
いつでも行ける近さので、行こう行こうと思いつつはや十数年(笑)
やっと相葉くん、いや相葉ちゃん?のご実家である
「チャイナハウス 桂花楼」を訪問出来ました。
その人気ぶりはすごく、そりゃ全国からファンが次々とくるわけで、
なのでついつい「また今度でも」なんて足が遠のいていました。
私の周囲の知人はほとんど「桂花楼詣」はしているらしく、
どうも取り残されたのは私だけらしい(笑)
ということで、この日やっとその気持ちになったので善は急げ!!
この日のお供は、M.ZUIKO DIGITAL 17mm. F2.8。
スナップレンズなので食べ歩きでまず使ってみたい。
では初撮りはどこがいいか?
そこで思いついたのが桂花楼だったというわけです。
JR幕張本郷駅から10分も歩かないですかね。
初めての人は意外なほどの住宅地と思うでしょう。
このどこにあるんだろうかと歩いていれば、まず銀色の看板がドカン。
その先にさらにお店の看板が。
ユニークな建物だけど、周囲の環境を大切にするためか、
色合いなどは抑えめにしてありますね。
こういう配慮はとても大事なこと。
この日はすでにランチタイムが終わろうという遅い時間だったので、
噂の行列は特にはなく、静かなものでした。
とかいいながらも店内でお待ちの方が数名。
女性のお一人もいらっしゃって、
もしかしたら聖地訪問中なのかも。
ここが行列になるんでしょうね。
さて、ここでメニューを渡され、ゆっくり選びます。
多少おぼつかないところもありましたが、
丁寧な接客をしようという感じがアリアリ。
1ページめに「本日のランチ」
サラダ、メイン、点心、そしてライス(おかわり自由)とスープ、
これにデザートとはなかなかの充実ぶり。
ぶっちゃけ、これほどのネームバリューがあるのなら、
この1.5倍の価格でもたぶん誰もノーといわずに注文するでしょう。
しかしこれを千円で抑えたというのは、
遠方からのファンの訪問もありがたいこととも思いつつ、
ちゃんと地域に愛されようという思いなんじゃないでしょうか。
といいつつも、やはり訪れるのは女性が主体ということもあって、
こんな「Beauty Set」というのがあるんですね。
さらに定番コースも全体にリーズナブルに抑えてあります。
正直もっと高くもできるだろうに、それをしていないのが実に奥ゆかしい。
ちょっと背景がうるさく読みづらいなぁ(笑)大したことじゃないです。
何となく全体感で見ると広東料理がメイン?なのかな。
デザート・・・うん?・・・ちょっと待て、右ページ!
まさかここに(笑)
いやー、さりげない(笑)
これまたさりげなくメニューにこの一文が。
回転上げてじゃんじゃんお客さんを入れることだってできるのだろうけど、
それよりもこういう心構えであるのが立派。
逆に言えば、多くの方が遠方から来られているのだから、
出来るだけゆっくりしていってください、そういうメッセージなのかもしれません。
普通に考えたら著名人の実家ならもっと商業的にできるのに、それをしない。
そのあたりはテレビを通じた相葉くんの人柄からも
このお店のご主人たるご両親のお人柄を垣間見たような気がします。
まだ食事もしてないのに褒めすぎか(笑)
では、入店。
外からすでに眺めていたから判ってはいたけど、
ここまで瀟洒な店内とは。
よく相葉くんが・・いや、相葉ちゃんのほうがしっくりくるな(笑)・・
テレビで「ウチはラーメン屋さんだから・・」みたいに言うから、
すっかりその言葉に引っ張られてしまいがちだけど、
これはまさしく「チャイニーズ レストラン」であって、
ラーメン屋さんでも、中華屋さんのそれではないです。
この置き方も適当ではなく、さりげなく丁寧にされています。
HPの店名の由来を引用すると、
秋の宵、どこからか漂ってくるきんもくせいの香にひかれて小路に迷い込んでしまった経験はありませんか?あの甘いかぐわしい香りをもつきんもくせいのことを中国では桂花といいます。きんもくせいの香りのごとく誕生した桂花楼をどうぞよろしくおねがします。
ということだそうです。
実際のことをいえば「桂花」とキンモクセイがイコールということではなく、
桂花のほうがもう少し範囲の広い種の呼び方のようですね。
でも、イメージは同一だからそれはどうでもいいです。ステキな店名だから。
さて、サラダから。
いっぺんに持ってきたりせずまず前菜のように供されます。
ベーコンや木の実など面白い取り合わせでそこはよかったのですが、
できたら出来合い的なゴマドレじゃなかったらよかったのかな、とか。
そして運ばれてきたメイン。
この日は「えび玉」でした。
つまり、かに玉のエビ版。
ご飯は小さなお茶碗一杯なので、
女性はこのくらいがいいとして、男子は八分め感覚かな。
半分のお代わりをしてちょうどいいくらいになると思います。
スープはうす味ながらもしっかりしていてよかったですね。
このスープなら麺系も期待できそう。
芙蓉蟹ならぬ芙蓉海老。まさに「えび玉」。
一件ガッツリには見えないのでお腹にはたまらないかななんて
最初思ってしまったのですが、実際はけっこうボリュームありました。
見るからにふんわり出来ています。
おおおお!これはなかなか。
正直いうとそんなに過剰な期待はしていなかったのですが、
まず海老のプリプリ感にびっくり。
これはちゃんと重曹などで下ごしらえをしてある証拠。
餡もしょっぱすぎずちょうどいい。
これならご飯がすすむ!
