勝浦タンタンメンのお店もたくさんあって、
意外にも同じようで違うんですね。
勝浦市のかなり外れにある、この「お食事処 ふるさと」は食堂で、
ラーメン専門店ではないものの、
なかなか特徴のある勝浦タンタンメンに出会えました。
「お食事処 ふるさと」
土砂降り(笑)
勝浦でも海側のほうではなくかなり内陸。ほぼ大多喜に近い場所。
すごく以前に行ったキャンプ場「グリーンファームおおたき」
にほぼ近い場所でした。
如何にもな食堂で、まず安心。
ラーメンとして取り上げているけど、同時に食堂のまとめにも加えよう。
まずこぎれいなことに好感。
この日は女性がお一人しかおらず大変そうでしたが、
イヤな顔をせず笑顔で応対してくれました。
勝浦市では独自のコロナ対策の講習会を開いているのですね。
大事なことです。
メニューを見れば食堂の定番が充実。
どれも食べてみたいものばかり。
そしてめん類。
「自家製ラー油 勝浦タンタンメン」
さらに「激辛勝浦タンタンメン」もあるようです。
アジフライ定食。
私のではありませんが(笑)
デカいのが3尾も。これで750円は破壊的。
ごはんの大盛りもかなり破壊的(笑)
普通の辛さの「勝浦タンタンメン」
千切りじゃないネギが乗るのは勝浦タンタンメンとしては珍しい。
ていねいに作られてますね。
他の勝浦タンタンメンに比べたら全面にラー油が回っていませんね。
では、いただきます。
お、むせるような辛さはなく、これは優しい味だ。
ラー油の辛さが控えめなのもそうだけど、
まずスープ自体が優しい味だからかも。
これ、好きだなぁ。
でも、スープの良さ以上に食べ進めていくと、
何かもう一つの特徴があるように感じます。
麺もわるくない。
派手さがないから目立たないラーメンかもしれないけど、
これはいいラーメンであり、いい勝浦タンタンメンです。
辛さの調整に出してくれた自家製ラー油。
わかった、このタンタンメンの優しを引き出しているのは、
玉ねぎと常道のひき肉ではなく、粗く刻んだバラ肉なんだ。
ひき肉のようなコクはないけど、肉の甘みをストレートに感じられます。
ミートソースと、ラグーソースのような違いがここにあったんですね。
なんだかんだでラー油も加えてなおどんどんスープがいける。
ジワジワッと来るうまさがいい。
あ、フクスケのタビ!(笑)
ジャマしたなー!
・・ではなく、ごちそうさまでした!
なんだろう、強烈な印象にはならなかったけど
しみじみ出会えてよかった勝浦タンタンメン。
やっぱりいいもんです、ローカルな食堂は。