」
このフロントデザインは見れば分かる通り「飛行機」
さすが中島飛行機の血統。
完璧なデザインじゃないですか。
こんなに美しい姿のコンパクトカーは後にも先にもなし。
デザイナーはよく「アンドレアス・ザパティナス」だといわれますが、
どうもそうではなく当時のチーフデザイナーの田中明彦さんのものらしいです。
SUBARUのちょっと偉い方に聴いたので間違いないでしょう(笑)
逆に日本人からこのバタくさいデザインが出たという方が驚き。
特にこの後方から見たデザインがすごく好き。
軽では稀有な4気筒エンジンの吹けもよく活発で、足回りもすごくよく、
キビキビした走りは楽しくて楽しくてしょうがなかったです。
なんでしょう「チョロQ」が自動車になったみたい。
SUBARU360の系譜であることをバックスタイルが物語っています。
バックライトのまとめ方もうまい。
M社の某車なんてまるパクリしてました(笑)
インパネも当時としては革新的。
これも飛行機の翼がモチーフなのは明らか。
今のSUBARU車でもこれだけ大きいエンブレムはないかも。
車の調子が悪いわけではなく、
デザインパッケージに大満足していたにもかかわらず、
それでも手放した理由は・・・
ひとつはヒドイ「突き上げ」。
何しろこの小ささでストロークがないし、タイヤも小さい。
運転席はまだいいのですが、後席はどうにも我慢できないレベル。
そもそもR2は2シーターといってもよく、後席はカタチだけ。
それはわかっているものの、やはり後ろに座る人の気持ちを考えると・・
もう一つは、家族の一人が、凹ませてしまったこと(苦笑)
ちょっとそれが大きくて。。。
修理を見積もったらパーツがなくすごく高いのにもびっくり。
1年間それで悩み、車検が迫ってきたので買い替えを決断。
買い替えの当日のドライブ。
やっぱり楽しかったなぁ。
こういう個性的なコンパクトカーはもう会えないでしょう。
手放すのがもったいないほどの可愛いデザイン。
ありがとう、R2。
そして、新しいクルマと一緒に記念撮影。
新しい・・中古だから新しくはないけど(笑)
今度もSUBARU車。