本日の点心は、カレーボール。
食感から言うと、ゴマ団子のカレー餡版、そんな感じです。
えび玉とカレーボールはコントラストが出来ていいですね。
あまり見たことがない点心だし、けっこう研究熱心なのかも。
ご飯のお代わりをさせてもらったのでじゅうぶんに満腹。
ここまでけっこう悠々と時間をかけて食べれました。
町中華のようにササっと出てきて、ザザッと食べてとかの、
そういう感じはなく、レストランとしての時間運び。
さらにゆったりさせてくれるデザート。今日は杏仁豆腐。
出来合いのテキトーなものではなく、
こういってはなんですがかなりちゃんとしています。
シロップ多めで、私の好み。
そして熱々のジャスミン茶。
よく食後のドリンクで追い出しかけるみたいなことがあるけど、
そんなことはなくこれで一息つき落ち着ける感じ。
お店の言のとおり、ゆっくりくつろげました。
そしてかなりしっかりしていたのがコロナ対策。
入れ替え時のテーブルの消毒もかなり念入りに行われていましたね。
それこそ回転重視だったもっといい加減でしょう。
やはり著名人のご実家として、そこをしっかりとやっていかないといけない、
そういうプレッシャーもすくなくともあるでしょう。
けれどそんなことよりまず一飲食店としてやるべきことという姿勢の表れ。
大切なことですね。
私のすぐわきにあったウォーターピッチャー、
それに数多くのフック。
このあたりの気遣いもさりげない。
フロアサービスの皆さんはかなり目配りを重視しているようで、
食べ物を出したらすぐ奥に引っ込んでしまうではなく、
常時店内を気にかけている様子が見受けられました。
ご主人や奥様がそのように指導しているんじゃなかろうかと思われます。
あ、まさか背中に相葉ちゃんがいたなんて全然知らなかった(笑)
人のうわさによると
以前はもっと店内に目立つようになっていたという話も聞きましたが、
今は最小限。
仮に相葉ちゃんの実家だと知らないで入ったとしても、
わざとそれを気付かせるような何かはほぼありません。ご立派です。
お土産コーナーにも関連グッズがあったりもしません。
それこそ以前はここにあったなんていうことも聞きはしましたが。
その変化は定かではないにしろ、
聖地巡礼として来たのにあまりにもそういうものがないから
ちょっと期待とは違った、そう思う人もいるもしれませんし、
逆にコアなファンであれば、そんなものにそもそも期待せず、
「相葉くん」の実家にただただお邪魔できたそれだけでいい、
こう思っているのかもしれませんね。
お店側も今やそれを大事にされて、
ファン、ファンじゃない無関係で、すべての方を同じようにもてなす、
あくまでもさりげなくそうしているように見えました。
さりげないといえば、この棚の中段に「メッセージノート」が。
言われなければ気が付かないかも。
ファンの方もさりげない。
このお店を通じて小さなやりとりがなされていることに
少しジーンときてしまいました。
駐車場はお店の前に3台分。
隣のアパートの前に6台分と、計9台あります。
なんとなく、相羽くんがその昔歩いたであろう
この周囲を散歩してみるかな。
私が隣町に引っ越してきたときは幕張本郷の橋むこうは
まだまだ開発中の住宅地でした。
ずいぶんと変わったものです。
JRの車両基地はすぐ。
ここに外房、内房線が固まっています。
桂花楼からすぐのこの中学校が母校らしく、
このあたりはそれこそ遊び場だったんじゃないのかな。
相葉くん、いや相葉ちゃん、もうどちらでもいいか(笑)、
彼がこの辺で遊んでいたんだろうなんて想像すると、
特別なファンじゃない私だって何かの感慨はあるのだから、
ファンのみなさんは、ここに来るだけで何かの強い思い、
どこかで相葉くんシンクロ=交差出来る悦びみたいな気持ちが芽生える
そういうことがあるのでしょうね。
そういえば劇団ひとりがやっぱり出身だとは聞いていました。
海側はキムタクの実家があったし、少し離れればマツコの住んでいた場所。
私の知人には二人の同級生がけっこういます。
そうそう、山里亮太の家も近いなぁ。
なんというか、素直にいいお店でした。
グルメスポットとか、名店!とかで持ち上げるような、そういうお店ではなく、
もっとずっと穏やかなお店です。
それこそキンモクセイの香りのような。
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